俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第81話 ケンタウロスー

 目を開けると天井にぶら下がったシャンデリアのような照明が目に入る。窓の外に視線を逸らすと、まだ太陽が出ておらず薄く明るくなっている。横の向くと美少女と美女が寝息をたてながら寝ている。眠い目をこすりながらベッドから向けだした。

「さぁ今日も特訓するか~」

 もうカルルラに来てから数週間が経った。毎朝アストに手伝ってもらいながら力を100%引き出せれる様に特訓している。ベルメスを模したゴーレムをだんだん増やしていく感じだ。今は8体のゴーレムを相手にしているしかも自分を増やす系の魔法は禁止ときた。死にそうなことも多々あったが、一応頑張れている。意外とアストが鬼畜なんだが…。

(今日は、ゴーレム10体で行きましょう。あとゴーレムの力を強化しますね。)

「お、おう。ばっちこい!」

 今日もまた、鬼畜な特訓が始まった。


 今日もみんなで朝食をとっている。ソウヤはもう上半身をフランフランしながら器用に箸で口に運んでいる。

「今日は一段と疲れてるね~ソウヤ。アッ!今なら私でも倒せそうな気がする!」

 ぐっと握りこぶしを作り、ガタッと音を鳴らし立ち上がった。しかし、リアンがヴィルナの肩をつかみ座らした。

「やめとくんじゃ。」

 ヴィルナは、不思議そうな顔でリアンの顔を見る。そんな光景を見ていた、ベルメスが口を開いた。

「やめといたほうが、いいよ~。よくわからないんだけど~なんだか明らかに力が上がってるしね~」

「やっぱりそうなんですか、そういえば早朝に街の外側からピリピリするくらいの魔力を感じるんですよね。」

 そう、エルンが言うとソウヤのほうに四人分の視線が集まった。ソウヤは「はぁ?」とうつろな目で答えた。

「まぁ、明日確かめてみようか~」

「そうじゃな。」

 ベルメスの言葉で決着をつけた。


「よーし、今日は何をするか。個人行動にするか?」

 ソウヤが復活し、今日の行動をどうするかという相談をしていたら、

コンコンコン

 部屋の扉を叩かれる音がした。

「ハイハイ、どなたですか~」

 そういい、ヴィルナが扉を開けるとそこには、上半身が人族の女性みたいで下半身が馬のケンタウロスがそこに立っていた。

「どうも初めまして。私、アニマール騎馬隊隊長シェスティン=レーンです。ここの部屋に、クロイソウヤさんはおられるでしょうか?」

「はいはい、自分がそうですけど~」

 ソウヤは返事をしながら、扉の方へと向かっていった。すると、少しシェスティンの顔が少しパァとしたが一瞬で元に戻った。面白い。

「あの、申し訳ありませんがギルド手帳を見してもらっていいでしょうか。」

「あ、あぁいいぞ。ほれ、どうぞ。」

 シェスティンはギルド手帳の氏名の欄を見てペラペラと中身を見て、また顔がパァと明るくなって一瞬で戻った。この人おもれぇ。

「ご本人ということが確認できたので、皆様はソウヤさんのパーティですか。」

 みんながうんうんと顔を縦に振った。

「すみませんが、お願いしたことがあるのですがいいでしょうか?」

 立ち話もなんだから部屋の中に入れて、お茶を飲みながら話を聞きくことにした。シェスティンってどうするんだろうかとおもったら、普通に馬みたいに座るんだね。なんか専用のイスとかがあると思ったんだけどなぁ。

「あの、魔王軍幹部のフーンとナーンの率いる魔王軍の討伐を一緒にお願いしたいのです。」

 おうおう、まさか国の機関が魔王軍の討伐に力を入れ始めたか。なかなか魔王軍も活発になってきたんだな。ソウヤは、みんなの方を見てみると殺りたいという顔をしていたから受けても問題なさそうだ。

「わかりました。いいですよ。」

 ソウヤがそういうとシェスティンの顔はパァと明るくなった。今回は、一瞬で戻らずそのままソウヤの手をつかみブンブン振ってきた。

「ありがとうございます!ソウヤさんたちがいればもうこちらの勝ちですね!あの大陸の中で五本の指に入るダンジョンを攻略した人がいれば私たちの士気も高まります。」

「え?なんで知ってるんですか?」

 シェスティンはものすごく楽しそうに話し始める。

「そりゃ、もう最近のカルルラはその話でもちきりですよ。あのダンジョンのラスボスを倒したパーティーがこの街に来てるんですから。」

 なるほど、もうその話がこの街にまで来てしまったか。なんか嬉しいような嬉しくないような気持ちは何なんだろうか。

「ま、まぁそういえば、いつ攻撃を仕掛けるんですか?」

「あ、予定では三日後です。もしかしたら、魔王軍に動きが見られれば早まります。」

 なるほどね。そういえば魔王ってどんな奴なんだろうか。気になるな、少し会いに行ってみようかな。

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