夢日記

日々谷紺

廃校給食

今は生徒の通わない学校で、関係性もわからない複数名と給食を食べる(おそらく皆成人済み)。
給食当番よろしくプラスチックの食器に盛り付けをしていく。
全て盛り付け、いざ食べる瞬間に夢が遮断される。
プツッとテレビを消したようにじんわりと視界が暗くなるが、
その暗闇は瞼の裏を見ているせいだということをはっきり認識している。
夢から覚めた、という印象だけが鮮烈に残り、しばらく目を閉じたまま給食が食べられなかった切なさに浸る。 

20150706

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