転生貴族のハーレムチート生活

ゼクト

同棲

アインは3人に説得され、結局もう一回3人を城に連れてきてしまった。

「なんか久しぶりだわー。」

「そうだね~。」

「本当に、久しぶりだねー。」

アインは3人の言葉に若干の棘を感じた。

「あ、あの、怒っていますか?」

「そうね。まぁどっかの誰かさんが勝手に学校の科をやめたって聞いてしまったからね。」

この3人にはアインが冒険科以外の科をやめていることがなぜか伝わっていた。

「何故それを…」

「あら?私たち3人に、国内のことでばれないと思ったの?不審に思ったから生徒表をもらったら、アイン君の名前がなくなっていたのよ。」

この3人は、この国のトップ3人の娘である。そんな彼女たちに生徒表を渡すように言われれば、この国でそれに逆らえるものは少ないだろう。

「くっ、権力の力…」

「アイン君にだけは言われたくないわね!」

「すいません…」

最強の力を持つアインであっても、女子、しかも自分の将来の嫁となると強く言葉を発することが出来なかった。

「まぁ、良いわ。今回はやめたことに怒っているんじゃなくて、勝手にやめたことに怒っているんだし」

「そちらの件に関しましては、本当にすみませんでした。僕にできる範囲でしたら、何かしらで償わさせていただきます。」

アインのその言葉を聞いた瞬間に、3人はころっと対応を変えた。

「そう?だったら許すわ。」

「そうね。私たちも償ってもらえるんだったらそこまで怒らないわ。」

「そうね。」

一斉にしゃべり始めた3人に何か嫌な予感を感じたアインは、恐る恐るお願いを聞いた。

「な、何をすればよろしいのでしょうか…」

そして、3人は同時に言った。

「「「私たちをここに住まわせて!」」」

「え?」

彼女たちの願い事は、同棲を願ったのだった。

「良いけど…親に許可取った?」

「大丈夫よ。昔はアイン君と結婚するのは、娘たちがそう希望しているから~。なんていっていたけど、最近では外交的にも結婚をさせなきゃいけないと焦っているんだから。」

「そうなんだよね。私のところもアイン君に嫌われないようにしてくださいね、って何回も言われてるし、今回のことを話しても、積極的に動いているということで、許可はもらえると思うわ。」

「そうなんだ。でも、君たちが知っているか分からないけど、自分たちの国だって結構大きいんだよ?世界3位の大国だよ?」

「でも、アインは世界1位なんでしょう?」

「何故、それを…」

「お父様が言っていたわ。」

リリスの父、この国の王が勝手にリリスに会議で怒ったことを話していたらしい。

「え?それだったら今忙しいことも知っているんじゃ…」

「大丈夫よ。ここに住んで、朝、学校に送ってもらって、学校が終わったら迎えに来てもらうくらいの迷惑しかかけないから。」

それはアインにとっては一瞬で終わることだったので、実質無害だということを証明しているようなものだった。

「まぁ、とりあえずは良いけど、親に何か言われたら帰るんだよ?後、エリとかユキたちとは仲良くしてね。」

「「「分かったわ。」」」

こうして、3人がこれからアインの城で住むことになったのだった。

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