転生貴族のハーレムチート生活

ゼクト

魔族問題

宴はうまく行っているように見えた。しかし…

「キャーーーー。」

「なんだなんだ?」

「何が起こった。」

アインも、声が聞こえたほうに向かっていくと、怯えた他国の王女と、1人の男と、その男にきつい視線を浴びせている王が居た。

「あ、アイン殿。この宮殿の中に魔族がいました。もしかすると、我々に協力されたくなくって、先に殺しに来たのかもしれません。」

「さぁ、アイン殿。この国の力をあの魔族に見せ付けてやってください。」

アインは内心で、やっぱり警戒されるか、と思った。

(これは、何人か連合を抜けていくかもな。)

そんなことも考えていた。

しかし、アインが言わなければ、なにも始まらないので、アインは参加者に対して、現状を言うことにした。

「皆さん、落ち着いてください。実は、言わなければいけないことがあります。」

アインが魔族がいるのに平然としていることに、他国の王は驚いていた。

「実はそこにいる魔族の人は、実は魔国という、国の王なのです。そして、私はその人と交流を持っています。」

アインがそう言うと。

「何だって?魔族と!?」

「魔国なんてあったのか?」

「少なくとも、大陸の中には無かったはずだ!」

「そもそも、何で魔族と交流があるんだ。」

など、さまざまな意見が飛び交っていた。

「でも、安心して欲しい。今代の魔族や魔王は優しいから、こっちからけんかを売らなければ、戦争は始まらない。」

「そうは言っても…」

「あの魔族だしな。」

「危険じゃないのか?」

など、納得ができていない声も多数あった。

「とりあえず、危険は無いので、今日は話しかけて言って欲しい。
ちなみに、魔国はこの大陸の4倍くらいの大きさがあるから、けんかは売らないほうが良いよ。」

アインがそう言うと、みんなびっくりしていた。

「ふ~。これで大丈夫かな?エリ」

「分かりません。しかし、何人かはこの連合を抜けていくでしょうね。」

「そうだね。こっちのほうの教会はまだ、調べていないけど、十中八九魔族のことを嫌っているから、教会と親しい国は抜けていくだろうね。」

「まぁ、良かったんじゃないですか?今回のようなことが起きても、残って言ってくれる国はよっぽど私たちを信頼してくれているのですから。」

「そうだね。それじゃあ、僕も参加してくるよ。」

「はい。分かりました。」

そして、アインは、魔族を見ても、他の国に比べて、あまり驚いていなかった王に向かって行った。

「こんにちは。」

「ああ。」

「さっきはずいぶんと冷静だったね。」

「ふっ、貴様のほうが冷静だな。魔族というのは恐怖の象徴だぞ?」

「それは数世代前の話だけどね。」

「なるほどな。まぁ、良い。俺も魔族に力をもらっているからな。」

「そうなんだ。ちゃんとした契約なら良いんだけど…まぁ、ぼくが突っ込んでもしょうがないか。」

「それにしても良いのか?」

「何が?」

「俺や俺の兵は魔族の力によって、格段に力が上がっている。なのに護衛をつけなくて良いのかということだ。」

「大丈夫だよ。裏切りなんかしないなんて信じているから。それに……君たちが裏切ったら、国後と消せば良いし。」

「さすがだな。やさしいのか過激なのか分からない。」

「まぁ、個性だと思ってくれて良いよ。」

「うちの兵が最近、力を身につけたせいで、傲慢になって来ている。だから、いつか自身を少し、へし折ってくれ。」

「分かったよ。」

そして、その王はどこか別の場所に移動してしまった。

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