女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

89話 まぁ、テンプレでっせ。




前略、お犬がわんわん。



大和「・・・what?」

理子「え、犬が・・・。」

聖菜「何が起きて・・・。」

俺たちは一同ポカーンとしていた。

・・・いや、約1名、それ以外の表情をしている人がいた。

中守「あ、あはは、これは幻覚げんかく妄想もうそうだ。科学で証明出来ないことがあるわけがァ・・・」

中守先生だった。理科の先生のため、意味の分からないことになっていた。

その最中にも犬は「わんわんっ!」と言いながらこっちを見ていた。

大和「・・・とりあえずこの犬誰が飼うよ。」

理子「うちは無理かな・・・猫いるし。」

聖菜「うちも無理・・・。この間無理言ってハムスター買ってもらったばっかだし・・・。」

奈緒「私の家はそもそも、ペット禁止のアパートなので・・・。」

雫「家柄的いえがらてきに少しきついかと・・・。」

加奈「私も無理だ!ライオンがうちにいるからな!」

加奈が言っているライオンというのは、モノホンのライオンではなく、M’sドーナツのマスコットの大きなライオンのぬいぐるみ。

つまるところ、別に飼えると思うのだが、こいつは「猛獣もうじゅうしか飼わん!」というやつだし、無理だろう。

・・・まぁ、分かってはいたが。

大和「俺が飼うしかねぇよな・・・。」

当然の結果だった。

俺は、いつまでも「うふふ」だか「あはは」だとか言っている中守先生を、なんとか正気しょうきに戻し、たまたま持っていた犬用のケージをもらった。(ケージをたまたま持っている先生っていったい・・・。)

そして、家まで連れて帰った。




大和「ただいま。」

小鈴「おかえりーっ!」

俺が帰ってすぐ、鈴が抱きついてきた。

大和「おっと・・・。ちょい鈴、少しだけはなれてくれ。」

小鈴「えーなんで?」

大和「見せたいもの・・・いや、見せたい奴がいるんだ。」

小鈴「ん~・・・わかった。」

小鈴は渋々と言った感じに離れた。

大和「ほれ、これ。」

俺はケージを開けた。

「ワンっ!」

小鈴「わ、犬?」

大和「そ、犬。」

小鈴「・・・お母さんに殺されるよ?」

大和「あ、やべ。」

うちの母さんは、大の犬嫌い。小さい頃に噛まれたのがトラウマらしい。

大和「・・・ちょっと部屋まで隠してくるわ。」

小鈴「う、うん。戻ってきたら一緒に遊ぼ?」

大和「あ、あぁ。」

俺はそそくさと部屋に犬を隠した。





鈴と遊び、夕飯後。

俺は帰りに寄ったペットショップで買った餌を持ち、部屋に戻った。

・・・すると、そこに居たのは。

??「わむっ!」シッポブンブン

大和「・・・!?」

犬耳と犬の尻尾を生やした女の子が、そこにいた。



どうも皆さん。ko-sukeです。前回質問したところ、分けた方がいいと言う意見が多かったので、分けてやります。

1話に3~4つくらいのコメントを返信しようと思います。

次の話からやろうと思っています。古いコメントから返していこうと思うので、最近コメントした方は、少し遅くなってしまいます。

申し訳ございませんが、それでよろしくお願いします。m(_ _)m


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コメント

  • ノベルバユーザー239763

    作者さんは素晴らしい

    1
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