海の声
138.結論
『もうリゾート開発は大人に任せてボク達は海美ねぇがどうしたら戻れるかを考えたほーがいいんじゃないの?』
確かに美雨は正しい。村長も"海の声"を聞いたって事は、海美がこうやって姿を現したコトにリゾート開発は関係無さそうだ。今はリゾート開発を中止させる事なんかより、病院の海美がどうしたら目を覚ますのか、そして村長が言ったみたいに海美が居てくれるのが当たり前だなんて思っちゃいけないからこそ今の海美との時間を大切にしなきゃ…でも、1番怖いのは海美が突然消えて病院の海美はそのまま目を覚ましてくれないという事…
そんな事…考えるのも嫌だけど。
「うん、そうしよう。今は海美が元に戻る事が一番大事だと思う。海美はそれでもいい??」
海美は少し俯いたままゆっくりと頷いた。たぶん、海美自身もリゾート開発を中止する為にこういった形で現れた訳ではないのだと思い始めているんだろう。
そうなると原因はやっぱり…
『祭り…だよね。』
「えっ?」
突如、俺の頭の中と同じ考えが美雨の口から出て俺は驚いた。
『私もそう思う。だって村長のお母さんも祭りをやるか分からない状況の時に現れて、祭りをやるってなって消えちゃったんでしょ??それなら私がこうなったのにも辻褄が合うんじゃない?』
「そうだな…俺もそう思う。」
『でしょッ??ボクが思うに村長のお母さんも祭りが…』
「それ海美が今言った。」
膨れっ面な美雨を横目に俺は海美と目が合う。
『多分おんなじ事考えてるよね??』
「うん、多分一緒。」
『ボクは祭りが終われば海美ねぇが元に戻る気がする!!』
やっぱ美雨もそう思ったか。
『アレッ…これも言った??』
「言ってないよ。けど海美もそう思ったんでしょ??」
『うんッ♪』
ここで俺たちの意見が1つにまとまった。
確かに美雨は正しい。村長も"海の声"を聞いたって事は、海美がこうやって姿を現したコトにリゾート開発は関係無さそうだ。今はリゾート開発を中止させる事なんかより、病院の海美がどうしたら目を覚ますのか、そして村長が言ったみたいに海美が居てくれるのが当たり前だなんて思っちゃいけないからこそ今の海美との時間を大切にしなきゃ…でも、1番怖いのは海美が突然消えて病院の海美はそのまま目を覚ましてくれないという事…
そんな事…考えるのも嫌だけど。
「うん、そうしよう。今は海美が元に戻る事が一番大事だと思う。海美はそれでもいい??」
海美は少し俯いたままゆっくりと頷いた。たぶん、海美自身もリゾート開発を中止する為にこういった形で現れた訳ではないのだと思い始めているんだろう。
そうなると原因はやっぱり…
『祭り…だよね。』
「えっ?」
突如、俺の頭の中と同じ考えが美雨の口から出て俺は驚いた。
『私もそう思う。だって村長のお母さんも祭りをやるか分からない状況の時に現れて、祭りをやるってなって消えちゃったんでしょ??それなら私がこうなったのにも辻褄が合うんじゃない?』
「そうだな…俺もそう思う。」
『でしょッ??ボクが思うに村長のお母さんも祭りが…』
「それ海美が今言った。」
膨れっ面な美雨を横目に俺は海美と目が合う。
『多分おんなじ事考えてるよね??』
「うん、多分一緒。」
『ボクは祭りが終われば海美ねぇが元に戻る気がする!!』
やっぱ美雨もそう思ったか。
『アレッ…これも言った??』
「言ってないよ。けど海美もそう思ったんでしょ??」
『うんッ♪』
ここで俺たちの意見が1つにまとまった。
コメント
漆湯講義
コメント有難うございます!!(。>ω<。)ノ
満足頂ける終盤にできるように頑張ります(`・ω・´)ゞビシッ
あいす/Aisu
海美は戻れるのかな!?
((┌|o^▽^o|┘))♪
展開楽しみです!
楽しみ(*・ω・*)wkwk