転生貴族のハーレムチート生活【120万pv突破】

ゼクト

問題児

その後、数十分を使ってアインとジョセフは魔物を倒した。

「おつかれー。」

「お疲れ様です。」

「いやー。結構多かったね。」

「確かにそうですね。何かあったのでしょうか?」

「分からないけど、この問題にはまだ手をつけなくて良いんじゃない?」

「確かにそうですね。今回の襲撃も街まで来ても何とかなりましたから。」

「これがもっと悪化していくようだったら、いい加減原因を突き止めるよ。」

「分かりました。」

「それじゃあ、一回帰ろうか。」

そして、3人は山を下って、街まで着いた。

「あ、あいつら帰ってきたぞ。」

「おい、大丈夫だったのか?」

クラスメイトたちはあの足音から、結構な数の魔物が来ていたことは想定できたらしく、アインたちを心配していた。

「大丈夫だよ。僕とキャロラインはAランクだし、それにジョセフさんがすごく強かったから。」

「ああ、そうか。お前ら2人はAランク冒険者だったな。」

「うん。だからあの山の中にいた魔物なら、全部倒してきたよ。」

「良かった。ジョセフさん。クラスメイトを救ってくれてありがとうございます。」

「ああ、気にするな。護衛というのはこういう仕事だ。もしも護衛対象に何かが襲いかかろうとしたら、自らのみを呈して守らなくてはいけない。こういう依頼もあるから覚えて置くように。」

「「「はい。」」」

そして、その後は他のグループもだんだんと街まで帰ってきた。

「あれ?お前ら早くないか?」

と先生が聞いてきたので、

「Aランクモンスターが大量に発生していたので、非難をしました。」

「何!?Aランクモンスターが大量に発生しただと?それは緊急事態じゃないか。」

「あ、安心してください。ジョセフさんと僕とキャロラインで倒しておきましたから。
とはいっても、ほとんどジョセフさんが倒してくれたんですけどね。」

アインは自分の本当の実力を知られないようにするために、若干の嘘をついた。

「そうだったのか。ジョセフさん。生徒を守っていただきありがとうございました。」

「大丈夫だ。これは依頼だしな。それよりも、依頼はいつ完了するんだ?」

「それは全ての班が帰ってきたときですね。」

「分かった。」

しかし、集合時間を過ぎてもなかなか後ひとつの班が帰ってこなかった。

「遅いですね。」

「ああ、どの班だ?」

「後来ていないのは、シャドウさんが率いている、グループですね。」

「後、10分待ってこなかったら、行こう。」

そして、10分経つ、ぎりぎりのところで最後のグループが帰ってきた。

「皆!何でそんなにぼろぼろに?」

「ああ、うちはAランクモンスターが同時に4体来たんだが、俺が集団戦があまり得意じゃなくて、時間をかけていたら、あのナイツ君が「俺に任せてください。『大回転衝撃斬』」といって、技を発動したんだが、その技が周囲に斬撃を飛ばすって物で、皆とっさに避けたんだが、少し食らってしまったものが出てしまって、それで、さらに時間がかかって、こんなに遅くなりました。」

「そうだったんですか…分かりました。」

ナイツが使った大回転衝撃斬は確かに強いが、完璧に使用者の力に依存していて、その上で周囲に攻撃が行くので、1人冒険者用だったのだ。

「とりあえず、怪我をしている子もいるし、いったん我々は帰ります。お2人は後に報酬金を渡しますので、今日のところは帰っていただいてかまいません。」

「分かった。」

「了解」

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コメント

  • べりあすた

    ナイツ阿呆やん

    4
  • ノベルバユーザー259311

    頑張って下さいいつも見てます

    13
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