監禁から始まる恋って怖くね?

ホッピー

ぶつかるって響きが痛い

 1口食べられたクレープを食べることは出来なかったそれは落としたというごく単純な理由だった
「大丈夫だったかい?少年」
「まぁ大丈夫ですけど」
手を差し伸べられてそれをとる
「いやーごめんね少年」
「?、何がですか?」
その謝罪の意味がわからず、頭の上に「?」を作る
「クレープだよクレープ」
しっかりズボンの上にクリームたっぷりついていた女の子ならえっちく見えていたかもしれなかったが男の俺からすればただの恥だった。
「弁償するから許してよ」
苦笑いでこっちを見るオラオラ系のお姉さんは気まずそうだ。心苦しいからその雰囲気やめれくれよ
「ちょっと!アラタンなにイチャイチャしてくれてるの?」
「あー彼女いたんだね少年、悪かったよ」
「彼女じゃないので大丈夫です、いつっ!」
なかなか鋭いヒールのかかとで足を踏んでくるめっちゃ痛い
「じゃあこれ、はい」
親指で500円玉を弾いて渡してくる。
「じゃあうち急いでるから行くよ世間が狭ければまた会えるよじゃあね」
と投げキッスをしてくる隣のヴェールがあきらかに機嫌を悪くする『助けて...忍...』どう考えても別作品をここで持ち出してみる
「ズボンどうするの?アラタン」
「どっしよっかな、これ」
指差しでズボンを指摘され困った顔でヴェールを見る。
その後、バイドさんがズボンの代わりを持って来てくれてあの屋敷にもどる




「はっぴばーすでーとぅーゆー♪」
ルージュは嬉しそうに
ヴェールは心から親友を祝って
そして俺は監禁者を被害者として精一杯祝って1週間と6日目がおわっていったのだった

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