女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが
184話 脳内お花畑チーム(笑)
7月7日。
あと1週間とちょっとで、天国と地獄の夏休みが差し迫っている。
だが、今はそんな話はどうでもよかったりするのだ。
今宵は七夕。七夕といえば、一年に一回、彦星と織姫が出会う日。皆もよく知っているだろう。
・・・まぁ、俺たちはというと、
加奈「竹っ!竹はどこじゃ!」
大和「落ち着け加奈!去年は七夕やってないんだから、ここにはねぇよ!」
雫「お父さんにでも頼みますから!ここはひとつ、抑えてください!」
イベント大好きな加奈を抑えるのに必死で、それどころじゃないんだが。
事の発端はこうだ。
俺らはいつも通りに同好会の活動(?)をしていて、俺がふと、七夕のことを思い出した。そして、その時俺が放った一言が、トリガーとなってしまったのだった。
大和「そういや、すっかり忘れてたけど、今日は七夕だな。」
俺はただ、そう言っただけなのに。それを言った瞬間、理子、聖菜、加奈、奈緒の脳内お花畑チームの目がキランと光り、待ってましたと言わんばかりに、短冊や飾りを取り出した。
・・・が。
理子「大和!竹の準備は!?」
大和「この部屋にあるわけねぇだろ。」
それがわかった途端、加奈は暴走し出し、他の3人はソファに座り込んだままとなって、今に至るのだ。
大和「・・・雫、お父さんに頼むったって、この学校に竹なんてあったか?」
雫「うーん・・・わからないですね。学校のイベントの1部となっていれば、まだ可能性はあったんですが・・・。」
大和「だよなぁ。なんでうちの学校、そういう行事をことごとく行わないわけ?」
雫「私に言われましても・・・。」
この始末。さて、どう落とし前をつけようか。
・・・うーむ、わからん。
理子「お願いごと・・・お願いごと・・・。」
あぁ、ついに理子がおかしくなってしもうた・・・。
すると、
愛菜「やっ、と、みつ、けた・・・。」ハァハァ…
愛菜が部屋に入ってきた。
愛菜には、加奈が暴走する前に、竹を探しに行ってもらっていた。
大和「え、見つけたのか!?」
愛菜「っう、ん。・・・体育館の、裏に。多分、誰かがこっそり用意したものだと思う。もう何枚か、吊るしてあった。」ポイッ
大和「えちょ、なんでこれ・・・。」
愛菜は、誰が書いたのかもわからない短冊をよこしてきた。
愛菜「竹を見つけた時、カップルがイチャイチャしながら書いてたから、遠くに行った後に、引きちぎってきた。」
大和「おぉい!?何やっちゃってんの!?」
愛菜「・・・余りにも、ウザかったから・・・。」
大和「だからって・・・。」
俺は短冊を見た。そこには、「ゆうくんとはなはなが、ずっと繋がってますように♡」と書かれていた。
あ、うぜぇ。そう思った時には、その短冊は既に破られていた。・・・無意識にのうちに、俺の手によって。
その後、ちゃんと直しました。テープで裏から貼っただけだけども。
コメント来たので
☆コメント返信のコーナー☆
・ミラル ムカデさん
「メタすぎ注意報!!
そして宿題なんて最終日にオールで丸写しでしょwww」
→大和「一日で終わる量じゃないんですがそれは・・・。まぁ、コツコツやるしかないわな。」
・澪燈さん
「やったぜ登場だぜ
久しぶりに大和に絡めるなぁby大雅」
→そのコメントは、中学の時のクラスメイトでOKということと解釈したぞよ!とりあえず、期待に応えられるよう、頑張ります。
・アニメ好き不登校さん
「正直あんな無茶苦茶な設定を物語の中に押し込めるの凄いと思うw
マジでどっかの編集者とかに見せたら?」
→「このキャラ出したい!」と思った時、出し方が色々あるわけですが、それを想像するだけでも、とても楽しいんですよ。設定も、面白いものばかりでしたし。動物は驚きましたけど。
うーん、1000人突破しましたし、今がちょうどいい節目ですかね?今度、応募してみようかな・・・。
追記
ゆうくんとはなはなは、今後出る幕はありません。ないったらないのです。ついでに、全国のゆうさんとはなさんとは、一切関係ありません。
コメント
ミラル ムカデ
七夕かぁ〜中学で終わったわ!
澪燈
加奈ちゃんみたいなイベント大好きな女の子と付き合ったら楽しく過ごせそうだよなぁ?そうは思わねぇ?
なぁなぁ大和?思わねぇ?(・∀・)ニヤニヤ
大雅もそう思うよな?
んー、とりあえず大和爆発スイッチ((꜆꜄ '-' )꜆꜄꜆ポチポチポチポチby大雅
颯★改
俺も中学の同級生という設定で良いですよ!
アニメ好き不登校
ファイト!
うちの近くの大手スーパーでは七夕に笹を置いてるけど七夕過ぎた日にお店裏のゴミステーション?みたいな所にほかってあったw