オオカミ少女

ノベルバユーザー212218

オカズ


ガチャー

部屋に入ると、先ほどの光景のままだった。
皆が私を家畜を見るかのような目で見てくる。
正直、足がすくんだ。
犯された時のことが頭をよぎった。

どうしよう

どうしよう

どうしよう



すると兄が、


『さぁ、みんなで美味しくカレーを食べようじゃないか。
オカズと一緒ね』


そう言って兄は私をニヤァっと
見た。


やばい!


そう思った時には、
手に持っていた私のカレーは机の上に置かれ、
手足を縛り付けられていた。
また、犯される時間が来てしまった。




オカズとは、私のことだったらしい。







事が終わった頃には、
私のカレーは白く生臭いカレーになっていた。


そして、それを食えと兄は命令した。


正直、吐き気がした。



けど、兄は無理やり食べさせる。



私に拒否権はないかのように。





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