俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第75話 やっと出番だよ~

19層と20層をつなぐ階段で話しながら登っていた。新しくソウヤに作ってもらったガバリンドレイクを眺めながらすごくニヤニヤしている。

「なんか、すごかったよねエルン。本当に後衛という前衛かと思うほどバンバン魔獣が倒していくから、私もソウヤも驚いてたよ。というか、リアンも遠距離攻撃できたんだね。」

「そうか。妾もできるんじゃぞ。元リヴァイアサンじゃぞ、魔法の一つや二つどころかそこら辺の人間より魔法を使うことができるんじゃぞ。」

「そうなんですか?私にも出たら魔法教えてくださいね。魔法は、あまり得意じゃなくて。」

「いいぞいいぞ」

 女性陣は、なんかキャッキャとダンジョンの中なのになんか明るい話をしている。ソウヤは、一方後ろでそんな光景を眺めていた。

「そろそろ、ボス部屋につくけど、俺はふつうに戦えばいいの?本気でやればいい?手抜く?」

「本気でやってるのみたい!」

「いや、待つのじゃヴィルナ!主人が本気でやったら、おそらく秒どころか瞬間じゃ。妾たちじゃ見ることすらできないと思う」

「そうだよ!ヴィルナちゃん!私しっかりとソウヤの戦いが見てみたいです!」

 なるほどね、じゃあ軽く手を抜くか。
 そんなこんなで、ボス部屋のドアの前についた。さすが20層にもなると強そうなオーラを放っているけど、最上階のボスのオーラほどでもないな。

「じゃあ、入りますか!」

 ソウヤは、ゆっくりとでっかい扉をあけた。今回のボス部屋は、和風を感じさせる感じだった。あかりは、魔石とかではなく赤い蝋燭が漂っていて、火がぼって広がっていった。カシャカシャと音を立てながら赤い鎧がくみたてられていき、顔は鬼の仮面をしていた。武器には、禍々しい色をした刀を持っている。

「ほうほう、俺の相手は鬼武者なのか…燃えるねぇ!」

(アスト、あの鬼武者と同じくらいにリミットかけてくれ)

(了解しました、マスター。頑張ってください)

 さてと、俺も相手に似合う武装をしないとな。
「武装:武者アーム」「物質創造:太刀」

 ソウヤの体に黒い鎧が装備され、手には素人の自分の目にもわかるくらいの業物だと分かる太刀だった。ちょっと、神の眼で見てみると、

{名前:乖離刀 神格級  本気を出せば世界を切り裂くことのできる。}

 ソウヤは、乖離刀を握りしめ勝手に体が構えてくれる。こういう新しく使う武器とかは、武神の加護のおかげでかなり使える。
 ソウヤと鬼武者が一定距離を保ちながら互いににらみ合っている。先に動き出したのは鬼武者だった。カシャカシャと音を立てながらソウヤに向かい走っていく。鬼武者は下から上に切り上げた。ソウヤは乖離刀でそれを受け止めた。金属音が部屋全体に響き渡り、空気を震わす。あまりにも大きく高い音過ぎてヴィルナたちは耳を手でふさいでいる。
 カチャカチャカチャと刀が音を立てている。いわゆる、均衡状態というものである。

「なかなか、いい勝負してる気がするな!始まったばかりだけどな!」

 ソウヤは、そう言い切り払い後ろにジャンプし距離を取った。

「次はこっちから行くぞ!」

 ソウヤは、軽くステップを踏み鬼武者に向かい切りかかる。ソウヤは、神速ともいえるスピードで連続攻撃を繰り出していく。鬼武者は、一瞬怯み遅れたが何とかさばききれてないがなんとかしのいでいる。しかし、ソウヤの攻撃に圧倒している。

「ハハハハハハハハハハ!!!!!」

 ソウヤは高笑いをしながら攻撃をしている。そんな光景を見ていたヴィルナたちは、

「なんか、本当に楽しそうだね。」

「そうだね、ほんと敵じゃなくてよかったよ。」

「あれは、もはや戦闘狂じゃな。」

 もうなんか、参考にするというよりなんかおかしな人を見ていた感じだった。
 そのころソウヤと鬼武者は、激しい攻防を繰り広げているように見えるが、ソウヤには傷ひとつついていない。それに比べ鬼武者は、鎧や面などは、ところどころおれていたり穴が開いていたりしている。

「もうあきた!もう終わらしてくれる!」

 びくっと鬼武者がソウヤの殺気に気づいたのか距離を取った。

「ほうほう、勘のいいやつだな。だけどもうお前の負けは決まったことだ!」

 ソウヤは、自分の魔力を高めていく。乖離刀が光り輝き大気を振るわしていく。ヴィルナたちですら明らかなオーバーキルだと分かるほどである。さらに、ソウヤが魔力を高めるとバチバチと魔力が干渉しあい火花が散り始めている。

「スキル創造:絶斬
          スキル発動」

 キュィィィィンン!!!!!!

 何かが発動した音が聞こえた瞬間世界から音が消えた。それと同時に鬼武者の上半身とダンジョン壁が消え去った。

「あちゃ~、やりすぎたね。ダンジョンも壊しちゃったな、直さないと・・・って大丈夫か。」

 ソウヤが開けた穴がまるで生き物のようにふさがり始めた。そんな光景を眺めていると階段が出現していた。

「ソウヤ相変わらず規格外な強さだね。」

「さすが、主人じゃな。妾が認めただけのことはあるな。」

 ヴィルナとリアンはソウヤに近づいてきたが、エルンは口をポカーンと開けたままでフリーズしていた。

「まぁまぁ、ちょっとやりすぎかなと思たけどいつも通りだね。ほら、次に行くか。リアンも行くぞ。」

「あ、いくいく。」

 ソウヤたちは次の層へと向かっていった。

(おい?アスト、リミットが外れた気がするんだが。)

(なんか、マスターの力が許容範囲を超えたらしいです。確実に最初の頃より強くなっていることは確かです。)

(そうなのか。実感わかんな~)

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