女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

123話 潔く認めましょう




俺と鈴は2階に上がり、俺の部屋に入った。

小鈴「で、何する?」

大和「何も考えてなかったのかよ!」

小鈴「イエス!ノープラン!」

大和「堂々どうどうと言うな!」

そういう鈴は、一周回って清々しかった。

大和「仕方ない。鈴、ツイスターゲームとトランプどっちがいい?」

小鈴「妹とツイスターゲームしようとする兄ってどうなの?」

大和「その兄にキスをする妹もどうかと思うがな。」

小鈴「・・・。」

大和「・・・。」

沈黙ちんもく。まぁ、無理もない。



大和「・・・トランプにするか。」

小鈴「・・・そうだね。」

俺は机の中を探した。

大和「・・・あり?ない・・・。」

小鈴「えぇ?」

大和「うーん、ちょっと探してくるわ。」

小鈴「あ、うん。・・・1階は気をつけてね。」

大和「・・・あぁ。」

俺はトランプ探しの旅へと出た。




・・・あぁぁぁぁぁぁぁ!!

キスしちゃった!おにぃとキスしちゃった!

しかも無理やり!あぁぁぁ!!

小鈴「・・・おにぃにきらわれてないよね?・・・うぅん、きっと大丈夫・・・。」

私は頭を抱えた。

ふと顔を上げると、おにぃのベッドが見えた。

小鈴「・・・誰も、見てないよね?」キョロキョロ

私は、おにぃ達がいないことを確認し、おにぃのベッドにもぐり込んだ。

小鈴「暖かい・・・おにぃの匂い・・・。いやされるぅ・・・。」

こう見ると、ただの変態ブラコンにしか見えないけど、それは違う。

ブラコンというのは、兄と一緒にいると変な気分になったり、兄に抱きついたり、キスしたり・・・あれ?

・・・・・・。








・・・私はブラコンです。
(`・ω・´)キリッ

よーし、そうと決まれば!

小鈴「おにぃが来るまでおにぃを堪能たんのうしy」

大和「何してんだ?鈴。」

小鈴「」

オワタ・・・。

小鈴「えっ、と、その・・・。」

大和「・・・あぁ、この部屋寒かったか?ごめんごめん、今ストーブつけるから。」

そういうと、おにぃは電気ストーブをつけた。

おにぃが馬鹿ばかでよかった・・・。

大和「別に、許可なくつけてもよかったんだぞ?」

小鈴「あ、あはは、えっと、おにぃに悪いと思って・・・。」

私は大嘘おおうそをついた。

兄のことを気にせず、兄の匂いをくんかくんかしていたのはどこのどいつだよ、全く・・・。

・・・やっぱりおにぃ、優しいな・・・。

小鈴「あ、で、トランプは?」

大和「あぁ、あったぞ。ジェリーがペちべちして遊んでたから、めんこと交換してきた。」

小鈴「めんこ・・・。」

また懐かしいものを・・・。

大和「ほら、トランプやろうぜ。」

小鈴「・・・うん!」

えー、そんなわけで!

私、稲木小鈴いなきこすず極度きょくどのブラコンです!

おにぃ、大大大好きだよ!



コメ来たので
☆コメント返信のコーナー☆

・ミラル ムカデさん
「鈴もなかなかやりますねー
このまま妹ルート突入?」

→させました。えぇ、させましたとも。

・颯★改さん
「↓ルート希望」

→まぁ、上記2人のコメがあったので、妹ルートにしました。こんな感じに、できるだけ皆さんのコメントは、作品に反映させようと思います。
コメあざっす!

・アニメ大好き不登校さん
「同士よ!!」

獣耳けもみみ尻尾しっぽ+裸エプロン=最強
これ常識じょうしきっしょ。(白目)

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コメント

  • ぷそライク零

    ツイスターか・・・そっちのルートも分岐で書いては頂けぬか?

    1
  • ずっと一緒だよ

    主人公少しだけ冷たくしたらどうですか?

    1
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