監禁から始まる恋って怖くね?

ホッピー

意味わかんねぇ...

 「おはよ、アラタン」
「おはよう、新くん」
俺のベッドに潜り込んでいた2人が俺に朝の挨拶をする、もちろん俺はそれを眠たいなりに返す。言葉のキャッチボールが3だ。卓球のラリーならコーチに怒られる記録だ。
つーかよく見たら2人とも裸じゃん!!
いやダメだ、相手が俺に行為を抱いているのに、そんな娘への興奮なんててサイテーだろ。俺の娘達は誰にもやらん!
「ねぇアラタン...そろそろ決めてよ...十分時間はあげたでしょ?」
「そうだよ!どっちがアラタンと子作りして、これからの一生を過ごすか決めてよ!」
何言っちゃってんの?この子...お母さん心配だわぁ
「どっちもはダメなわけ?」
確かに赤ちゃんができれば結婚しなければならない、でも結婚届けを出さなければふたりのお母さんができるわけで...ってなにホントにクズな事考えてんだ、俺は九頭龍か。苦笑いしつつそんなことを考える
「もういい!先にアラタンの子供汁もらった方がアラタンの嫁ってことで」
とかなんとか言いながら俺のズボンに手をかけてくる
まって!やめて!私のために争わないで!
逃げるしかない逃げるしかない逃げるしかない!!!
全速力で逃げる
タンスだ!タンスには昔からお世話になってる、青い鬼から逃げる時もよく使った。
タンスを見つけた瞬間、足にブレーキをかけてタンスに入る。なんか青い鬼が部屋に入ってきた時の曲が聞こえる...
バタンと音を立ててドアから出ていったであろう女の子が怖い
タンスからゆっくり出た瞬間、目の前には...女の子が2人....
「うわーー」見てからの刹那人間離れした反射神経で逃げる
「まってアラタン!私たちが悪かったから!許してってば!」
「来るな!!」
何やかんやで監禁生活2週間目が終わっていったのだった

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