俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第21話 両手に花

ゾルダル戦から数日が経った。
今はみんなでワイワイとオルタルを見て回っているところだ。流石に観光の時も戦闘服ではまずいと思い創造で服とズボンを作った。上下が黒がメインの服で、なかなかいいセンスしていると思う。ヴィルナちゃんとリアンは、途中で服を買っていた。 
ヴィルナちゃんは、青がメインのテーシャツらしきものと白色のひらひらしているスカートを身につけていた。マジ天使この娘。
リアンは、白と黒がうまく混じり合った服を着ている。なんか、大人の女性っていう感じが出ている。
二人ともなんか、輝いて見えるよ。うん、周りからの視線が痛い。それもそうだ、今両腕をそれぞれホールドされているんだから。

(よかったですね。マスター、ハーレムの夢が叶ったじゃないですか。)

(まさかこんなあっさり叶うとは…。というか、なんでそれを知っているんだ?)

(その問いには、お答えできないです。)

アストの存在は未だにわかっていない事がある。なんでも知っているというチート性能。あまり頼らないようにしているが、どう原理なんだろうか。

「ソウヤソウヤ、見て!気持ち悪い魚がいっぱい!」

「おいおい、そんな事大きな声で言わないで。」

「でも、気持ち悪いよ。」

店主の額に青い筋浮き出てるから、そこまでにしてほしいな。でもキモいな、なんかカツオの形をして触覚が3、4本付いてる。なんかあんまり美味しくなさそうだな。えっと、名前がガララスコか。まぁ、機会があったら食べてみようかな。

「主人よ、人族の歴史について知りたいのじゃが、あの書物を買ってはもらえないか?」

「いいぞ。買ったら俺のアイテムボックスにでも入れとけばいい。」

「ありがとうな、主人。」

そういえば、リアンって俺のこと主人って最初から呼んでたっけ?よく覚えてないけど違った気がする。まぁいいか。

「主人これだけ頼む」

「私も〜」

少し考え込んでいたら、リアンとヴィルナちゃんが約20冊ずつ持って着やがった。マジかよこいつら。そこまで買いたい本があったんかい?

「まぁ、任しとけ。」

そこからしばらく、服やら日用品やらを買っていた。いや〜本屋の時に覚悟はしていたけど、桁違いな買い物するな。無限に空間があるアイテムボックスが埋まるかと思ったよ。

「そろそろいい時間だし、飯でも食うか」

「さんせーい」

「妾もじゃ」

俺たちは、近くの魚料理が食える店に来た。中は、魚の匂いが漂っており、みんなワイワイと楽しそうに食っていた。

「あの空いてる席に座ろうか。」

席に着くと、店員がメニューを出してくれた。

「当店のおススメ料理は、焼きガララスコのチャーズです。」

あぁ、あの気持ち悪いやつか。というかチャーズってなんだよ。チャーズって。そこがわかんないからこわいけど俺はこれにする。

「ヴィルナちゃんとリアンは決まったかい?」

「私はこの激辛魚介カルーで、」

「妾は、主人と一緒でたのむ。」

それぞれの料理を頼みどんなものが来るのかというのを話し盛り上がっていた。
最初に来たのはヴィルナちゃんの頼んだカルーだ。見た目は、地球のカレーと酷似していた。しかーし、色が赤く匂いがドリニカで食べたアレとはまた違うツンと来る匂いだ。後、やたら量が多い。

「お先にいただきまーす。」

ヴィルナちゃんは、辛いという表情を見せず美味しそうに食べ始めた。リアンが一口くれと言ったらしく一口あげると、リアンは悶絶した。
ヴィルナちゃんは、それを不思議そうに見ながら食べ続ける。
次に俺とリアンの頼んだガララスコのチャーズが来た。あ、あー。あれですわ。例えるというか、もろそれ。お茶漬け。ご飯の上にガララスコの刺身が乗ってるわ。うまそうだわ。そして、量が多いんじゃ。そろそろ、リアン起こさないとな。リアンはあの一口を食べたあとずっと気絶したままだった。

「ほら、リアン起きろ。チャーズが来たぞ。」

「チャーズ?あぁ、頼んだやつか。眠る前に何か恐ろしいものを食べた気がする。」

強ち間違いでもないな。

「まぁ、俺たちも食べようぜ。」

「そうだな。」

ガララスコのチャーズを食べてみると、それはもう、美味。今までにこれほどうまい茶漬けを食ったことがあるだろうか。否、絶対にない。ガララスコもとてもうまい。この味に一番近いとしたら、多分カツオだ。
うまいうまいと思いながら食べていると、ヴィルナちゃんが一口ちょうだいと言って来たので、一口あげたら、それはもう幸せそうな顔をしていた。かわいいな。リアンはというと、お気に召したのか、俺が一杯食ってる間にもう一杯頼んで、食べ終わっていやがった。食うのはええな。
会計を済ませて、次どこに行くかーていうのを話して歩いて行った。

しばらくいろんなところを見て回ったら、空はオレンジ色になっていた。

「じゃぁ、最後に海を見て宿に戻るか」

俺たちは、砂浜に行き海に沈む太陽を見た。それは、とても美しかった。地球でも見れるだろうが生憎俺は見たことがなかった。いいものだな、こういうのをたくさん見たいから旅してるんだよなと改めて思った。

「綺麗ですね。」

「長く生きておったが、このような景色意識して見ていなかったが綺麗なもんだな。」

「そうだな。もう少ししたら宿に戻るか。」

そうして宿に戻り、この日一日は、静かに終わるはずだったのだ。

「俺チート能力で異世界楽しむわ」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く