腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが
42話 これからの世界
いや〜、コメント返信するって言ってから1ヶ月くらい経ちましたが思いのほかコメントする人が多くてですね、はい。ちょっと一つ一つ返信していたらキリがなくなってしまうのでこの場を借りて一斉に返信させてください。あ、ちゃんと全部読んでいます。本当にいつも暖かいコメントありがとうございます。小説投稿のモチベにも繋がるので本当にありがたいです。他にも誤字報告や意見等とても助かります。
特にかつあんさん。まじで毎話毎話飽きずにコメントありがとうございます。特別編や、僕の別作品の方もコメントしてくださってとても感謝しています。随分と長い付き合いになりますねw
他の方々も本当に過去の話にもコメントして下さりいつもコメントが増えてる時はとても嬉しく投稿してから直ぐにコメント来てるかな〜なんてチェックしているくらいです。それくらい皆様のコメントは僕の励みになっております。
さて、話は変わりますがこの作品も残すところ残り20話程で完結致します。物語もいよいよクライマックス。出来れば飽きずに最後までお付き合いいただければ嬉しいです。
前置きが長くなりすいません。それでは本編どうぞ。
世界樹。
その中の迷宮の開けた所で優、陸、サラの3人は休憩していた。
「だいぶ進んだな…。頂上まであとどれ位だ?」
「ちょっと待ってちょうだい…。」
サラは目を瞑り、探索魔法を使う。
「3分の1進んだって所かしら。あと少しよ。」
「そうか…。ほれ。」
優は小宮に携帯食糧を渡す。
「食っとけ。」
「ああ。ありがとう。」
「さて食べながらでいいから今後のことを話すわよ。」
2人は話に耳を傾ける。
「バトラーには世界樹の外から偵察してもらってる。その偵察の結果やっぱりハーディスとエトくんは世界樹の頂上にいる。それを守るように1人の神と天使の軍隊がいるそうよ。」
「まだ神がいるのか…。」
「ユウ。エトくんは…あなたに任せる。」
「…」
「私じゃ本気のエトくんには勝てない。魔法を封じられたら私に勝ち目はないもの。可能性があるとしたらユウか小宮くん。あなた達。それでも私はエトくんの相手はユウ、あなたが相応しいと思うわ。」
「そうだな…。僕よりも藤山…君だろう。」
「分かってる。ミーシェのこともある。あいつとは俺がやる。」
「そう。それから小宮くん。」
「ああ、分かってる。僕はもう1人の神とやる。」
「ええ。話が早くて助かるわ。その神がどんな力を持っているか分からない今魔法しか使えない私じゃリスクが高い。それに多対一の方が私得意だしね。楽しいし。」
「最後の方私欲じゃねえか。」
「ふふふ。…ようやくここまで来た。絶対にミーシェを助けるわよ。」
「ああ。ついでにこの世界もな。」
「この世界はついでなのか…。…君たちらしいな。」
世界樹頂上。
「エーテリア…。」
「来たね。優くん。」
「…」
「怖いかい?」
「ううん。あなたと一緒だもの。」
「もう時期全てが終わる。終わらせるためには優くんと話さなければならない。優くんとの関係を終わらせて…この世界を終わらせる。そして再び争いのない、ハーディス。君が普通に暮らせる世界を再構築する。」
「エーテリア…。」
「愚かだと思うかい?馬鹿だと。僕は楽しみが欲しい。ハーディス、天国ってなんだと思う?」
「天国…?」
「人類は死ぬことを恐れた。もちろんそれは神も例外じゃない。僕はね、死ぬんだよ。ハーディス。死を恐れるが故に人類は仙丹を求む。それで不死になったところで…そんな世界…楽しいかい?」
「私は…死ぬのが怖いよ…。エーテリア。」
「怖いか…。僕はね…君がいないのならこんな世界に生きている価値はない。だからね。…僕は死ぬんだよハーディス。」
「どうして?」
「ハーディスのいない世界なんて…不死であろうと…つまらないと思わないかい?」
「私は…」
「別に賛同は求めちゃいないさ。ハーディス、君はこの世界では生きれない。君がいない世界なんて…僕が終わらせる。それが僕の役目であり…復讐さ。」
「…」
「不死になって何の楽しみもない世界を生きる…ふふ…昔人類は僕に行った。万物神である僕が邪神…この世界に害をなす君の味方をするのは愚かだと。僕に言わせたら…楽しみもない世界を…不死になってまで生きたい、死ぬのが怖いと言って仙丹を求め争おうとする。そんな…人間の方が愚かに映るけどね。」
「あなたは…不思議ねエーテリア。」
「…ふ…よく言われる。」
魔神領
「あなたが眠ってもう2週間になるのね…。」
そう言ってミーシェの髪の毛を撫でるベル。
「…」
反応は何も無い。
「ユウだって心配しているわよ?あのユウが現れるあんなにやつれたのは初めてなんだから…。もう時期大きな戦争が幕を閉じる。あなたは…この目で見たくない?戦争が…どんな形で幕を閉じるか。私は姉さんを信じてる。もちろんユウもね。2人で…迎えてあげたい。ミーシェ…死んじゃダメよ?三姉妹の…一番下の妹が一番に死んでどうするのよ…。帰ってきたら私たち三姉妹とユウとでお祝いするのよ?」
「…」
「…ベルさん…。」
由希がミーシェの眠る部屋に入る。
「…ノックなしで入ってくるのは失礼よ?」
「…すいません。ノックしたんですけど…。」
「ごめんなさいね。聞こえなかったわ。」
「…ミーシェさん…どうですか?」
「変わらないわ。」
「…そうですか。」
「見届けるわよ、由希。この戦いの…行く末を。」
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コメント
LLENN_p
エトくんVS優どっちが勝つのか…!?
イルネス
頑張れユウ!ミーシェの為に!
頑張れ作者さん!私たち読者の為に!
(わがまま言ってすいません)
KIA
エトVSユウ
楽しみです!
かつあん
褒めて頂き、ありがとうございます。たしかにながいつきあいですねwでもけん玉マスターさんがいる限り死ぬまで読み、コメントし続けますよ!(しばらくコメントしなくなったら死んだと思ってくださいw)
そしてあと20話くらい...今回はいろんなところで辛いことが起きているという神も人も寂しい気持ちは変わらないという話でしたね。ミーシェにはもちろん目覚めて欲しいけど、神達にも幸せになって欲しいな...最後はみんな仲良くハッピーエンドになるのか、ユウ達が勝って世界に創造神も邪神もいない世界なるのか、それともまさかの神達が勝って世界を作り直すエンドもあったりして!っていういろんなルートを作ってみて欲しいですね。(終盤にワガママすみません!)
最後まで楽しみです!長文失礼しました。