俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第38話 女性が怖いな

あともう少しで第5回戦が始まる時、

「さて、少し失礼かもしれないけどここで宿に戻るか。やりたいこともあるから最後まで見てたら時間が足りなくなるから。」

ソウヤたちは、席を立ち闘技場から出て宿へと戻った。道中の出店で色々と買ったが、まぁ、そこは置いといて。

「で、ソウヤやりたいことってなんなの?」

「え、決まってるでしょ、キュレンを復活させるんだよ。」

ソウヤは、出店で買ったものを食いながら答えた。ヴィルナちゃんは、不思議そうな目をしている。

「とりあえず、これを食い終わったら街の外に出て、調整しながらやってみるよ。それより、リアンの戦い方は———」

そのあとは、試合の感想や改善すべき場所、良かったことを話し合った。しばらくたち、昼飯も食べ終えたところでソウヤが立ち上がった。

「ではでは、キュレンを復活させますか。」

ソウヤたちは、街の外に出てどんなことがあっても街に被害が出ないように遠くまで行った。

「この辺でいいかな。」

「こんなに遠くまでくる必要あった?街が小さいんだけど。」

「不測の事態に対応するためだって。さてと、キュレンを出してっと。」

ソウヤは、アイテムボックスから折れたキュレンを出し、神の眼を使用しキュレンを構成するものについて解析した。その構成するもののほとんどが地球では、手に入らないものばっかりであった。

「ほうほう、なるほど。だいたい理解した。さて、ヴィルナちゃんはどんな武器が好き?レイピア以外でもいいよ。あ、一応形はみしたほうがいいか。」

ソウヤは、短剣、長剣、細剣、槍、斧、盾、などなどさまざまな武器のレプリカを作り並べた。
最初、ヴィルナちゃんは細剣を選び数回素振りしたが、お気に召さなかったのかそのまま置いた。他にも長剣、槍と素振りをしたが納得いくものはないらしい。

「ソウヤ、私もリアンみたいにソウヤのオリジナルが欲しい。できれば、リアンのリヴァインブレイクみたいに変形ができるやつがいいなぁ、なんて。

「いいぞ、どんなのがいいか説明してくれたら、出来ると思うぞ。」

「やった。」

そこからヴィルナちゃんの意見を聞き、試作して調整しまた試作し調整するの作業を行った。

「よし、これでいいかな?ヴィルナちゃん。」

「うん、これで大丈夫!」

ソウヤは、折れたキュレンに手を触れ創造の力を使い、キュレンを直し始めた。
キュレンは、一度液体のように溶け球体になった。そこからその球体に光の球が集まり始める。次第に形を変え始め、完成した。

「できた、リヴァインブレイクより辛かった気がする。とりあえず、新生キュレンができたよ。」

その形は、細剣が二つに柄が繋がっているように見える槍だった。

「ヴィルナちゃんの要望通り形態は、槍、細剣、弓に変わるようになってるよ。あと、防御力は前のキュレンの倍以上、切れ味もいいよ。切れ味は、魔力を入れるほど増していく仕様だね。まぁ、あとは試してみたらわかるよ。」

ソウヤは、キュレンをヴィルナちゃんに渡した。余程嬉しいのか、素振りをし始めた。無意識に魔力を込めてたらしく、空に飛んでいた魔獣を貫いてしまった。

「あ、まぁ、すんごくいい感じ。ありがとうソウヤ!」

「どういたしまして。じゃ、新しいキュレンに慣れるためにしばらく練習してから宿に戻るか。」


そこから、日が暮れるまで練習をしていたヴィルナちゃんだったのだ。


翌日、昼から試合なので早めに来て、ソウヤたちは昨日の結果と次の組み合わせを見に来ていた。ちなみに、トーナメント形式でなく、次の試合から組み合わせを係りの人がランダムで選んでいる。

「さてさて次は誰とかな。」

「できればソウヤとは当たりたくない。」

「右に同じくじゃな。」

組み合わせを見る限り、街の冒険者は全員負けてしまったようだ。
しかし、うまく分けられたな。本当にランダムか?

第9回戦 ソウヤvsハナタ

第10回戦 ヴィルナvsヤリカ

第11回戦 リアンvsマリカ

第12回戦目 セアンvsパラン

となっている。

「なんだ、まだセアンとは当たらないのか。つまらないな。」

心の中で思ったことをついつい呟いてしまった。他の周りで組み合わせを見ていた人にセアンファンがいたらしく、こちらをすごく睨み、そのうちの女性たちが、集団でやってくる。

「何よあんた。セアン様と戦いって言ったの?バカじゃないのあなた。あなたみたいな無名のどこの誰だか知らない奴がセアン様と戦っても無駄よ。当たったら戦わず辞退しなさいよ。セアン様に失礼だから。」

おうおう、言ってくれるね。ソウヤは、こういうのが大嫌いだから今すぐ、この女性たちを吹き飛ばしたい気持ちになったがここは抑えて。

「あなた方にそんなことを言われる筋合いは、ないんですが。ソウヤの何も知らないくせに、そんなことを言わないでください。」

「そうじゃぞ、そなたらあまりに失礼でないか?」

ソウヤが反論しようとすると、ヴィルナちゃんとリアンが前に出て、ソウヤより先に反論をした。そこから、彼女達の言い争いは、ヒートアップしていき、あともう少しで手が出そうな時に。

「なになに、ソウヤくんたちじゃないか。昨日はなんですぐ帰っちゃうの。俺の挑発の感想聞きたかったのに。」

セアンがやってきて、セアンファンたちは後ろに下がった。

「やぁ、セアンいいところに来たな。組み合わせは、見たか?お前とは、まだ戦えそうにないな。」

「そうなのか…、ほんとだ。残念だね。でも必ず当たることになるよ。それまで、しっかり残ってくれよな。」

「お前こそな。」

セアンは、闘技場の中へと入って行った。先ほどのセアンファンの人たちも釣られて入って行った。

「なんなんだろねあの女どもは、イライラしてあともう少しでキュレンを鞘から抜くところだったよ。」

ヴィルナちゃんは、二本の細剣の形にさせたキュレンを叩きイライラを口に出していた。それにリアンも、

「もっともじゃ、どさくさに紛れて吹き飛ばしてやろうか。」

「二人とも物騒なこと言わないでな。ほら、そろそろ中に入ろう。俺も最初の試合だし。」

そう言い、二人を中に入るよう促し昨日の席へと向かった。

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