俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第59話 マラルナの森 採取大会

マラルナの森は、バンデースの南東に5キロ離れた場所にある。アニマールでも1、2位を争うほど広く、だいたい東京の半分くらいの広さである。そこにバンデースの人たちは薬草や素材などを採りに来る。

ソウヤたちは、エルンの案内でマラルナの森に向かっている途中だ。

「あそこの店の爺ちゃんとは顔見知りで、私が薬草なんかを採ってくるかわりに希少価値の高いものを譲ってもらっているんだ。」

「へぇ〜、俺たちもそんな関係を持てる店を持てれば安定した収入が得られるな。」

まぁ、そんなのなくてもまだ全然足りるほど持ってるけどな。

「あ、あれがマラルナの森です。なんでも最近何かに狙われているとか言ってほとんど人が来ないんですよね。ちなみに私たちが今回採る薬草はこれです。」

エルンは、ポーチから珊瑚の形の木の枝のようなものを取り出した。

「これは、サンパラという薬草です。この森のそこら中で採れます。」

エルンは、詠唱を始めた。するとエルンの足元に草でできた高さ1メートル直径約50センチくらいの籠が四つできた。

「この籠全てをいっぱいに採るのがノルマです。頑張りましょう。」

それを聞いたソウヤたちは目を点にした。

「すみません、それは1日で終わるのでしょうか?」

ヴィルナちゃんが聞くと、エルンは笑顔で答えた。

「はい!私一人の時は朝からやって一日中かかって籠一つでしたので多分今から頑張れば明日の昼には終わると思いますよ!がんばろう!」

ヴィルナちゃんは口を開けたままになり、リアンは目を白くしていた。ソウヤはというと、

「よし、みんなで誰が一番早く集められるか勝負しようぜ!ビリには罰ゲームありで、そうすればもっと早く終わると思うからさ!」

そう言いながら、準備体操をしており大変ノリノリであった。
それを聞いた、ヴィルナちゃんとリアンは深いため息をして、ソウヤの意見に賛成した。当然エルンも賛成した。

「では、始めましょう!」

そのエルンの声で四人はそれぞれマラルナの森へと入っていった。

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