転生貴族のハーレムチート生活

ゼクト

ハロウィン記念  ハロウィンの誕生

これは、アインが自分の国を手に入れた後の、とある数日の話である。

「あれ?今日って何日だったっけ?」

「今日は、10月の最後の週ですね。それがどうかしました?」

「それって、もうすぐ、10月31日ってことか。」

「はい。何かご予定があるのですか?」

「ああ、僕の前世の話は覚えている?」

「はい。」

「僕の前世では、この10月31日はハロウィンって呼ばれて、秋の収穫を祝い、悪霊を追い出すための行事があったんだ。」

「そうなんですか。」

「それで、その祭りを僕の国では、人々がいろいろなものに仮装をしたり、カボチャをとある形にくりぬいて、ジャック・オー・ランタンって言うものを作ったり、子供が大人たちの家に行って、トリック・オア・トリートって言って、お菓子をもらったりしていたんだ。」

「なるほど。そういう行事があったのですね。」

「うん。で、どうせだから、この国でもやろうかなって。」

「そうですね。国が発表するものは大体好評ですから良いんじゃないですか?」

「そうかな?」

「はい。しかし、これをテレビやスマホで紹介するとして、国はどのようなものを用意すれば良いのでしょうか?」

「うーん。例えば仮装するための物とか?」

「そういえば、仮装って何に仮装するのですか?」

「ああ、それは向こうでは、人気のヒーローだったり、ゾンビや吸血鬼になっている人もいたな。」

「悪霊を追い払う祭りなのに出すか?」

「まぁ、最近ではイベント化してきているしね。」

「そうなんですか。しかし、ゾンビや吸血鬼では実際に被害にあっている人たちからの文句が来そうですね。」

「確かにね。それじゃあ、さっき言った、ヒーローは?」

「そもそも、ヒーローとは何ですか?」

「ああ、向こうの世界では、悪い奴を倒してくれたり、凶悪なモンスターを倒したりする人たちだね。」

「向こうには魔物は出ないのではなかったのですか?」

「ああ、それは、もちろん、魔物に変装した人間をヒーローが倒しているだけだけど、それでも、不動の人気を誇っているんだ。」

「そうなんですね。こっちで言う冒険者みたいですね。」

「うん。だから、切れない剣や、少し頑丈な装備を用意すればちょうど良いんじゃないかな?」

「それもそうですね。それでは準備をしますか。」

そして、2人はテレビでハロウィンの存在を教え、4日かけて準備をしていった。

「よし、装備は結構な量作ったし、子供が良く行きそうな場所や修道院などには事前に多めのお菓子を渡して、子どもが来た時にお菓子がなかったとかもないだろう。」

「そうですね。後はカボチャですが。」

「ああ、それは先に魔法で作っておいたよ。カボチャは自分で用意して、後は風魔法で切っておいた。」

「そうでしたか。それでは、明日を待ちましょう。」

そして、当日がやってきた。

「おおー。皆盛り上がっているね。」

「はい。今回は早めに予告をして、準備も結構してきましたから。」

城下町では皆が好きな冒険者に仮装をしたり、子供がいろんな家を回っていた。

「皆も喜んでいるし、これからもやるか。」

「そうですね。」

こうして、この国では10月31日といったら、ハロウィンの日になった。

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コメント

  • べりあすた

    生きてる〜

    1
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