俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第89話 真実

 ソウヤたちは食堂へと向かい席についた。すると、食堂に立っていたメイドの数人が食堂から出てしばらく経つと、カルシテナ王が入ってきて、そのあとから王妃、王子、姫が入ってきた。やはり、かわいらしい耳としっぽがついている。

「そういえばソウヤ君には、まだ紹介していなかったな。左から私の妻のマリーナ、息子のカルマン、娘のシリーナだ。ほかにも息子が二人、娘が一人いるのだが今ここにはいない。」

 カルシテナ王がそういうと、三人は礼儀正しくお辞儀をしてきた。

「まぁ、いろいろ話をしたいところだがとりあえず食事にしよう。」

 カルシテナ王が手を叩くとシェフが食堂に入ってきた。ソウヤが途中で嗅いだ匂いの正体は、鳥を丸焼きにしたものだった。ほかにもサラダやスープなどどれもおいしそうなものばかりだ。ソウヤはいただきますと言おうとしたがみんなが何も言わずに食べ始めたので日本じゃないのかと自分に突っ込んだ。

「ソウヤ様はどこ出身なのでしょうか?」

 その質問を聞いてきたのは、王子のカルマンだ。カルマンだけじゃなくマリーナ様やシリーナ様も目をキラキラさせながらこちらを向いている。ヴィルナたちも言うのではないかと期待の目をこちらに向いている。

「い、いやぁ、どこで生まれたのかはよく覚えてないんですよ。自分のやるべきことはわかるんですけどね~、なんででしょうね~あはは」

 ソウヤは、それっぽそうにごまかすとヴィルナたちとカルマンたちは残念そうな顔をしていたが。シリーナだけが疑いの目を向けてくる。

(やっちゃいましたね、マスター。あのお姫様、感情や真偽のオーラが見えていますね。いわゆる、魔眼の持ち主ですね。)

(まじか、そういうのは先に言おうなアスト)

(ごめんなさい)

 アストに実態があれば舌を出してそうな感じで謝ってきた。アストも最初に比べて表情というか感情というかそういうのが、豊かになってきたな。
 ソウヤがそんなことをおもっているとカルマンが話しかけてくる。

「ではでは、皆さんの旅の話やダンジョンの話を聞かせてください!」

「まぁ、それならいいですよ。じゃぁ、俺とヴィルナが出会ったところから…」

 そこから、ソウヤたちはカルマンたちに今まであったことを話した。

「……まぁ、というわけでリアンと出会ったんですよ。って今日はここまでにしますか。続きは明日にしましょう。」

「そ、そうですね…明日もお願いしますね!」

 カルマンがそういうとカルシテナ王やマリーナさんもうなずいていたがシリーナさんだけソウヤのあの嘘を言った時からずっと見られている感じがする。


 お風呂がとてつもなくでっかくてリアンなんかは泳いでいた。え、なんでそんなことを知っているかって。そりゃぁ、一緒に入ったからに決まっているだろう。まぁ、特に目立つこともしていなくヴィルナたちは眠っていた。ソウヤは一人でバルコニーから星空を眺めていた。

「はぁ、やっぱりこの世界の星空は最高だな。」

 ソウヤは、自分で作ったレモンティーを飲んでいた。気温は大体10℃くらいだろうかそんな科で飲む温かいレモンティーこれがまたうまい、この世界には紅茶はあっても、全部ストレートティだけだ。だから、こうやって自分で作らないといけない。

「ソウヤさんですよね。」

 後ろから女性に話かけてきた。さすがにこの時間だからみんな寝たのかと思っていたからとても驚いていた。

「そうですが、たしかシリーナ様でしたよね。」

 シリーナ=アニマール、年はソウヤと同じくらいだろうあと身長は165くらいかなスリーサイズは上からってここからはやめとこう。

「そうですよ、あと二人のときは敬語は良いです。私は、あなたに聞きたいことがあるだけです。」

 そういえば、この人魔眼持っていたんだっけか。俺もそういうオーラとか見れたらいいのにな。

「そうかそうか、唯一私の嘘を見抜いた人。」

「やはり気づいていましたか」

 シリーナは口に手を当て笑った。

「では真実を聞かせてもらいましょうか。」

「はぁ、ここまでか。出てきていいよ、ヴィルナちゃん、リアン、エルン、ベルメス。」

 そうですよねーなんてことをいいながらヴィルナたちが出てきた。少し前からソウヤたちの話を盗み聞きしようと隠れていた。

「じゃぁ、寒いし、簡単に説明しようか。俺はもともとこの世界の人間ではない。」

 そこから、ソウヤは自分の元居た世界、どうやってここに来たのか、最終的な目標は何なのかを話した。

「ということで、俺の力はもらいものだから誇れるもんじゃない。」

 ソウヤが申し訳なさそうにしゃべるとヴィルナたちが顔を見合わせて微笑んでくれた。

「そんなの関係ないよ。もらいものだろうと、自分で手に入れた力だろうと、ソウヤは強いこれは事実なんだから。」

「そうじゃよ、貰い物じゃろうとな主人の力なんじゃからな。」

「そうですよ!」

「わたしも~そう思う~」

 ソウヤはその言葉を聞いてなんだか心のつっかえが取れた気がした。

「ではソウヤ様その異世界の話を聞かせてくださいね。」

 シリーナはソウヤにウィンクをして戻っていった。

「じゃぁ寝るか。」

 ソウヤたちも寝に戻った。

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コメント

  • ノベルバユーザー252836

    誤字かとおもうところがあった気がする

    0
  • ノベルバユーザー234707

    「そんな科」では無くそんな中ですね?

    0
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