転生先は異世界学園

猫宮&宮藤みほ

風呂と作者と使い魔ちゃんその1

別世界:日本
とある人物の家にて、
「あー疲れるーと言うより溶けるー」
と家の2階奥に位置する部屋の
机の上に少女が突っ伏していた。
「いや流石に溶けはしないだろ・・・」
と俺:クロネコが言うと机に突っ伏していた
少女:宮藤みほみやふじはこちらを見やり
「暑いものは暑い・・・」
と言い机の上にあった下敷きで仰ぎ始めた
(まあアヴィリオンハーツ学園と
違ってこの世界の季節は夏真っ盛りだからなー)
などと俺が思い窓の外を見やると
ちょうど外の道路を虫取り網などをぶら下げた
少年達が走っていくところだった。
「はあー俺にもあんな頃があったなー」
と言いながら部屋の中を見やるとそこには
暑い〜とか言いながら下敷きで己を仰ぐ
残念な少女がいた。
「お前、色々と残念だよなー」
と俺が言うとみほは
「サクヤはまだ戻ってこないのかなー
アイスが早く欲しい・・・」
とみほ残念美少女は言った。
(こんな見た目なのに色々残念だ)
と思いながら俺はみほを見た
透き通るように長い黒髪に
容姿端麗な顔加えてとてもスタイルのいい
体つきとそこそこな姿形だ。
などと俺が考えていると階段を駆け上がる音が
聞こえてくる。
俺がそちらに目をやると同時にドアを
蹴破るように1人の少女が駆け込んで来る。
「みほ、アイス買ってきたで!」
と何故か関西弁で少女は言うと
みほの方に棒アイスそして俺の方には
飲むタイプの容器に入ったアイスを
投げてきた。
「いやーやっぱ外は夏なだけあって
激暑やったわー」
「そうかところでサクヤ」
「?・・・なんや?」
とサクヤと呼ばれた少女はカップアイスを
食べながらこちらを見やる
「今回はなんだ?」
俺のその言葉と同時にサクヤは
「招集やなーでどうするん?みほ行くんか?」
とサクヤが言い俺とサクヤがみほを見ると
みほは、
「はー面倒くさいわねー彩はなんで
この時期に私たちだけに・・・・・・招集を
かけるのかしら」
「知らないがみほ、お前また彩に何かしたん
じゃないか?」
と俺が聞くとみほは
「・・・・ありすぎてどれだか分からないわね」
「いやそれはそれでお前何してんの?」
「ま、まあ来ないんなら無理やり連れてく
ゆう話やったで」
というサクヤの言葉にみほは
「はーしょうがない行きますか」といい部屋の
ドアに歩みを進めた。
そんなみほに俺とサクヤは黙ってついて行った。



アヴィリオンハーツ学園
都市アヴァンティ:大浴場脱衣場にて
私はミーシャさんと弓さんそしてナビ
の3人と脱衣場にて服を脱ぎ、
体にしっかりタオルを巻くと
ドアを開き浴場に向かう。
浴場につくと改めてその大きさに驚かされる
なぜならそこには沢山の生徒がいてかなり多い
ことからもこの浴場がどれだけ広いかが分かる
「凪咲さーんこっちこっちー!」
と弓さんが湯船に浸かりながらこちらに
手を振っているのが見える。
私は体を洗って髪も洗ってから弓さんの
方に向かった。
弓さんの横に浸かると途端に
体を温泉の暖かさがじんわりと満たす。
「あったいよね〜♪」
「あ〜疲れが癒されるニャン♪」
と弓さんとミーシャさんは
気持ちよさそうな表情で言うとこちらを見やり
「凪咲さんってさーなんかあれだね」
と弓さんがそう言うと
「確かになんか可愛いオーラみたいのが
でてて抱きつきたくなってくるにゃ・・・」
とミーシャさんめそう言いこちらに
近づいて来る。
とりあえず離れた方がいいと思った瞬間、
私はミーシャさんによって浴場の床に
押し倒されていた。
「え?な、何が起きたの?」
「ふふ凪咲しゃんかんねぇんシュルニャン♪」
とミーシャさんが言う
突然のことに私が混乱していると
「マスターから離れなさいミーシャさん」
という声と共に私に馬乗りになっていた
ミーシャさんが
横からのナビの飛び蹴りに
吹っ飛ぶ。
「マスター大丈夫ですか?」
と体にタオルを巻いた(当たり前だけど・・・)
ナビがこちらに駆け寄ってきて私の体を
抱き起こす。
「え、ええけどミーシャさんにいきなり
押し倒されて少し頭を打っただけよ」
と私が困惑しながら言うと
「ミーシャさんがおかしくなったのは
この湯船のせいです」
とナビが近くにある看板を指さす
私がその看板を見るとそこにはこう
書かれていた。
「この湯船に浸かった女の子は
気分がハイになりほかの女の子と
なりふり構わず恋人みたいなことをしたがる
成分が含まれています・・・ナニコノ説明
色々と言いたい事はあるけど
とにかくこの湯船のせいで」
と私が言うと
「はいマスターはミーシャさんに
押し倒されて
挙句の果てにキスとか
されかけてたのです」
ナビのその言葉に私はただただ呆れる
ことしかできなかった。
そして私がそんな騒動に巻き込まれていた
そんな時に学園にいや、
私に向かって騒動は向かって来ていたのです。


学園理事長室
「でー何のようかしら?彩」
と私、宮藤みほはこのアヴィリオンハーツ
学園の理事長である
零崎彩に問いかける。
「そうね貴方を呼んだ理由は・・・」
と彩は語り始めた。




風呂と作者と使い魔ちゃんその1終


ここから下は作者からの話です。


どうも皆さんこの転生先は魔法学園の
作者でありそしてこの物語の人物の1人
である宮藤みほです!
今回はまあわかる人にはわかりますよね・・・
はいそうです前回の話から1ヶ月が
立っています。
それに関しては本当にすみません。
サ:いやもうはやめに投稿を守れてないやん
宮:いやサクヤしょうがないじゃんわたし
これでもかなり忙しいんだよ?
サ:でもあげる暇あったと思うんやけど?
宮:・・・ま、まあとりあえずこれからも
がんばっていきたいと思っております。
サ:ところで夏織の物語はどうするん?
宮:そ、それ以上は言ったらダメ!
サ:いやでも、そろそろ
宮:それ以上言うなーーーー!!
ク:みなさん良かったらこれからもこの
残念な美少女の描く物語読んでやってね
あとこの物語の主人公は凪咲だからこいつは
メインキャラクターだけど主人公じゃないから
宮:やーめーてー
ク:とにかくこれからもお願いします。
サ:よろしゅうなー
宮:私作者なのにクロネコにセリフを
取られたー!!

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