クラス転移したからクラスの奴に復讐します

Wrath

お仕置き

俺は不敵な笑みを浮かべてピッグを起こしに行く。

「おい豚。いつまで寝てる気だ。さっさと起きろ」

俺はそう言ってピッグを軽く蹴飛ばした。……つもりだったが少し力み過ぎたのかアースウオールに軽く激突した。

「ブヒィ!な、何事だ」
「やっと起きたか」
「お、お前は今日謁見の場にいたアラストールとか言うやつだな」
「あ、覚えてたんだ。まぁお前は今から(いろいろ)死ぬんだけどな」
「ハッ、何をバカなことを。お前のような平民が私を殺したら即死刑だぞ!」

まぁたしかにそうなるな。てか、ちょっと勘違いしてませんかねぇ。

「闇魔法・虚像・認識操作」

ここに来る時にもお世話になった魔法だ。この魔法で俺がミリーナに見た目が変わった。認識操作は相手の認識を変えてさっきまでの俺がミリーナ本人になるように認識を変えた。

「お、王女様……」
「じゃあ、楽しみましょうか。ピッグ侯爵」

そこからは一方的に楽しんだ。
それの一部始終を聞いてみてくれ。

「これがいいのでしょうこれが」
俺は鞭を四つんバイの体制でいるピッグ侯爵に振るう
「『パチン』ブヒィ!は、はい!それがいいで『パチン』ブヒィ!」
「そうもっとお鳴きなさい」
「は、はい『パチン』ブヒィ!」

「これに座りなさい」
俺が指し示すところにあるのはこの空間には似合わない三角馬だった。
「いや、ちょっとこれは……「早く」ブ、ブヒィ」

「はぁ~じゃあ次はこれをしましょうか」
俺は手に持っているペンチを持ちながらそう言った。
「そ、それで何をするつもりで……」
「ふふふ…安心してすぐに治せるから」
「ブ、ブヒィィィィィ」

「次はこの子達にお願いするわね」
目の前には鼻息が荒く今にでも襲いかかろうとしているブス専のメスのオークたちがいる。
「ミリーナ王女、それは……」
「やっちゃって!」
『ブォーン ️』
「ブヒィィィィィ!!」

2日後、それらなどの拷問が終わった頃。

「今までのこと全部録音してたんだよね。これ、バラされたくなかったら私のことは諦めてね。じゃなかったら……ふふふ」
「ブヒィ!もう何もいたしませんからどうかそれだけはお許しください!」
「そう、じゃあこの書類にサインくれるかしら」
「はい!」

俺が出した紙の内容には、ミリーナ王女との関係を一切断つ。魔眼のことは一切公言しない。迷惑料として国に家の資産の半分を納める。などのことが書かれていたがそんなの御構い無しにサインをして指紋も採取した。

「じゃあこっちにきて跪いてくれるかしら」
「はい!」

ピッグが跪いたのを確認して俺はピッグにある魔法をかけた。

記憶操作マインドコントロール

闇魔法・記憶操作マインドコントロール
これは相手の記憶の一部を忘れさせたり改変させたりできるものだ。これを使ってピッグ侯爵の記憶にあるミリーナの魔眼のことを忘れさせた。ミリーナの持つ魔眼は知られたら結構ヤバイからな。
こいつがバラさないって言う保証もないから念のためだ。

「あ、あれ?。なんか忘れてる気が」
「じゃあ、おやすみなさい」
「ブヒィ!」

俺はピッグを気絶させて転移魔法でピッグの屋敷に戻った。戻った時には誰もおらず俺はコピーのピッグを消して王宮に向かった。

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コメント

  • パニックフィッシュ

    ぶひぃ!

    6
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