俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第58話 バンデース!

今、ソウヤたちはエルンの案内でバンデースを回っているところだ。

狸耳、狐耳、猫耳、犬耳 etc...よくわからない耳の人もいる。

「いろんな耳の人がいるな。元の世界では絶対見れなかったよな。」

「え、元の世界って?」

「あ、いやいや、元いた国と間違えちゃっただけだよ。」

あはははとごまかした。二人には今度本当のことを話さなければならないなと考えた。

「そういえば、エルン。獣人の人で体が人に近い人もいれば獣に近い人もいるけどなんか理由があるの?」

街で歩いている人を見ると顔が獣みたいな人もいれば耳や尻尾がなければ人と間違えそうな人もいる。

「はい、それは人族とのハーフか純獣人化の差です。人族はどんな種族との血とも合うらしんですよね。あ、私は人と獣人のハーフです。」

「なるほどねぇ〜。」

楽しそうに会話をするソウヤとエルン。その二人を後ろから見ている二人。

「なんか、二人だけで盛り上がってるね。」

「まぁ、いいんじゃないのか?」

「でもさぁ〜ねぇ、言いたいことわかるでしょ。」

あぁ、独占欲かとリアンは、心の中で思っていたら。

エルンは、切り株を連想させる形の店の前に立ち止まった。

「ここ私のオススメの場所ですよ。さまざまな珍しい材料が揃っているんですよ。」

店の前に立つと中から様々な匂いが漏れ出ていており、クラっとしそうになる。

「では、入りましょう」

カランカランカラン

店は学校の教室くらいの広さで、店の中には、品物を物色している魔術師のカッコをしている人やエプロンのようなものを付けてるおそらく主婦だと思われる人たちがいた。 
品物はというと、木の根っこ、骨や血。水の中に入ってるものや霧に覆われて品物が見れないものなど様々なものが置いてある。
ソウヤたちが品物を見ていると、店の奥の方から小太りで垂れた耳の獣人が出てきた。

「おぅ、エルンか久しいな!」

「あぁ、ジャワン爺!何言ってんの!昨日会ってんじゃん!」

その会話を聴いてたソウヤたちはズコーっとコケた。

「いやぁそうじゃったの!いやいや、そうだ頼みたいことがあるんだったわい。あのマラルナの森でいつもの取ってきてくれんかの?」

「いいよ!じゃ、ジャワン爺もいつもの頼むよ!」

エルンはそのまま店を出ようとしたが出入口でピタッと止まった。

「おっとっと、いけないいけない。ソウヤさんたちの案内してんだった。」

「いいよいいよ、俺たちもその頼みごと手伝うよ!その後でも街に案内してもらうってことで。」

ソウヤは、そういうとヴィルナちゃんとリアンの方を向きアイコンタクトをした、すると二人ともオッケーらしく首を縦に振った。

「じゃ、行きますか、そのマラルナの森に!」

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