世界最強が転生時にさらに強くなったそうです

白狼

魔道具作りーPart2

 俺たちが隣国から王都に返ってから五日後、無事にグレイさんたちは、戻ってこれた。
 そして、それから1週間が経った。
 あと少しで夏季休暇も終わるので俺は、魔道具作りに精を出した。
 まず最初に作ったのは、前世で言うドライヤーだ。
 これを作ろうと思った理由は、シルフィたちが風呂から上がって髪を乾かす時にとても苦労していたからだ。
 ドライヤーにはまず、形となるものを作り、そして、火魔法と風魔法の初級を組み合わせて作った。
 これをシルフィたちにあげて使わせてみるとみんな、すごい喜んでくれた。
 そして次に作ったのは、【HP自動回復】と【MP自動回復】のスキルを付与した腕輪を作ってみた。
 これは、前から作ってみたいと思っていて作ってみた。
 そして、それをグレイさんたちに見せるとすごい呆れられてしまった。
 そして、また忠告された。この魔道具のことは、秘密にしろと。
 どうしてだろう。こんなに簡単に作れるのに。
 確かにスキル保持者は、珍しいかもしれないが、別に付与してもらうのは簡単だから頼めばいいんじゃないだろうか。
 俺は、グレイさんにそう言ってみた。
 そして、その答えは、
「そんなの無理に決まっているだろ?誰がそんなものを付与できる魔石を持っているのかね?」
 と言われた。
(え?付与するのに魔石の質って関係あるの?)
(はい、もちろんあります。質が低いと付与できるものがほとんどないと言っていいくらいです。)
(そうなのか。)
(因みにマスターが使っている魔石は、今まですべて伝説級の魔石を使っています。)
 俺が今までに使った魔石の魔物は、ドラゴンやマンティコアと言ったほとんどが古の森で討伐した魔物だ。
 魔道具に魔石ってあるんだな~、と思いつつ次の魔道具作りに取り掛かっていた。
 そして次に作ったのは、《鑑定》のスキルを付与した眼鏡や、《解毒》と《回復術》を付与したステッキを作ってみた。
 そして、これも全てがやり過ぎと言われてしまった。
 俺が作って良かったものといえばあのドライヤーくらいだと言われてしまった。
 確かにあれは、初級魔法しか付与していないからな。
 それでもギリギリセーフだと言い出す。
「は?初級魔法ですよ!?」
 俺はそう言って俺に異常という誤解を少しでも解こうとした。
 だが、逆効果だった。
「確かに2つとも初級魔法だった。」
「ですよね!!」
「だが、魔法を組み合わせるとか聞いたことがないぞ!?魔法は、一つ構成するのにやっとなのに魔法を二つ構成してそれを組み合わせるとか……本当にシン君は、異常だ。」
 そしてグレイさんは、もう俺のことは異常者だということで決まってしまった。
 俺は、深くため息をつきながら魔道具作りを一旦中止した。

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コメント

  • yuuking

    語彙力が高校生並みだな、高校生かな?頑張れ!

    1
  • ノベルバユーザー156040

    いつも楽しみにして見ていますこれからも毎日更新頑張ってください

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