世界最強が転生時にさらに強くなったそうです

白狼

魔法学園編 予選

 世界最強王者決定戦(予選)当日
 この大会の予選は、いくつかのグループに分かれ、その中で2人だけ上がれる仕組みになっている。
 グループは、A、B、C、D、E、F、G、H、の8つのグループに分かれている。そして、各グループには約150人の人で集まっている。
 俺の予選のグループは、Bグループで、48番だ。
 そして今、俺は1回戦を迎えようとしていた。
 相手の能力を《鑑定》で調べようと思ったが、それをするとなんか、ズルをしたみたいだからやめておいた。 
 俺は、1回戦が始まるので舞台に上がった。
 ふぅ、大丈夫。俺は、負けない。俺は、最強。それをここで証明してみせる!
「試合、開始!」
 はじまりの合図が鳴った。
 先制攻撃を仕掛けたのは相手。
 その動きは、悪くは無いが、俺から見たら隙だらけだ。
 俺は、相手が繰り出す攻撃を全てかわし、相手の腹に軽くパンチを喰らわした。
 相手は、腹を抱え、胃液を吐きながらうずくまった。
「そこまで!48番の勝利!」
 ちょっとやり過ぎたかな?相手救急搬送されていたけど大丈夫かな?
 まぁ、大丈夫だろう。それよりも1回戦勝利だ!
 俺は、これをあと数十回しなくちゃいけない。少なくとも今日のうちにあと十回ほど残っているだろう。
 俺は、Bグループ専用の控え室に戻り身体を休めた。まぁ、別に疲れてないけど。
 それから俺は、試合を続けていった。
 俺は、順調に勝ち続けてそして今は、今日最後の試合を行っている。
 最後の相手は、ハンマーを振り回し俺を近づけようとしない。
 別に俺は、当たっても問題ないのだが、相手はすごく俺を怖がっているようだ。だから俺は、何も無いところに相手をパンチするように拳を突き出した。そして、すぐに俺の放った拳圧で相手は気を失い倒れた。
 ふぅ、これで今日の試合は終わったな。
 俺は、選手たちに用意された宿泊施設に迎い、部屋に着くと俺は、すぐに風呂に入りベットに体を投げた。
 疲れなどは無いが、なんかシルフィたちに一日でも会えないとすごく寂しかった。
 シルフィたちは、応援に行きたいと言っていたが、さすがに平日を休むことは出来ないから、学校に行った。でも、本戦に上がれば全校生徒で応援に来てくれるらしい。
 あと三日間くらいシルフィたちに会えないのか。
 たった三日間くらい。だが俺には、すごく長い時間に感じられた。
 あ!そうだ!俺から会いに行けばいいじゃないか!そうしよう!
 俺は、《ワープ》でいつもの屋敷に転移した。
「あ!シン様!ビックリました!」
 俺が転移した場所にシルフィは、ちょうどよく居た。
 俺は、嬉しさのあまりギュッとシルフィを抱いた。シルフィは、最初は驚いていたが今は、シルフィも状況を理解し、抱きついてきてくれた。
「悪いな、急に戻ってきてしまって。なんか、みんなに会えないと考えると寂しかったから、つい戻ってきてしまった。」
「うふふ、シン様~。私もシン様と会えないと考えるとすごい寂しかったです。でも、シン様の方から会いに来てくれるなんてすごい嬉しかったです。」
 俺らは、抱き合いながらそう言った。
「シルフィお姉ちゃん、そろそろお風呂に入るですよ~。……シンお兄ちゃん!?」
 サリィは、シルフィを風呂に誘いに来て、俺の姿を確認すると数秒固まり、叫んで、サリィも俺に抱きついてきた。
「なんで、シンお兄ちゃんがここにいるです?もしかして今日負けたから戻ってきたんじゃ!?……ってまさかシンお兄ちゃんに限ってそんなことは無いです。」
 サリィは、自問自答していた。
「ちょっとみんなの顔を見たくなってな。そろそろお前ら風呂だろ?俺は、その間に帰るから。また明日もこっちに来るけどいいか?」
「もちろん構いませんよ。いつでも戻ってきてください。」
「そうです!シンお兄ちゃん、いつでも待っているです!」
 シルフィとサリィは、笑顔でいるそう言ってくれた。
 本当は、オリビアにも会いたかったが、そろそろ戻らないとあっちの飯の時間が来てしまうからな。
「シルフィ、サリィ、オリビアにもよろしく言っといてくれ。明日も来るから会えたらいいな。」
「今度は、みんなで待ってますね。それでは、行ってらっしゃい。ちゅっ。」
 シルフィは、俺に軽くキスをした。
「あ!ズルいです!サリィもするです!ちゅっ。」
 サリィも軽くキスをしてくれた。
「二人ともありがとう。それじゃ行ってくるよ。」
「「行ってらっしゃい!明日も頑張ってね!」」
 2人は、笑顔でそう言ってくれた。
 それから2日後。
 俺は、本戦に上がった。
 そして今は、本戦に上がったメンバーだけで集まっていた。
 明日から始まる本戦のルール説明や注意事項を聞いていた。
 そして最後にトーナメントのくじ引きをしていた。
 俺は、第三試合になった。結構はじめの方だ。
 それにしても俺は、少し気になる奴がいる。
 それは、フードで顔は隠れており、男か女かは分からないが、そいつは異様なオーラを俺に向けている。
 でも、俺はあんな奴を知っている覚えがないのでどうしようもない。
 だけどこれだけは分かる。とてつもなくあいつは、強い。それだけは、分かる。あいつは、周りとは一際違うオーラを出していた。
 正直なところ俺だって勝てるか分からない。それほどあいつは、強いのだ。
 あいつは、第七試合になった。もし当たるとしたら決勝か。
 俺は、思わず拳に力が入っていた。

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コメント

  • ノベルバユーザー208117

    本線になってましたよ

    3
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