こちらとあちら

ただのねこ

愛を求める白紙の手紙

1行だけ文が綴られていた
もう僕はここにはいないのに
君は馬鹿だなぁ…
零れる涙に僕は気づかなかった
「君の愛を」
頬から滴る雫が
紙に染みを作っていた

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