俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第61話 仕返しじゃ

3人を探すためにソウヤは暗い森の中をアクロバティックに走っていた。

(マスター、2時の方向ににヴィルナさんとリアンさんがいます。)

「わかった。」

アストに言われた通りにその方向へと向かって行った。そこにはリアンとヴィルナちゃんが倒木に腰掛けて休憩していた。

「リアンとヴィルナちゃん、どれくらい集まった?」

「!!!」

「そこそこじゃな、まぁ、どうせ主人は集め終わったのじゃろ。」

「もちろん」

リアンとソウヤは、普通に会話しているがヴィルナちゃんは、驚きすぎて口を大きく開けフリーズしている。

「そういえば、エルンは見なかったか?」

「いや、見てないな。一緒に探すか?」

「…あ、私も!」

「いや、一人で大丈夫だ。二人は、晩飯の準備をしててくれないか?みんなで食べよう。」

ソウヤは、ヴィルナちゃんに調理器具を渡し、また暗い森の中へと消えて言った。


そろそろ9時くらいかな。この異世界に来てから規則正しい生活してる気がするな。さて、エルンはどのへんかな?

(もう少し先をに行くと池があります。そこで水を飲んで休憩しているようですね。)

(わかった。ありがとうなアスト)

アストの言う通りに行くと池が見えてきた。池には空に浮かんでいる少し欠けている月が映し出されている。

「おーい、エルン!」

「ひゃっ!!」

ジュパンッッ!

エルンは、突然自分の名前を呼ばれたことに対し驚いたらしくひどく可愛らしい声を上げた。——のだが、ソウヤに向かって矢を放って来たのだ。しかも、そこそこの殺気を込めた。その矢はソウヤの髪の毛を擦り後ろの木にバンッという音を立て刺さった。

「あ、ソウヤさんでしたか。すみません。いつもの癖で…、お怪我はありませんか?」

「い、いや、いきなり話しかけた俺が悪かったよ。」

ソウヤは少しビクビクしながら、エルンの問いに答えた。
まさかね、可愛いケモ耳お姉さんからねこんな強烈な一撃が来るとは思いませんよ。

「あ、そうだ、みんなで飯を食わないか?」

「いいですね!ご一緒します。」

エルンの了承も得たのでヴィルナちゃんとエルンのいるところまで戻った。


「あっ、ソウヤ!エルンさんも!ちょうどいい所に、鍋ができた所ですよ。具材はそこらへんにあった薬草とか動物がいたのでそれらを入れました。」

ヴィルナちゃんとリアンがちょうど晩飯を作り終えていた。
ソウヤたちも軽く手を洗って倒木に腰をかけてありがたくいただいた。

「あ、この肉うまいな!これはなんだ?」

ソウヤは食べやすいようにカットされている肉を食いながら言った。
《口に物が入っている時に喋るのは行儀が悪いのでやめましょう!》

「これは、ジャマンバですね。あ、あそこの木にいるやつですよ。」

エルンは前にある木を指差しながら言った。ソウヤはその方向を見ると。木には全長おそらく2メートルはありそうなヘビが絡み付いていた。

「へぇー、あいつがこんなにうまいのか。」

「はい、バンデースではよく料理の具材で使われているんですよ。」

ちょっと食べてみたいな…。

そこからはいろいろなことをしゃべっていた。今まで何をしていたのか、どこを旅して来たのかとか。

鍋も食べ終わり、四人で布団に入り寝る準備をしていた。

「いや〜、星が綺麗だな。月も綺麗だし。」

ソウヤは空を見上げてシンプルにそう思った。こんな森の中でこんな空を見上げながら寝るときが来ようとは、地球では無縁だったもんな。 
そんなことを思いつつ、重たくなって来たまぶたに身を任せ夢の世界へと向かった。

「—————よし寝たね。少し予定より早いけど仕返しを始めよう。」

ヴィルナちゃんは、ソウヤが寝たのを確認し、自分の入っていた布団から出た。

「エルンもどうじゃ。」

「え、何をするんですか?」

そう聞かれた、ヴィルナちゃんとリアンは小悪魔のような笑顔で、

「「夜這い」」

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