少年はそれでも戦い続ける
11.0少年の疑問
「レベルアップだと?」
「そうよ知らないの?」
「シャドー」
「少しだけいじりました」
こんの、くそ鳥白状しやがったな、シャドーめレベルの記憶まで消していたのか
こいつの目的はいったい何なんだ、明らかに邪魔をしていたり、助けたり行動の意図が読めん
「まあいいわ説明しましょう」
ジックの話をまとめると、この世界に生きる生き物全てにレベルといわれるものがある。
レベルは成長と共に上がったり、アイテムを使う、特別な施設で上げる等もあるが、一番効率がいいのが経験値を稼ぐことだ
自分より格上の敵を倒したり、戦闘で戦い方を学び自分自身が変わった、と感じた時に経験値として獲得できる。
希に命の危機にさらされたとき、本人の強い意思などによって飛躍的にレベルが上がった等の事例も報告されているそうだ
つまり俺より強い魔物がいっぱいいた山での修行により経験値は十分にたまっているはずだ
「どうやってレベルがわかるんだ?」
「専用のスキルなんかがあればわかるけど、残念なことに私にはそのスキルはないわ」
「ならどうする?」
「ステータスカードと呼ばれるものを使えばわかるわ、近くの道具屋に売ってると思うから買ってくるわ」
ジックはクルミと一緒に三つ隣にある道具屋へ向かった
あいつらいつの間に仲良くなったんだ、
そんなことよりこいつに一つ聞かなければならんな
「おいシャドーなぜお前は俺の邪魔をする」
「それはルキ様のことを思っ」
「嘘をつけ」
シャドーは本心を言っていない事ぐらい初めから気付いていた
ホントに俺のことを思ってはくれているようだが、第一にではない
「正直に言え、お前は何がしたい」
シャドーは何かを企んでいる、俺は見てしまった黒い魔人にやられて死にそうなときジックが俺を抱え逃げ出したとき、胸の中で笑うシャドーの口元が
今考えればおかしい、ジックがタイミングよく現れすぎだと
ジックに聞けば、あの日ジックはたまたまあの場にいたわけではなく、通りすがりの占い師にあの日のあの時間にあの山に行くと運命の出会いがあると言われて、出会いを求めてやって来たらしい
シャドーの行動も矛盾していた、あれだけ黒い魔人と戦うなと言っていたのに、火耐性系の魔法をアッサリ解除したり、さりげなく黒い魔人の方向に誘導していたようにさえ思えてくる
「私は、私は実は」
シャドーがためらいながらも、話し出してくれた
「私は貴方のお父上のご命令で動いております」
「なに、俺の親父だと、親父は死んだはずだ」
「そうです、貴方のお父上は亡くなられました、ですから亡くなられる前のご命令です」
「どんな命令だ」
「それはまだいえかねます」
「なんだと、いいからいえ」
「時が来れば時期に、あっ、お二人が帰ってこられましたよ」
シャドーは話をハブらかすと、窓から宿の外へと飛んでいった
「おいっ!まて!」
急いで窓の方を見たがシャドーはいなかった
「戻りました」
そう言いながらクルミとジックが部屋の中へ戻ってきた
クルミにシャドーにあったかと聞くと
散歩に行くといい飛んでいってしまったそうだ
見事にはぐらかされたな、次は絶対聞く
俺は小さな声で吐いた
「親父はなんのために」
「どうしました?」
「何でもない」
「そうですかわかりました、何かあったら言ってくださいね」
クルミは笑顔で優しい言葉を言ってくれるが、俺の心には深い疑問だけが残った
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「そうよ知らないの?」
「シャドー」
「少しだけいじりました」
こんの、くそ鳥白状しやがったな、シャドーめレベルの記憶まで消していたのか
こいつの目的はいったい何なんだ、明らかに邪魔をしていたり、助けたり行動の意図が読めん
「まあいいわ説明しましょう」
ジックの話をまとめると、この世界に生きる生き物全てにレベルといわれるものがある。
レベルは成長と共に上がったり、アイテムを使う、特別な施設で上げる等もあるが、一番効率がいいのが経験値を稼ぐことだ
自分より格上の敵を倒したり、戦闘で戦い方を学び自分自身が変わった、と感じた時に経験値として獲得できる。
希に命の危機にさらされたとき、本人の強い意思などによって飛躍的にレベルが上がった等の事例も報告されているそうだ
つまり俺より強い魔物がいっぱいいた山での修行により経験値は十分にたまっているはずだ
「どうやってレベルがわかるんだ?」
「専用のスキルなんかがあればわかるけど、残念なことに私にはそのスキルはないわ」
「ならどうする?」
「ステータスカードと呼ばれるものを使えばわかるわ、近くの道具屋に売ってると思うから買ってくるわ」
ジックはクルミと一緒に三つ隣にある道具屋へ向かった
あいつらいつの間に仲良くなったんだ、
そんなことよりこいつに一つ聞かなければならんな
「おいシャドーなぜお前は俺の邪魔をする」
「それはルキ様のことを思っ」
「嘘をつけ」
シャドーは本心を言っていない事ぐらい初めから気付いていた
ホントに俺のことを思ってはくれているようだが、第一にではない
「正直に言え、お前は何がしたい」
シャドーは何かを企んでいる、俺は見てしまった黒い魔人にやられて死にそうなときジックが俺を抱え逃げ出したとき、胸の中で笑うシャドーの口元が
今考えればおかしい、ジックがタイミングよく現れすぎだと
ジックに聞けば、あの日ジックはたまたまあの場にいたわけではなく、通りすがりの占い師にあの日のあの時間にあの山に行くと運命の出会いがあると言われて、出会いを求めてやって来たらしい
シャドーの行動も矛盾していた、あれだけ黒い魔人と戦うなと言っていたのに、火耐性系の魔法をアッサリ解除したり、さりげなく黒い魔人の方向に誘導していたようにさえ思えてくる
「私は、私は実は」
シャドーがためらいながらも、話し出してくれた
「私は貴方のお父上のご命令で動いております」
「なに、俺の親父だと、親父は死んだはずだ」
「そうです、貴方のお父上は亡くなられました、ですから亡くなられる前のご命令です」
「どんな命令だ」
「それはまだいえかねます」
「なんだと、いいからいえ」
「時が来れば時期に、あっ、お二人が帰ってこられましたよ」
シャドーは話をハブらかすと、窓から宿の外へと飛んでいった
「おいっ!まて!」
急いで窓の方を見たがシャドーはいなかった
「戻りました」
そう言いながらクルミとジックが部屋の中へ戻ってきた
クルミにシャドーにあったかと聞くと
散歩に行くといい飛んでいってしまったそうだ
見事にはぐらかされたな、次は絶対聞く
俺は小さな声で吐いた
「親父はなんのために」
「どうしました?」
「何でもない」
「そうですかわかりました、何かあったら言ってくださいね」
クルミは笑顔で優しい言葉を言ってくれるが、俺の心には深い疑問だけが残った
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