ランダムビジョンオンライン
伝説の武器
お昼は学校の近くにあった店で済ませた。
その後はまた日常の塔の攻略をしていった。
そんなこんなで、現在の時刻は日常の塔⑥をクリアした帰りであり、20時を回ったあたりだ。
「今日だけで結構進めたな。……まさか、日常の塔⑥までクリアできるとは思ってなかったよ。やっぱり、目標は高く設定したほうがいいな」
俺は今日の成果を思い、満足していた。
「そうですね、ラン様。充分以上の成果だと思います」
ヒカリもかなり満足しているようだ。
「私もびっくりだし」
クーが驚きをあらわし
「この速さは最速じゃないかな?」
キッカはうんうん頷いていた。
「妾はよくわからぬが……あと二つなのであろう? 明日で終わらせられるのではないかえ?」
ハクはよくわかっていないようだが、強気な発言をした。
「そうだな、明日で終わらせるよ。終わらせてみせる!」
俺は明日への気持ちを高め、宿へと戻った。
・・・
・・
・
あの後夕飯を宴会場でみんなで食べた。
その後に風呂に入った俺は、現在湯冷ましのための散歩で、武器屋へと来ていた。
「ふむふむ……。やはりスーパーソード以上の剣は見当たらないな」
武器屋はそれなりに広く、壁や棚に剣などが置かれている。
「ダメもとで聞いてみるか。…………店主さん、すまないがおすすめの武器は無いか? できればスーパーソード以上のものが欲しいのだが……」
俺はカウンターの奥で腰掛ける店主らしきおやじに尋ねる。
「スーパーソードだぁ!? そんな良いもん持ってんなら、うちなんて来る意味ないだろう!! …………まてよ、そのレベルでスーパーソードを扱えるならもしかすると…………。おい、ちょっと待ってろ。今持ってきてやる!」
そういうと、店主は店の奥に入っていった。
・・・
・・
・
「待たせたな。お前、これを使えるか?」
そう言って店主が差し出したのは、ボロい剣だった。
「店主、これは?」
俺の鑑定では、「???の剣」と書かれている。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
片手剣:???の剣
攻撃力:???
魔法攻撃力:???
防御力:???
魔法防御力:???
耐久値???/???
アクティブスキル
???
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
「これは一応ランク5の伝説級の剣なんだがな? 正しき使い手が持たなければいけないらしく、こんな状態なんだ。お前はこれが使えるか……?」
そう言って剣を差し出す店主。
「試させてもらおう」
俺は剣を握ってみる。
すると、突然剣が光り出した。
「うぉっ」
「眩しいっ」
………………
…………
……
数秒後……眩しい光を放った剣は選定が終わったらしく、その光を収束させる。
「どうなったんだ?」
「こ、これは……」
光が収まった剣は、ノーマルソードと同じ姿をしていた。
しかし
「「初心者の剣…………」」
店主も鑑定が使えるらしく、俺と同じ内容が見えているようだ。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
片手剣:初心者の剣
攻撃力:150
魔法攻撃力:150
防御力:150
魔法防御力:150
スキル
発声起動(0~???)
経験値
0/100
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
「こ、こいつぁ……」
「一見普通……だな」
俺がこの剣に感じた力は、こんなものじゃなかったのだが……どういうことだ?
この経験値というのも気になる。
しかし
「とにもかくにも……あんたは使えるようだな。なら、この剣はあんたのものだ! 持って行ってくれ」
そう言うと、店主は何か操作する。
『初心者の剣を受け取りました』
システムメッセージが流れる。
「ありがとう、店主。どうなるかはわからないが、大事にさせてもらうよ……」
俺は、初心者の剣をしまった。
「ところで坊主よ、お前の職業はなんだ? ……実はな、今のと同じような武器がまだあるんだよ。坊主なら扱えるようだし、職業に合った武器を全て譲りたいんだが、どうだろう……?」
「良いんですか!? 俺の職業はオールラウンダーなんですが……この場合はどの武器がもらえるので?」
「なにっ!? オールラウンダーだとっ!? 待ってろ、今全部持ってきてやるっ!!」
こうして俺は、ランク5の武器を全種類手に入れたのだった。
その後はまた日常の塔の攻略をしていった。
そんなこんなで、現在の時刻は日常の塔⑥をクリアした帰りであり、20時を回ったあたりだ。
「今日だけで結構進めたな。……まさか、日常の塔⑥までクリアできるとは思ってなかったよ。やっぱり、目標は高く設定したほうがいいな」
俺は今日の成果を思い、満足していた。
「そうですね、ラン様。充分以上の成果だと思います」
ヒカリもかなり満足しているようだ。
「私もびっくりだし」
クーが驚きをあらわし
「この速さは最速じゃないかな?」
キッカはうんうん頷いていた。
「妾はよくわからぬが……あと二つなのであろう? 明日で終わらせられるのではないかえ?」
ハクはよくわかっていないようだが、強気な発言をした。
「そうだな、明日で終わらせるよ。終わらせてみせる!」
俺は明日への気持ちを高め、宿へと戻った。
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あの後夕飯を宴会場でみんなで食べた。
その後に風呂に入った俺は、現在湯冷ましのための散歩で、武器屋へと来ていた。
「ふむふむ……。やはりスーパーソード以上の剣は見当たらないな」
武器屋はそれなりに広く、壁や棚に剣などが置かれている。
「ダメもとで聞いてみるか。…………店主さん、すまないがおすすめの武器は無いか? できればスーパーソード以上のものが欲しいのだが……」
俺はカウンターの奥で腰掛ける店主らしきおやじに尋ねる。
「スーパーソードだぁ!? そんな良いもん持ってんなら、うちなんて来る意味ないだろう!! …………まてよ、そのレベルでスーパーソードを扱えるならもしかすると…………。おい、ちょっと待ってろ。今持ってきてやる!」
そういうと、店主は店の奥に入っていった。
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そう言って店主が差し出したのは、ボロい剣だった。
「店主、これは?」
俺の鑑定では、「???の剣」と書かれている。
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片手剣:???の剣
攻撃力:???
魔法攻撃力:???
防御力:???
魔法防御力:???
耐久値???/???
アクティブスキル
???
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「これは一応ランク5の伝説級の剣なんだがな? 正しき使い手が持たなければいけないらしく、こんな状態なんだ。お前はこれが使えるか……?」
そう言って剣を差し出す店主。
「試させてもらおう」
俺は剣を握ってみる。
すると、突然剣が光り出した。
「うぉっ」
「眩しいっ」
………………
…………
……
数秒後……眩しい光を放った剣は選定が終わったらしく、その光を収束させる。
「どうなったんだ?」
「こ、これは……」
光が収まった剣は、ノーマルソードと同じ姿をしていた。
しかし
「「初心者の剣…………」」
店主も鑑定が使えるらしく、俺と同じ内容が見えているようだ。
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片手剣:初心者の剣
攻撃力:150
魔法攻撃力:150
防御力:150
魔法防御力:150
スキル
発声起動(0~???)
経験値
0/100
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「こ、こいつぁ……」
「一見普通……だな」
俺がこの剣に感じた力は、こんなものじゃなかったのだが……どういうことだ?
この経験値というのも気になる。
しかし
「とにもかくにも……あんたは使えるようだな。なら、この剣はあんたのものだ! 持って行ってくれ」
そう言うと、店主は何か操作する。
『初心者の剣を受け取りました』
システムメッセージが流れる。
「ありがとう、店主。どうなるかはわからないが、大事にさせてもらうよ……」
俺は、初心者の剣をしまった。
「ところで坊主よ、お前の職業はなんだ? ……実はな、今のと同じような武器がまだあるんだよ。坊主なら扱えるようだし、職業に合った武器を全て譲りたいんだが、どうだろう……?」
「良いんですか!? 俺の職業はオールラウンダーなんですが……この場合はどの武器がもらえるので?」
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