異世界でチート能力貰ったから無双したったwww

美愛(みあ)

異世界#6

異世界#6

ついた街はざっと東京23区ほどの大きさみたいで、この世界の大国のひとつのようだ。話によるとギルドホールはもちろんのこと魔法学園があるらしい。僕は魔法学園へ通って更なる高みを目指すこととした。チート能力あるから魔法はいらないって?いやいや、創造神が言うこと聞いてくれなくなっても自分で戦えるようにしないといけないじゃん。スキル、ステータスが同じでも技術力の差で勝敗が決することもある。吸収したスキルの技術力は覚えたてと一緒なのだ。技術力の向上及び新たな魔法の習得が目標だ。
とりあえずギルドホールへ行ってここまでに討伐したモンスターの討伐の証を提出して15150エルを得た。ちなみに前述したゴブリンを除くと、キメラが一体180エル、リザードマンが一体90エルである。
ギルドホールから学園へ案内してもらい、入学の手続きをしようとしたのだが、入学するためには推薦状がない人は試験を受けないといけなく、ある一定の成績以上なら授業料と入学金を免除する特待生にならないと、毎月15万エル払わないといけない。入学金など50万エルだという。とてもそんなお金は持っていない。はじめは決意を決めた。特待生でここの学園に入るという決意を。
試験は年2回あり、次の試験は3ヶ月後だ。試験の形としては、最初の試験(一次試験)は特待生に関係ないが、半分以上はここで脱落する筆記試験だ。まずはここをクリアしなければならない。次に二次試験は魔力測定と戦闘試験だ。ここでいい結果を残せば特待生になれるらしい。これ、俺有利じゃね?と思った次の瞬間、他人にはドレインで得たステータスは見えないことに気づいてしまった。それって結構厳しくないか?と考えていたらまた周りが一面光に包まれた。あ、創造神くる。美少女ならいいのに、おじさんだもんなぁ。そう思ったからかどうなのか、美少女が出てきた。
「まだピチピチな美少女を望まれたからその姿できたよ!創造神の力舐めちゃダメなんだから!」
めちゃくちゃ口調変わってるやん。てか、出来るんかい。言葉に出さず、心にその思いを隠した。
「ちょっとなんか言いなさいよ!希望通りの姿で出てきてあげたんだから!まあ、許すけど。それでなんだけど、魔力測定に使う水晶の結果までは騙せないわ。安心して。ドレインして+値となったものも加えられて表示されるから。入学者とは思えない値になってしむうけど。筆記さえできれば特待生はほとんど確定だよ。」
その情報はとてもありがたかった。ということは、魔力測定は合格が確定的で戦闘試験は実戦経験ある分有利だろう。唯一問題あるのは筆記試験だろう。冒険者カードを使えば入れる図書館で3ヶ月間みっちり学んだ。僕が瞬間記憶を作ろうとしたのを創造神が拒否しなければ勉強しなくてもよかったのだが。
そして、試験当日を迎えた。

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