俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第98話 人助けして見た

「エルン、ガル、ヴィルナちゃん!遠距離からあの翼竜を倒してくれ!リアン、ベルメスは俺と一緒にあの人たちを助けるぞ!」

 ソウヤの指示通りにみんな動き始めた。エルンは魔銃でガルは魔法でヴィルナは弓で翼竜を次々と倒していく。リアンとベルメスはソウヤのついてきている。

「大丈夫か?!」

 ソウヤが近づくとそこには血を出して倒れている男が一人、けがしている女が二人男が一人いた。

「た、助けてください。な、仲間が一人死にそうなんです!」

「分かっている、とりあえず安全な場所まで移動させるぞ。」

 ソウヤは倒れている男を抱きかかえほかの人たちはリアンとベルメスがカバーしながら馬車の元まで移動した。

「聖なる光よ、彼らの痛みを消し去らいたまえ  ホーリーライト」

 ソウヤの詠唱とともにあたたかな光の玉は出現し四人のことを光で覆った。すると、光はけがを治していった。

「あぁ、あなた様は聖なる魔法をお仕えになれるお方でしたか。あぁ、イェータ様のお導きに感謝します。」

 なんだか聞き覚えのある神様の名前を言って両手を合わせ祈りのポーズをとっていた。ちょうどヴィルナたちが翼竜を倒し切っていた。

「あなた様のおかげで仲間の命が救われました。なんてお礼を言ったらいいのか。」

「人を助けるなんて、当然のことだろう。」

 ソウヤの言葉にみんなうなずいた。

「あぁなんて寛大な心を持っている人たちなんだろうか。」

「ま、まぁ、でこれからどこかに行くんですか?」

 ソウヤは、とりあえずどこか行く当てがあるかどうかを確認した。

「クレストリアンの王都に向かう予定です。そこに店があるので。」

「そうですか。我々も同じところに行くので一緒に行きませんか?」

 四人はとても明るい顔をしてソウヤの手をつかんだ。

「いいんですか。本当に魔獣が強くて私たちじゃ手に負えなくて。あなたたちのような強い人たちがいれば安心です!」

 とりあえず、馬車ではさすがにみんなは入れないから歩いてクレストリアンに向かうことにした。

「そういえば、自己紹介がまだでしたね。私たちは、見ての通りドワーフなの。私の名前はヴァレス=ザラン。」

「わ、私は、ミ、ミルシタ=アレシン。」

「俺は、ワーモン=ハレシュタル。力が自慢だぜ。」

「自分は、ジャジン=スァウガン」

 見た目は、順番にふつう、小柄、ごっつい長身、秀才って感じだ。ソウヤたちも自己紹介をして親睦を深めた。

「そういえば、お店って何をやっているんですか?」

「装備を売っています。いろいろとあるんですよ。」

 そういいながら、鉱石を見せてきた。一般的なものから希少なものまで。おそらくそこそこ儲かっているんだろう。

「あなたたちの武器、何やら業物っぽいですね。どなたか有名な方が作られたのでしょうか?」

 ミルシタがソウヤの武器をみながらしゃべりかけてきた。

「そういうのがわかるのか?」

「はい!自分は武器や防具の鑑定や品質調査などができる自分だけのスキルがあるんですよ。みんなそれぞれすごいスキルを持ってるんですよ。」

 ソウヤはものすごく興味がわいてしまった。

「それはすごいな!ほかの皆さんは何が?」

 ソウヤが皆に聞いてみると。

「私は、あの、鉱石の場所がわかるユニークスキルを」

「俺は、あらゆる鉱石を鍛えることができるユニークスキルを持っているぜ。」

「自分は、鉱石の鑑定と品質鑑定ができます。」

 ソウヤとエルンは目をかがやせながら聞いていた。

「ソウヤさんたちはなにかありますか?」

 ヴァレスがソウヤたちにも話を振ってきた。すると、ヴィルナが首を横に振った。

「残念ながら、ソウヤ以外神の加護をもらっていたりもともとは魔獣とか魔王だったりとまぁ何もないね。」

 ヴィルナがそういうとヴァレスたちは足を止めた。

「驚きしかないんですが。私たちよりもすごいんですが。しかも、魔王が仲間って大丈夫なんですか?」

 ヴァレスたちは心配そうに聞いてくる。

「俺がその魔王だ。まぁ、安心したまえソウヤにぞっこんだからな。」

「妾はもとはリヴァイアサンじゃ。妾もソウヤにぞっこんじゃから安心せい。」

「私は~もとは~ベルメテウスダークドラゴンで~す。私もソウヤにぞっこ~ん。」

「私は、演舞の神の加護をもらっています。私もソウヤにぞっこん!」

「まぁ、私は何もないんですけどね。でも、ソウヤにぞっこんです!」

 聞いていたソウヤは恥ずかしくなって顔を隠していた。ヴァレスたちは安心したのか笑顔を見してまた歩き始めた。

「うふふ、ソウヤさんは魅力的な人なんですね。で、ソウヤさんは何ができるんですか?」

 ヴァレスはソウヤのほうを期待のまなざしで見ている。ソウヤは少し後ろに下がった。

「えっと、俺はいつも使ってるユニークスキルっていうのは創造っていうのだな」

 ソウヤがそういうと四人は首を傾げた。

「聞いたことないな。見してもらえるか?」

 ワーモンが興味がわいたらしく頼んできた。

「分かった。なんか要望あるか?」

「え、じゃぁ、簡単にな剣、ロングソードを作ってみてくれ。」

 ソウヤは手を前に出した。

「物質創造:ロングソード」

 光の粒がソウヤの手元に集まりロングソードの形になっていった。

「おいおい、こいつはたまげたぜ。こんなスキルがあったとは。ヴァレス、見てくれないか?」

 ソウヤのロングソードをヴァレスがまじまじと見た。

「すごい、品質が最高だなんてもう一個作れますか?」

 ソウヤはもう一つロングソードを作り渡した。

「うわ、これも最高だなんてすごすぎる。ソウヤさんすごすぎませんか?」

「私とリアンとエルンの武器はソウヤが作ったんだよ!」

 ヴィルナが元気よく話すと、四人がソウヤに近づいてきた。

「ぜひ、私たちの店に来てください!」

 四人の目はキラキラしていた。

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