転生貴族のハーレムチート生活

ゼクト

拡声魔法と魔法の派生

そして、国を手に入れたアインは、早速そのことを国民に教えようとした。しかし…

「あ、そういえば、この国にはまだ、テレビって無いじゃん。」

「そうですね。あれは私たちの国でしか作れませんから。」

「どうしよう。さすがに、国王が変わったのを伝えないわけにはいかないし。」

「アイン様。昔の方法を使いましょうよ。なにもテレビが無いと伝えられないわけではないのですし。」

「そうだった。でも、この国だって向こうの大陸の国の15倍くらいあるよ。」

「確かにそうですね。向こうの大陸に比べればこの国も大国ですから。」

「それじゃあ、動員する人数を増やせば良いかな?」

「そうですね。それが一番早いでしょう。それに、伝達しに行く人たちは転移魔法を持っていたほうが良いですね。」

「確かにそうだね。そっちのほうが何倍も早いし。」

そして、アインは、転移魔法を使える魔法使いを、本国から呼んだ。

そして、その魔法使いたちは、早速転移魔法を使って、すぐに来た。

「皆、集まってくれて感謝する。今回はこの国を交渉の末、手に入れたのだが、この国の王が変わったことを国中に伝えてきて欲しいのだ。」

そして、アインは地図を広げた。

「この枠で囲ってある範囲が元この国だ。なので、この範囲内の街や村に伝えてきて欲しい。」

アインがそう言うと、1人の人が手を上げた。

「何だね?」

「ハッ!まことに申し訳ないのですが、この範囲に国王の変更などと言う重大なことを報告して回るのには、時間がかかってしまうのですが、よろしいでしょうか?」

今、アインが居る大陸の中では小さいほうだといっても、こっちの大陸の国は全て大きいので、向こうの大陸の15倍。つまり、日本の15倍くらいあるのだ。

「ああ、大丈夫だ。正直、早いほうが良いが、最も重要なのは、正確に情報を伝えることだ。なので、時間をかけても良いから、伝え忘れる街があるような事態は避けてくれ。」

「ハッ!分かりました。」

「以上だ。皆、各自相談をして、どこに行くかは決めてもらって良い。王都は私がやっておこう。解散!」

そして、魔法使いたちはどの街に誰が行くかの相談を開始した。

「よし。それじゃあ、僕たちは拡声魔法を使って、王都の市民に報告をするか。」

拡声魔法とは、その名の通り、音魔法を使って声を大きくする魔法だ。ちなみに音魔法は振動魔法の派生だったりと、魔法はいろいろな派生ができるのである。

『えー。皆様、今日も楽しく過ごしているでしょうか?皆様にとても大切なお知らせがあります。』

アインが、そう言うと、王都からいろいろな声が聞こえてきた。

『今日をもちまして、この国はバルバロット帝国の一部となり、皇帝は私、アインが勤めさせてもらいます。これからこの国は一気に変わると思いますが、皆様のことを思ってのことですので、どうかご理解の程をよろしくお願いします。』

アインは、このセリフを言い終わると、拡声魔法をやめ、急いで次の場所に向かった。

「エリ、急いでどっかの団長を呼んで。」

「分かりました。」

「強い人だからね?」

「はい。やりたいことはわかっています。」

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