女神様の告白を承諾したら異世界転移しました。
一本道の迷宮とか…不気味だわ
俺は迷宮があるポイントに向かって走っていた。たまに、通行人がいるが全無視する。小雪が来る前に全てを終わらせる必要がある。これにもし、まつろわぬ神が関係するなら特に俺が処理する。
小雪のあんな顔は見たくない。
30分程、全力で走った。
その場所にやっとたどり着いた。
「入りたくないなこれは」
ジメジメとした場所で、地面がぬかるんでいた。それが俺をさらにその洞穴に入る事を立ち止まらせた。足跡が洞穴の中へと入るのは沢山あるが1つも洞穴出てくるものはなかった。
「まぁ、入るけど」
俺は薄気味悪い洞穴へと足を踏み入れた。そこは一本道で迷うことはなさそうだ。
「……」
つまりは迷ってここから出れなくなったという事ではない。罠か何かがいるのかは分からない。
日の光が差し込まなくなり、視界はさらに悪くなる。俺はカンテラを取り出した。地球のカンテラとの違いは、魔法の火がスイッチを入れるだけ照らしてくれるといいものだ。結構明るく5mほどなら明かりで良く見える。
俺はどんどん前へと進む。
気のせいか…前へと進めば進むほど身体が重くなっている気がした。
開けた場所に出た。壁には繭の様なものがぎっしりと埋め尽くされていた。そして奥には上半身は女性の姿、下半身は蜘蛛の様な化け物が俺を見ていた。
「よくぞきた。次なる餌よ」
「何を言っている。蜘蛛女」
「まだ動けるか。餌よ。前にもここまで来て動けるものが居たがふむ、めんどくさいものだ」
蜘蛛女は1人でブツブツと言っていていた。 
「その繭に入ってるのは、人か?」
「わらわの餌だ」
「お前は何でここに来た?」
「教える必要も無い。餌はわらわが食すまで黙っていろ」
めんどくさい。半殺しにした方が話すか?餌は人を指すのは俺への態度を見て分かる。繭みたいのに包まれて生きてるかは不明だが…ギルドマスターの救出が先か。
あの『命の杯』が見当たらない所を見ると別件の可能性もあるしな。
「まぁ、小雪が来る前に処理するまでだ」
俺は愛銃を取り出した。
「リロード」
リロードをした瞬間に蜘蛛女に向けて弾丸をぶち込んだ。
「無駄な事を」
「なに!!」
弾丸は蜘蛛女の前で止まり、跳ね返ってきた。俺はギリギリで転がって回避した。
俺は『雷』の弾を取り出し、装填した。
撃つとそれは雷光の剣へと変化した。
「ほぉ」
俺は蜘蛛女との一気に近づき、剣を振り下ろしたが、それは蜘蛛女の前で止まった…。
いや、俺の身体がいうことを効かなくなった
「ついに効いたか」
「何をした」
「わらわはアラクネ…母より生まれしものよ」
いや、当たり前だろ?化け物だと父親から生まれたりするのか?
「聞いてない。何をしたと聞いた」
「蜘蛛は糸を使って餌を得るものよ。餌はここへ入った時にはわらわの巣に捕らわれている」
糸…
見えない糸で俺はこういう状態になってるのか、弾丸を弾いたのも糸か。強度が凄いのは確かだな。
「なら、更に力を入れるだけだ」
「何を」
「うぉぉぉぉーーーー」
俺は力づくで剣を振り下ろした。蜘蛛女は俺と大きく離れる。
「餌が悪足掻きを」
「終わりだ」
「餌が何を」
『我が女神小雪に願い奉る。魔を照らす光を我に』
愛銃が白い光に包まれた。それは徐々に銃口へと凝縮させられていく。
「死ね、蜘蛛女」
光は魔を払った。
小雪のあんな顔は見たくない。
30分程、全力で走った。
その場所にやっとたどり着いた。
「入りたくないなこれは」
ジメジメとした場所で、地面がぬかるんでいた。それが俺をさらにその洞穴に入る事を立ち止まらせた。足跡が洞穴の中へと入るのは沢山あるが1つも洞穴出てくるものはなかった。
「まぁ、入るけど」
俺は薄気味悪い洞穴へと足を踏み入れた。そこは一本道で迷うことはなさそうだ。
「……」
つまりは迷ってここから出れなくなったという事ではない。罠か何かがいるのかは分からない。
日の光が差し込まなくなり、視界はさらに悪くなる。俺はカンテラを取り出した。地球のカンテラとの違いは、魔法の火がスイッチを入れるだけ照らしてくれるといいものだ。結構明るく5mほどなら明かりで良く見える。
俺はどんどん前へと進む。
気のせいか…前へと進めば進むほど身体が重くなっている気がした。
開けた場所に出た。壁には繭の様なものがぎっしりと埋め尽くされていた。そして奥には上半身は女性の姿、下半身は蜘蛛の様な化け物が俺を見ていた。
「よくぞきた。次なる餌よ」
「何を言っている。蜘蛛女」
「まだ動けるか。餌よ。前にもここまで来て動けるものが居たがふむ、めんどくさいものだ」
蜘蛛女は1人でブツブツと言っていていた。 
「その繭に入ってるのは、人か?」
「わらわの餌だ」
「お前は何でここに来た?」
「教える必要も無い。餌はわらわが食すまで黙っていろ」
めんどくさい。半殺しにした方が話すか?餌は人を指すのは俺への態度を見て分かる。繭みたいのに包まれて生きてるかは不明だが…ギルドマスターの救出が先か。
あの『命の杯』が見当たらない所を見ると別件の可能性もあるしな。
「まぁ、小雪が来る前に処理するまでだ」
俺は愛銃を取り出した。
「リロード」
リロードをした瞬間に蜘蛛女に向けて弾丸をぶち込んだ。
「無駄な事を」
「なに!!」
弾丸は蜘蛛女の前で止まり、跳ね返ってきた。俺はギリギリで転がって回避した。
俺は『雷』の弾を取り出し、装填した。
撃つとそれは雷光の剣へと変化した。
「ほぉ」
俺は蜘蛛女との一気に近づき、剣を振り下ろしたが、それは蜘蛛女の前で止まった…。
いや、俺の身体がいうことを効かなくなった
「ついに効いたか」
「何をした」
「わらわはアラクネ…母より生まれしものよ」
いや、当たり前だろ?化け物だと父親から生まれたりするのか?
「聞いてない。何をしたと聞いた」
「蜘蛛は糸を使って餌を得るものよ。餌はここへ入った時にはわらわの巣に捕らわれている」
糸…
見えない糸で俺はこういう状態になってるのか、弾丸を弾いたのも糸か。強度が凄いのは確かだな。
「なら、更に力を入れるだけだ」
「何を」
「うぉぉぉぉーーーー」
俺は力づくで剣を振り下ろした。蜘蛛女は俺と大きく離れる。
「餌が悪足掻きを」
「終わりだ」
「餌が何を」
『我が女神小雪に願い奉る。魔を照らす光を我に』
愛銃が白い光に包まれた。それは徐々に銃口へと凝縮させられていく。
「死ね、蜘蛛女」
光は魔を払った。
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