お祈りしたら美少女になった話

yukoami

第9話 緊張


今回は少しエロ要素を入れたかったけどチキった感じの内容です...。
ご了承ください。。




そう、皆さん分かっているだろうが、本日の一大イベントはお風呂だ。
自分でもまだちゃんと身体を見ていない。
緊張しかしない。
心臓バクバクだ。
新しく買った下着やパジャマを用意して、
脱衣所に来た。
見てない訳では無いが、ほぼ初めて自分の体と向き合う。
服を脱ぎ、大きすぎるお風呂に入ると、目の前の鏡にありえない美少女が裸で立っているのだ。
待って俺、これはさすがに可愛すぎるし、体つきもあまりに良すぎる。
こんなの風呂入る度に心が持たないわ。

流歌と美夏に髪の毛のことを散々言われた。
長い髪を洗うのは使うシャンプーも多くて大変だ。
髪の量が多いので頭が重く感じる。

そして、身体を洗う時が1番緊張するのだ。
肌も弱そうなので、優しく洗っていく。
そして耐えきれず、生おっぱいを触ってしまった。
え、やわらかい。なんやこれ。
感動した。
って、ただの変態やん(2回目(※1回目は第8話参照))

感動してフリーズしながらも十分に温まり、風呂から出る。
ダメです。
心が持ちませんですます。(言葉がおかしくなるほど)

上がって身体を拭く。
決めが細かく真っ白な肌だ。
「本当にこれが俺なんだなぁ。」
そんなことを呟きながらも、慣れないブラを付けるという作業を何とか終えた。
どれだけ見ても怒られないという優越感から自分の身体をじっと眺めてしまう。
ずっと見ていたいくらいだったがけ買ったばっかりの可愛らしいパジャマに着替える。


お風呂から上がるとみんなでご飯を食べた。
こんな少しかと少し気を落としたのに、食べてみたらお腹がキツすぎて更にショックである。
流歌は
「瑠夏、私より少食だね」
と言いながらニヤニヤしている
「悔しい
前は美夏が残した分まで食べられたのに・・・。」
「お兄の時代はもう終わったのよ」
「くそぉ!」

美夏と流歌も慣れてきたみたいで本当の姉妹みたいだ。
美夏も結構可愛いので、自分よりも流歌の方が姉妹似合ってるんじゃないかと少しガックリする。

「明日は学校だしそろそろみんな寝よっか」
流歌がいう。
「そうしよう。
俺ももう明日が怖くて仕方ないよ」
「瑠夏!」「お兄!」
2人の声がハモる。
「え、な、なに?」
「俺って呼ぶのやめた方がいいと思う」
と美夏
「俺辞めるって約束したよね?」
「は、はい。」
「明日から頑張って私って言うのよ?
分かった?」
「わ、分かりました。頑張ります。」

女って怖いんだ。
こういうのは絶対に逆らえなくなってしまう。
まあ、今は俺も女なんだけど。

いよいよ明日から学校だ。
不安しかないけど頑張ろう。




ここまで読んでいただきありがとうございます。
学校での話をメインにしようと思ったのに学校に行くまでが長くなってしまいました。。。
これからも頑張りますので、応援お願いします!

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