気紛れ女神にもらったスキルで異世界最強になる(予定)
第4話 異世界への旅立ち。そしてわかれ
「はい?」
「いや、だって、あのステータスですから」
「ソ、ソウデスヨネ」
まぁ、流石にHP、MPともに10なら、そうなるよな。
「スキルも2つだけですし。もう、ざっくり言うなら『雑魚』ですね♪」
「ごふっ!!」
いくらなんでも言い過ぎじゃね?!
「まぁ、最初はやろうと思っていたのですが、説明めんどくさくなったので要点だけ伝えて異世界送っちゃいますね」
「は?!」
いやいや、適当過ぎるだろ・・・・・
「魔王を倒してください。以上!」
「はぁ?!」
「では!」
えぇぇぇぇええぇえぇぇぇええぇぇえ?!
そこで俺の意識は途切れた。
◇◇◇◇
「~~や!き~や!きりや!斬耶!!」
「んぅ?な、なんだぁ?」
「斬耶!気がついた?!」
俺が目を開けると、そこには、目に涙を貯めた未来がいた。
「ん?未来?どした?」
「どした?じゃかいわよ!心配させておいて!」
「お、おぉごめん」
「まぁ、いいんだけど」
本当にこいつは、泣いたり怒ったり忙しいやつだな。
「ここは?」
「ん、わかんない」
俺は未来の手を借り立ち上がった。
俺が見たのものは、まず、地面に描かれた魔方陣のようなもの。
その次に、中世のヨーロッパを思わせる壁一面に描かれた絵画だった。
そして、天井にも、絵画があった。
それは、神が描かれていた。
あの気紛れな女神イシュタルもあった。まぁ、本物の方が綺麗だったが。
視線を落とすとそこには、立派な服装をしている女と、武装している男達だった。
「皆さん。この度は勇者召喚に応じてくださり誠にありがとうございます」
あ、これはあれだ。テンプレだな。
「おい!どうなってんだ?!」
「お前誰だよ!」
「返せよ!」
やっぱりか、クラスメイトたちの反応はどこでも、変わらないんだな。
で、女王様はやっぱり・・・・・
「皆さん落ち着いてください。もとの世界に帰ることは今はできません。」
「今はって何時なら出来るんだよ!!」
俺は声を荒げて問いた。
「あなた方には勇者として、魔王を倒してもらいます」
「ふざけんな!!」
俺が言っても女王は華麗にスルーした。
「そのためにも、まずあなた方のステータスを確認させてもらいます」
女王がそう言うと周りの兵士達が此方を並ぶように促してきた。
俺達はそれに従い並んだ。
俺の前には未来が並んでいた。
「なぁ、未来」
「ん?なに?」
「お前のステータス見してくんね?」
「どしたの?別にいいんだけど」
「ステータス・オープン」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
サミダレ-ミライ
年齢:17
性別:女
レベル:1
種族:人間
HP:2500
MP:3000
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あ、あの女神スキルと加護は見えないっていってたっけか?
「斬耶はどうなの?」
「見てびびるなよ?」
「ステータス・オープン」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カレハ-キリヤ
年齢:17
性別:男
レベル:MAX
種族:人間
HP:10
MP:10
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「えぇ?ナニコレ?」
「どだ!ビビっただろ?」
「そこの貴女早くいらっしゃい」
「は、はい!」
未来は女王にステータスを見せた。
「貴女、他の人とは桁違いね」
「次は貴方ね。見せてちょうだい」
「はい」
「こ、これは!!」
周りのクラスメイト達が何事かと騒ぎ始めた。
「他の人とは桁違いね。違う意味で」
「えへへへ」
「貴方、必要ないわ」
「は?」
「そこの貴方、処分してちょうだい」
「は!」
そう言うと一人の兵士がこちらに歩みより一言放った。
「悪く思わないでくださいませ勇者様。女王様に逆らえば命が無いので」
「ぐふっ!」
痛みが走ったところを見るとそこには、あの兵士が槍を指していた。
「きゃぁぁぁああぁぁあ!」
は、未来め、大声で叫びやがって。
「斬耶!斬耶!」
「はは、おお--げ-さだな」
「貴方、それを山にでも捨てて来なさい」
「は!女王様」
そう言うと兵士は俺をつかみ歩き出した。
「斬耶!斬耶っ!」
咲哉達に押さえられながら未来は叫び続けていた。
そのあと、俺は兵士によって、近場の川に連れてこられた。
「勇者様、急所は外してあります。食料をお渡ししますのでどうか、この国を、いえ、この世界をどうか、変えてください!」
「あぁ、ま-かせ-ろ」
「御武運を」
そう言うと兵士は俺を1隻の船に乗せ、その船を川へと出した。
「くっそや-ろ。ぜってぇゆるさねぇ。あの女王ぶっ殺す」
キリヤはそれを心に誓い意識を手放した。
前回はすいませんでした。
これからも有るかもしれませんのでご了承下さい。
あと、誤字、脱字があればご指摘のほどをお願いします。
あ、そろそろのぼせそうだ。
では!
~ドロン~
「いや、だって、あのステータスですから」
「ソ、ソウデスヨネ」
まぁ、流石にHP、MPともに10なら、そうなるよな。
「スキルも2つだけですし。もう、ざっくり言うなら『雑魚』ですね♪」
「ごふっ!!」
いくらなんでも言い過ぎじゃね?!
「まぁ、最初はやろうと思っていたのですが、説明めんどくさくなったので要点だけ伝えて異世界送っちゃいますね」
「は?!」
いやいや、適当過ぎるだろ・・・・・
「魔王を倒してください。以上!」
「はぁ?!」
「では!」
えぇぇぇぇええぇえぇぇぇええぇぇえ?!
そこで俺の意識は途切れた。
◇◇◇◇
「~~や!き~や!きりや!斬耶!!」
「んぅ?な、なんだぁ?」
「斬耶!気がついた?!」
俺が目を開けると、そこには、目に涙を貯めた未来がいた。
「ん?未来?どした?」
「どした?じゃかいわよ!心配させておいて!」
「お、おぉごめん」
「まぁ、いいんだけど」
本当にこいつは、泣いたり怒ったり忙しいやつだな。
「ここは?」
「ん、わかんない」
俺は未来の手を借り立ち上がった。
俺が見たのものは、まず、地面に描かれた魔方陣のようなもの。
その次に、中世のヨーロッパを思わせる壁一面に描かれた絵画だった。
そして、天井にも、絵画があった。
それは、神が描かれていた。
あの気紛れな女神イシュタルもあった。まぁ、本物の方が綺麗だったが。
視線を落とすとそこには、立派な服装をしている女と、武装している男達だった。
「皆さん。この度は勇者召喚に応じてくださり誠にありがとうございます」
あ、これはあれだ。テンプレだな。
「おい!どうなってんだ?!」
「お前誰だよ!」
「返せよ!」
やっぱりか、クラスメイトたちの反応はどこでも、変わらないんだな。
で、女王様はやっぱり・・・・・
「皆さん落ち着いてください。もとの世界に帰ることは今はできません。」
「今はって何時なら出来るんだよ!!」
俺は声を荒げて問いた。
「あなた方には勇者として、魔王を倒してもらいます」
「ふざけんな!!」
俺が言っても女王は華麗にスルーした。
「そのためにも、まずあなた方のステータスを確認させてもらいます」
女王がそう言うと周りの兵士達が此方を並ぶように促してきた。
俺達はそれに従い並んだ。
俺の前には未来が並んでいた。
「なぁ、未来」
「ん?なに?」
「お前のステータス見してくんね?」
「どしたの?別にいいんだけど」
「ステータス・オープン」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
サミダレ-ミライ
年齢:17
性別:女
レベル:1
種族:人間
HP:2500
MP:3000
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あ、あの女神スキルと加護は見えないっていってたっけか?
「斬耶はどうなの?」
「見てびびるなよ?」
「ステータス・オープン」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カレハ-キリヤ
年齢:17
性別:男
レベル:MAX
種族:人間
HP:10
MP:10
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「えぇ?ナニコレ?」
「どだ!ビビっただろ?」
「そこの貴女早くいらっしゃい」
「は、はい!」
未来は女王にステータスを見せた。
「貴女、他の人とは桁違いね」
「次は貴方ね。見せてちょうだい」
「はい」
「こ、これは!!」
周りのクラスメイト達が何事かと騒ぎ始めた。
「他の人とは桁違いね。違う意味で」
「えへへへ」
「貴方、必要ないわ」
「は?」
「そこの貴方、処分してちょうだい」
「は!」
そう言うと一人の兵士がこちらに歩みより一言放った。
「悪く思わないでくださいませ勇者様。女王様に逆らえば命が無いので」
「ぐふっ!」
痛みが走ったところを見るとそこには、あの兵士が槍を指していた。
「きゃぁぁぁああぁぁあ!」
は、未来め、大声で叫びやがって。
「斬耶!斬耶!」
「はは、おお--げ-さだな」
「貴方、それを山にでも捨てて来なさい」
「は!女王様」
そう言うと兵士は俺をつかみ歩き出した。
「斬耶!斬耶っ!」
咲哉達に押さえられながら未来は叫び続けていた。
そのあと、俺は兵士によって、近場の川に連れてこられた。
「勇者様、急所は外してあります。食料をお渡ししますのでどうか、この国を、いえ、この世界をどうか、変えてください!」
「あぁ、ま-かせ-ろ」
「御武運を」
そう言うと兵士は俺を1隻の船に乗せ、その船を川へと出した。
「くっそや-ろ。ぜってぇゆるさねぇ。あの女王ぶっ殺す」
キリヤはそれを心に誓い意識を手放した。
前回はすいませんでした。
これからも有るかもしれませんのでご了承下さい。
あと、誤字、脱字があればご指摘のほどをお願いします。
あ、そろそろのぼせそうだ。
では!
~ドロン~
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