女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

124話 グダっててごめんね。




4月1日。

とびすぎじゃね?とか、トランプどうなった?とか、そんなことは受け付けんぞよ。なんにも変わったことは無かったからな。

まぁ、メタいことはこれくらいにして、と。話を戻そう。

皆さんは、4月1日と言えばなんの日なのか、すぐ思いつくと思う。



・・・はい、エイプリルフール。なんの捻りもせず、そのまんまでごわすよ~。




小鈴「おにぃ!さっきテレビでやってたんだけど、明日隕石いんせきが降るんだって!」

大和「そう・・・(無関心)」

小鈴「・・・嘘だよ!」

大和「知ってた。もう少しマシな嘘つけよ。姉ちゃんの幽霊ゆうれいが見えたとかさ。」

小鈴「・・・私、お姉ちゃん苦手なんだよね・・・。」

大和「そうなのか?」

小鈴「うん。意地悪いじわるしてくるし、おにぃを横取りするし。」

大和「俺はものじゃねぇぞこら。」

小鈴「そだね。」

大和「適当スギィ・・・。」

このまま話をしていてもらちが明かないため、俺は理子の所に遊びに行くことにした。




ピンポーン

俺はインターホンを鳴らした。隣だけど、一応な。

理子母「はーい。・・・あら、大和くんじゃない。久しぶり。」

大和「お久しぶりです。今、理子いますか?」

理子母「あぁ、理子なら・・・。」

その時。

理子「大和ーーっ!!」バッ  

大和「わっ!?!?」ドサッ

理子が俺にのしかかってきた。

大和「ちょ、理子、お前今どこに・・・。」

理子「へっへっへ。大和の声が聞こえたから、2階から急いで降りてきた!」

その割には、階段を降りる音はしなかったけどな・・・。ま、いいか。

大和「理子、ひまだから遊ぼうぜ。」

理子「いーよ!でも・・・。」

大和「でも?」

理子「まずは大和を堪能たんのうしてからーっ!」ギュー

大和「ぎゃわっ!?」

ちょ、苦し・・・!!

理子母「・・・ごほん。」

理子「あっ。」

理子がふいにバッと離れる。た、助かった・・・。

理子母「全く、理子はいつもそうなんだから・・・。私だから良かったけど、お父さんだったら家族会議だったよ?」

理子「そんなこと言っちゃって。お母さんは大和が好きでヤキモチ妬いてるだけでしょ?」

理子母「なっ・・・!理子、エイプリルフールだからって、どんな嘘もついていいって訳じゃないのよ。」

理子「本当に嘘?」

理子母「あんた、言わせておけば・・・!」

大和「ま、まぁまぁ!理子、その辺にしとけ。」

理子「はーい。」

理子母「ごめんね大和くん。いつもいつも。」

大和「いえ。全然大丈夫ですよ。」

理子「・・・あ、そうだ!大和、聖菜ちゃん家行こ!人数は多い方がいいよ!」

大和「ん、それもそうだな。じゃあ、すみません理子のお母さん。理子を借りていきますね。」

理子母「はいはい。行ってらっしゃい。」

理子「わ、私は物じゃないぞー!」ウガー

大和「はいはい。」

聖菜の家に、レッツラゴー!
=≡Σ((( つ•̀ω•́)つビューン





理子母「・・・ふふ、あなた、早く帰ってこないと、心を奪われちゃうかもよ?なんて。」



コメント来たので
☆コメント返信のコーナー☆

ずっと一緒だよ さん
「主人公少しだけ冷たくしたらどうですか?」

→試しで少し冷たくしてみました。
こんなんでどうでしょうか?









文化祭の準備で疲れてしまったのでごわすよ~

コメント

  • ぷそライク零

    家族会議・・・それなら結婚まっしぐら1本道の濃ゆ~い内容になるのが希望でし

    1
  • ルイ

    大和、Sに目覚める?

    1
  • 颯★改

    文化祭何やるの?

    1
  • ミラル ムカデ

    大和しばかれたい?

    1
  • アニメ好き不登校

    もっと冷たく‼️

    1
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