俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第65話 作戦会議!

カツン カツン カツン

誰もいない夜の街に足音が響く。ソウヤがバンデースに着いた時にはすでに夜中になっていた。

「さて、このままギルドに向かうかな。宿に戻るのはその後でいいだろう。」

ソウヤがギルドに入ると休憩スペースで寝ている冒険者がいた。受付はまだやっているようででっかいあくびをしているお姉さんがいた。

「お疲れ様です。この前、変な集団について何かわかったことありますか?」

お姉さんは、なにを言ってるのかわからないようで少し首を傾げながら悩んでいたが、少ししたら思い出したようで笑顔になった。

「あ〜、あの集団ですね。担当していたものが資料を作成しましたので、こちらをお読みください。あと、担当のものから一つ伝言があります。お気をつけくださいと。」

ソウヤは資料ペラペラとめくり少し目を通した。

「ありがとうございます。では、」

速読術でだいたい資料の内容は理解した。

「これは、まためんどくさいな。」

宿へと向かった。


チュンチュンチュチュン

鳥の声でヴィルナちゃんたちは、起き始めた。リアンとエルンは、眠い目を擦りながら起きたがヴィルナちゃんは、まだ寝ていた。

「おーい、ヴィルナ起きないのか?」

「まだ〜起きない〜。」

こうなったヴィルナちゃんは手強いが、あることを言えばすぐ起きることをリアンは知っていた。

「主人、今から3人でデートに行かないか?」

しかし、ヴィルナちゃんはソウヤが昨日帰って来てないと思っているので。

「リアンの嘘つき〜、ソウヤはまだ帰って来てないでしょ〜寝ぼけてるの〜」

目をつむったまま返答する。ニヤッとリアンとソウヤは笑った。

「じゃそうだ、主人。3人で街を出かけるか。」

「そうだな、ヴィルナちゃんは寝てるから3人ででるか!」

ソウヤがそうわざと大きく喋ると、ヴィルナちゃんは布団を蹴り上げ、流れるように支度をした。絶対あれは、舞踏神の加護を使ったに違いない。
みんなが起きたのを確認し、ソウヤは机の周りに集まるように言った。

「とりあえず、俺は無罪になった。お咎めなしだ。」

3人は「よかった〜。」と安堵の声を出した。

「で、その帰り道にマラルナの森で襲って来たやつと同じやつらに襲われた。」

「それは、狙いはソウヤさんということですか?」

ヴィルナちゃんとリアンもうんうんと頷く。

「そうだと俺も思ったが、帰りにギルドによってあの集団の資料をもらって来た。あいつらの部隊の名前は、ギルメリック部隊。暗殺やスパイなどをしているらしい。」

リアンとエルンは、首を傾げていたが。ヴィルナちゃんだけは俯いていた。

「このギルメリック部隊というのは、ヴィルナちゃんの故郷ドリニカの近くのカルテリアという街を治めているダマカル家の部隊だ。こいつらの今回のミッションは、ヴィルナちゃんをさらってくることだ。」

リアンとエルンは驚き、ヴィルナちゃんの方へと向いた。

「まさか、こんなところまで追ってくるとは思いませんでしたよ。」

「それは、どういうことなんですか?」

ヴィルナちゃんは深刻な顔をして自分の荷物から一枚の手紙を出した。ダマカル家からの求婚の手紙だった。

「こんな手紙を何通も送られて来て、最近ではいつのまにか私の荷物に手紙を入れているのです。何も返事しないから、強行手段に出たのでしょう。」

「なるほどな、可愛いヴィルナに求婚を申し出るとは見る目があると思うが、どうも度が過ぎているのではないのかのう。」

「それは、私も思います。これは何か策を練る必要があるのではないでしょうか。」

「まぁまぁ、」

ソウヤはみんなの話が少しヒートアップしそうなので、一回沈めた。

「策はもう練っている。」

ソウヤがそういうとリアンとエルンはガタンッと椅子を倒し立ち上がって。

「おぉ、なんなのじゃ、それは。」

「教えてください。」

「それはな…」

みんなが静まり返る。

「直接敵の本陣に乗り込んでボッコボッコにするんだ。」

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