神は思った。人類の7割をアホにして、楽しく見守ろうと

4.1 1.2 4.2

私は思った。短すぎる電話も良くないと

 作者は思った。最近小早川の存在薄くねぇ?と



「師匠に会いたいぃぃぃぃーーー!!!   声を聞きたいぃぃぃぃーーー!!!!   抱きついたい、抱きつかれたいぃぃぃぃーーー    ヤ◯たいぃぃぃぃーーー」

 そう部屋の一室で工藤への想いを叫んでいるのは、西園寺  凛花だ。

 西園寺は土曜日になるとよく自室で奇声獣へと変貌する。日曜日になれば明日会えると思い我慢できるが土曜日は1日も会えないのだと思うと、工藤への思いが高まりつい奇声を発してしまうのだ。

 だが、今週の土曜日は違う。


 これは先日の事だ。西園寺はまだ工藤の連絡先を知らない。それは連絡先を西園寺に教えるとロクなことが起きないと工藤自身わかっているからだ。故に今まで連絡先を西園寺に教えていなかったのだ。

 しかし西園寺の猛烈なアピールが功を成し、条件付きで連絡先を交換出来た。その条件とは

 1・要件のない電話(「好きです」など)は1日1回までとする
 2・1とは反対に要件のある電話(遊ぼうなど)は何回かけても可
 3・2に伴い、断ったにもかかわらず  何度も電話してきた場合は連絡先を消す

 だった。

 故に1回までは工藤へと思いを叫んでいいのだ。たが朝から電話したりしない。工藤への思いを我慢できる限界まで我慢し、限界を超えた時 電話するのだ。

 そして今は夜、そろそろ限界を超えそうだ。


 プッ   プッ   プッ        プルルルル    プルルルル

『どうしーー』
『師匠ーーーー!!!    どうしましょう!!   会いたくて  会いたくて頭がおかしくなりそうです!!」

『大丈夫だ。もうすでに重症だ』

 プツッ………     プーー  プーー  プーー

「えぇぇぇーーーーー    マジですか!?」

 まさか1日1回の電話がこれで終わり?………悲し過ぎる


 でも………師匠のそういう冷たいところも好きですよ




次投稿するときは、小早川メインの話を書いてみようと思います

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