俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第39話 ソウヤさんに死角なし!

ソウヤたちは、昨日の席に向かうとそこには8席しかなかった。

「あぁ、負けたらここには座れないと。なるほど。」

「負けたくないですね。」

「そうじゃな。」

まぁ、よっぽどのことがない限りお前らが負けることはないだろうというツッコミは置いといて、あと1時間ほどで試合が始まる。

「じゃ、俺下のフィールドのほうで準備してくるから。応援しててくれよな。」

「頑張ってね!」「当然応援するのじゃ。」

ソウヤは、フィールドの脇の方でラジオ体操をしていた。通常の倍のスピードで。

「よし!」


「皆さま、昨日の試合はどれもすごいものでしたね!これより、準々決勝を始めます!最初の試合は、圧倒的な強さを見せた!ソウヤ選手!今回はどのような戦い方を見してくれるのでしょうか!それに対する相手は、強力な土魔法で相手をねじ伏せた、ハナタ選手!今日も強力な魔法の数々が観れるのでしょうか!」

ソウヤとハナタがフィールドに上がると、物凄い歓声が上がる。ハナタは、1.5メートルはある自分の身長と同じくらいの杖を持った。それを観たソウヤは何も持たず、構えた。

「あっと、ソウヤ選手なにももたないのか!では、第9回戦、始め!」

ハナタは、高速で詠唱を始め、防御魔法を自分を囲むように発動した。

「どう?私は、高速詠唱のスキルがあるの。これがあることによって、相手はどんな魔法が発動するかわからないのよ。あと、高速で詠唱することによって、詠唱している時の隙が少なくなるのよ。」

「なんか、長々説明ありがとうございます。」

少々喋りすぎのように感じられるが確かに実力はあるようだ。これは、面白くなりそうだな。

「これはどう?
我を守りし騎士たちよ、大地より生まれた前、そして我を勝利へと導きたまえ、
アリティメッド・ナイトゴーレム!」

ハナタの周りに、五体の騎士を連想させるゴーレムが地面から生えて来た。五体のゴーレムは、それぞれ長剣、弓、槍、斧、棍棒を持っている。

「はぁはぁ、やはりこれだけ出すとなると魔力を半分近く持ってかれるわね。まぁ、回復までゴーレムたちが時間稼ぎしてくれるでしょう。」

どうやら、ハナタにとってこれだけ出すのは辛いらしい。
ソウヤは、ゴーレムに神の眼を使用した。ステータス的に五体でケルベロスを余裕で倒せるくらい。

「なるほど、一つ言っとくけど詠唱バリバリ聞き取れて解析できるからね。」

「なっ、で、でもそいつらに倒せなきゃ意味がないから関係ないわ!やれ、ゴーレムたち!」

五体のゴーレムがソウヤに向かってくる。ソウヤは、未だに武器を手に取ろうとしない。

「目には目を、歯には歯を、ゴーレムにはゴーレムを!」

「え?」

「我が求むは、破壊。我を邪魔する敵を全て殲滅せよ!
バーサーカー・ナイト・ゴーレム!」

ソウヤの前で黒い塊が集まり始める、するとハナタのゴーレムと形は一緒だが色が黒色で手にいかにも悪役が持っていそうな大剣を持っている。

「!? あなたは、武器だけでなく魔法も使えるの?!それは、インチキだよ!」

ソウヤのゴーレムは、近くにいる順でハナタの作った五体のゴーレムを倒していく。
長剣を持っているゴーレムは、長剣を大剣で折り、そのまま勢いを抑えず上半身を吹っ飛ばす。
次に槍を持っているゴーレムを槍を片手でへし折る。ハナタのゴーレムの頭を大剣で切り飛ばす。
残った胴体を掴み、弓の持っているゴーレムに向かって投げ飛ばす。弓を持っているゴーレムは、その飛んできた胴体をよかし弓でソウヤのゴーレムに攻撃を仕掛けるが大剣で全て弾かれる。
弓を持ったゴーレムは、その場から離れようとするが、ソウヤのゴーレムに追いつかれ頭から尻部に向けて両断された。

「ダメよ!戻ってきなさい!」

ハナタは、残ったゴーレムを自分の元へと戻した。

「ハナタさんさっきまでの勢いは、どうしたの?」

「まぁ、待ってなさい。あなたの余裕を無くしてやるわよ!」

ハナタは、残っていたゴーレムに手を当てた。

「我が呼びしゴーレムたちよ。一つになりし、新たなる力を呼び醒ませ!
ユナイン・ナイト・ゴーレム!」

ハナタの二体のゴーレムが一度土に戻り、そして合わさって一体のゴーレムになってまた、生えてきた。手にはソウヤのゴーレムと同じく大剣が持たれている。

「おぉ、そんな魔法があったのか。少し勉強になったよ。」

「ふんっ!今すぐその余裕を消してあげるわ!さぁ、行きなさい!」

ハナタのゴーレムは、再びソウヤのゴーレムに向かい走り始めた。
そこからは、互角の戦いだった。お互いの攻撃を防ぎ防がれ、当てて当てられ。その攻防がしばらく続きソウヤのゴーレムは、やられてしまった。ソウヤは、膝をついた。

「ハハハハ、どうよ!あなたは、ゴーレムを作って魔力がなく、疲れ切ってるはず!私の勝ちよ!行きなさい、そしてとどめを刺しなさい!」

ハナタのゴーレムが、ソウヤに向かい走り出す。ついにハナタのゴーレムがソウヤに向かい大剣を振り下ろす。ハナタは、とても笑顔でどんな言葉で罵ってやろうかと考えていた。

「…ブレイク」

ハナタのゴーレムは、大剣の先からゴーレムの足まで粉々になっていく。そして塵になり風に飛ばされた。ソウヤは立ち上がり、ハナタの元へと歩いていく。

「まぁまぁ、だったよ。この世界の魔法を使う冒険者がどうやって戦うのか勉強さしてもらったしね。」

「なんで、あなたは無事なのよ。」

ハナタは、膝から崩れ落ちた。

「まぁ、色々とあってね。あと、俺の魔力は、ハナタさんの保有している、魔力の倍以上はありますからね。じゃぁ、降参してくれます?」

ソウヤは、ハナタの防御魔法をただ歩いているだけで壊した。

「あぁ、負けだわ。この大会が終わってからでいいから、その強さの秘密を教えてほしいわ。」

「まぁ、覚えていたらいいでしょう。」

ソウヤは、ハナタの手を引き立たしてあげた。

「ハナタ選手が降参したため、ソウヤ選手の勝利!素晴らしい戦いを見ることができましたね!」

さまざまな歓声が聞こえる中。

「ほかの女の人にあんなに接して絶対あとで文句言ってやろう。」

ヴィルナちゃんは、文句を垂れていた。

「その意見は妾も賛成だが、次ヴィルナの試合じゃぞ。」

「あ、そうか。じゃ、行ってくるね。」

ヴィルナちゃんは、フィールドの方へと向かった。

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コメント

  • ノベルバユーザー234707

    あんなに接して、じゃなくてあんなに優しく接して

    0
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