東方龍人譚 ~龍神を統べる少年~

ko-suke

20話 龍デ無キ者ト人里ノ化ケ物




霊夢「人里で・・・!?」

魔理沙「バケモノが・・・!?」

霊夢と魔理沙はとてもびっくりしていた。

人里には戦えるものが少ない。そのため

霊夢「紫っ!!はやく人里につないで!!」

魔理沙「頼むんだぜ!!」

霊夢たちは、とてもあせっていた。

紫「えぇ、ほかの人たちも頼める?」

レミィ「今日は曇りだし、大丈夫よ。」

フラン「私も!」

咲夜「もちろんです。」

ゴード「はい!」

霊夢達は、紫のスキマに入った。







霊夢「なに、これ・・・」

そこには、建物は破壊はかいされ、黒い化け物がうようよといる町と化していた。

魔理沙「と、とりあえずぶちのめすんだぜ!」

レミィ「まだ取り残された人がいるかもしれないから、慎重にね!」

ゴード「わかりました!」

ゴード達は、一斉に倒しにかかった。






ゴード「くっそ、なんだよこの数!」

少し角を曲がった先には、50近い人ならず者の姿があった。

ゴードは次々と斬りかかったが、一向に数が減らない。

ゴード「あーもう!!スペルカード発動!瞬突劇 しゅんとつげき  「眼に見えぬ針サウザンド・ニードル」!」

そう叫ぶと、ゴードは目に映らない速さで次々と化け物を倒していった。






ゴード「はぁ・・・はぁ・・・一丁、あがり・・・っと。」

ゴードが木刀を地面に突き刺すと、殆ど全ての化け物が消え去った。

ゴード「はぁ・・・はぁ・・・つ、疲れるな、これ・・・。龍の力がないから、尚更なんだろうけど・・・。」

ゴードは少し休憩した。










ゴード「さて、そろそろ行くかな。」

大分回復したゴードは皆のもとに向かおうと、1歩踏み出した。

そのとき、何かに気づき、咄嗟とっさにその場から離れた。

そのとき






さっきまでいた場所が、大爆発した。

ゴード「な・・・!?」

ゴードは驚いた。

すると、

「おやおや、あれを避けるなんて・・・。龍の力は封印されたはずですのに・・・。」

その声の方を見ると、そこには

紫色のローブで、宝石ほうせきめられた杖を持っている奴がいた。





ゴード「・・・いかにも、The・魔法使いって感じだな。」

??「ええ。わかりやすいでしょう?」

ゴード「そうだな。・・・で、さっきの化け物共と、地面の爆発ばくはつはお前の仕業しわざだな?」

??「そうですが何か?」

ゴード「いやぁ、それが分かればいいんだ。お前をたお口実こうじつができた。」

??「強がりやがってよ・・・。まぁ、あなたに私は倒せないでしょうがね。」

ゴード「随分ずいぶんと強気だな。・・・お前、名前は?」

??「・・・まぁ、それくらいなら教えましょう。私は・・・」

その魔法使いは、杖の先をゴードに向けて言った。

ナイト「グローグ様の直属ちょくぞくの部下、ナイト様だ!覚えとけクソガキ!!」

言うが早いか、何十個もの弾幕をり出した。

ゴード「ちっ!はあぁぁぁっ!」

ゴードは突っ込み、飛んできた弾幕を手当たり次第に切りつけた。

ナイト「ほう、なかなか・・・」

そして、ナイトに向かって振り下ろした。

ゴォンという鈍い音を出して、ゴードの斬撃ざんげきは杖に防がれた。

ゴード「・・・くっ!」ギリギリ

ナイト「調子に乗るなよ、クソガキが・・・!」ギリギリ

バッ!!

お互い距離きょりをとった。

ゴード「量は多くても一個一個が雑すぎだ馬鹿め。」

ナイト「斬撃はなかなかのものですが、力任せで一方的ですねクソガキ。」

ゴード「俺はクソガキじゃない。ゴードだ!」

ナイト「だったら私も馬鹿じゃないですよ。」

ゴード「バイトだったか?」

ブチッ



ナイト「ナイトじゃクソガキィィィ!!!」バババババ

ゴード「ゴードだっつってんだろうがぁぁぁ!!!」ガインガイン

しょーもない喧嘩けんかにより、第2ラウンドが始まった。






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コメント

  • 十六夜 夜桜

    バイトで草生えました。
    更新、待ってます。
    これからも頑張ってください!

    1
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