選択権〜3つの選択肢から選ぶチートは!?〜
装備を整えよう
唐突だが、今まで気づいていなかったことがある
そう、武器と防具についてである
まぁ、武器はゴブリンとかゴブリンキングの持っていたもので代用してきたが、やはり新品が欲しくなってしまったため買いたいと思ってしまった
言っていなかったが武器に関しては大まかに二種類ある
一つ目は近接戦闘型用の武器
主に剣や斧、槍なんかもここに入る
二つ目は遠距離戦闘型用の武器
こちらは魔法使い等の杖や弓なんかがこれに該当する
ここで武器スキルについても紹介しよう
例えば剣のスキルレベルが1の人とスキルレベルが無い人で戦った場合スキルレベル1の方が圧倒的に強いこれは、恩恵のようでどんなに鍛練していても実際に魔物を倒している人の方がスキルレベルの上がり方が早くなりそうしてスキルレベルが上がった相手には鍛練はほとんど意味が無くなる
しかし、スキルレベルが同じ場合は話が違う
スキルレベルが同じで鍛練している人と鍛練していない人では鍛練している人の方が強くなるということだ
ちなみに武器スキルはレベル7だと騎士団長レベルで
これ以上はほとんどいない
まぁほとんどいないだけでいることにはいるらしい
杖スキルの方は、持っていると魔法の威力と、発射速度が少し上がる
スキルレベルが高いほど威力と速度が大きく上がるため魔法使いは大抵持っている
とこれらのことを武器屋の人が教えてくれた
だってこんなこと俺が知るわけ無いじゃん
「マスターはあんまり常識知らないの~」
「そうなのよ、無意識で私達のこと進化させるぐらいおかしいのよ」
「二人とも厳しいなぁ」
と、二人に厳しいツッコミをされつつも今の話を聞いて驚いたことがある
「俺って騎士団長レベルなの?」
「そうなの~剣術レベル7なの~」
「え?本当なの?それなら尚更おかしいのよ」
「何でだ?」
「だって、普通私よりもMPが高いのだっておかしなことなのよ、それなのに剣術レベルもそんなに高いのはもっとおかしいのよ」
「それなら当然なの~、マスターのスキル見れば分かるの~」
そうだった、マリンには分解や吸収等でステータスを奪うという同じことをするため教えていたが、まだフレアには教えていなかった
「あぁー後で宿に戻ってから教えるな」
「すごく気になるのよ、でも待ってるのよ」
「ありがとな」
「絶対驚くなの~」
そんな約束をしつつ武器選びをすることにした
すると武器屋の店主から
「どんな武器が欲しい?」
と聞かれたので
「剣が欲しいです、予算はそこそこあるので切れ味がよくて刃こぼれしにくいものがいいです」
すると少し悩んだ表情をしてから
「なら少し高くて買い手のつかなかった良い武器がある、持ってくるから待ってろ」
この店主は愛想は悪いが色んなことを教えてくれた良い人だ
一分もせずに戻ってきた店主が持っていたのは刀身が黒く持ち手も黒いという、黒一色の剣だった
「まぁ高いって他にも不気味だとか言って買わない奴も多かった代物だ、気に入らなかったら言ってくれ」
「少し持って見てもいいですか?」
「構わない、試し切り用の物はそれを使ってくれ」
そう言われて指を指した方を見ると木片と固そうな何かが置いてあった
まぁ見た目はこの際気にしないもし三年前くらいならカッコいい!何て思ったかもしれないが
まぁそんな黒歴史はさておき実際に剣を持って見ると手に馴染む気がする
そして、試し切りをすると固そうな物までもが簡単に切れてしまう
例えるなら豆腐を切るような感じだ
試し切りも終えたので店主を呼んだ
「この剣っていくらですか?」
「買うのか?実際にまぁまぁ強いが見てから買う人はいなかったのに」
「まぁ別に見た目もそこまで気になるものではないので、値段を聞いてもいいですか?」
「本当は大金貨一枚するんだが、そんなに高く売れるとは思ってないからな金貨五枚ぐらいでどうだ?」
うーん、まぁ先日のゴブリンキングの報酬で大金貨1枚とホブゴブリンの報酬の大銀貨2枚もらったので金に余裕はある
ただ金貨五枚を一気に払うか迷っているとフレアが
「主様、あの剣からは凄い力を感じるのよ一度鑑定してみればいいと思うのよ、それにあんなに簡単に切れる剣をまぁまぁとは言わないと思うのよ」
と言われて鑑定してみると
武器名  黒焔
武器スキル  鑑定レベルが足りないため表示できません
まぁフレアの言う通りこれがまぁまぁの剣なら凄い剣はどんな剣なのか聞きたい所だが
「フレア、武器スキルってなんだ?」
「もしかしてその武器に付いてるの?」
「あぁ、名前は見れたが武器スキルが鑑定スキルが低くて見れないらしい」
「武器スキルのある武器はユニーク武器と言って多分大金貨じゃすまないレベルのはずなのよ、多分だけど主様の鑑定スキルが高いからあるということがわかるだけで普通は見えないと思うのよ」
つまり、買った方がいいってことだなまぁ武器スキルがどんな効果かは知らないが強い武器なら買おうと思う
まぁ何となくこの武器が馴染むと思ったのも理由の一つだが
「その武器買います」
そう言って俺は黒一色の剣“黒焔”を手に入れた
宿に帰ってからのフレア
「こんなスキルを持ってるなんてやっぱり主様はおかしいのよ」
といつも通り驚かされたフレアであった
今回はここまでです
武器の名前を考えるのに苦労しました
ちなみに武器名は黒焔と読みます
感想や指摘等ありましたらコメントお願いします!
そう、武器と防具についてである
まぁ、武器はゴブリンとかゴブリンキングの持っていたもので代用してきたが、やはり新品が欲しくなってしまったため買いたいと思ってしまった
言っていなかったが武器に関しては大まかに二種類ある
一つ目は近接戦闘型用の武器
主に剣や斧、槍なんかもここに入る
二つ目は遠距離戦闘型用の武器
こちらは魔法使い等の杖や弓なんかがこれに該当する
ここで武器スキルについても紹介しよう
例えば剣のスキルレベルが1の人とスキルレベルが無い人で戦った場合スキルレベル1の方が圧倒的に強いこれは、恩恵のようでどんなに鍛練していても実際に魔物を倒している人の方がスキルレベルの上がり方が早くなりそうしてスキルレベルが上がった相手には鍛練はほとんど意味が無くなる
しかし、スキルレベルが同じ場合は話が違う
スキルレベルが同じで鍛練している人と鍛練していない人では鍛練している人の方が強くなるということだ
ちなみに武器スキルはレベル7だと騎士団長レベルで
これ以上はほとんどいない
まぁほとんどいないだけでいることにはいるらしい
杖スキルの方は、持っていると魔法の威力と、発射速度が少し上がる
スキルレベルが高いほど威力と速度が大きく上がるため魔法使いは大抵持っている
とこれらのことを武器屋の人が教えてくれた
だってこんなこと俺が知るわけ無いじゃん
「マスターはあんまり常識知らないの~」
「そうなのよ、無意識で私達のこと進化させるぐらいおかしいのよ」
「二人とも厳しいなぁ」
と、二人に厳しいツッコミをされつつも今の話を聞いて驚いたことがある
「俺って騎士団長レベルなの?」
「そうなの~剣術レベル7なの~」
「え?本当なの?それなら尚更おかしいのよ」
「何でだ?」
「だって、普通私よりもMPが高いのだっておかしなことなのよ、それなのに剣術レベルもそんなに高いのはもっとおかしいのよ」
「それなら当然なの~、マスターのスキル見れば分かるの~」
そうだった、マリンには分解や吸収等でステータスを奪うという同じことをするため教えていたが、まだフレアには教えていなかった
「あぁー後で宿に戻ってから教えるな」
「すごく気になるのよ、でも待ってるのよ」
「ありがとな」
「絶対驚くなの~」
そんな約束をしつつ武器選びをすることにした
すると武器屋の店主から
「どんな武器が欲しい?」
と聞かれたので
「剣が欲しいです、予算はそこそこあるので切れ味がよくて刃こぼれしにくいものがいいです」
すると少し悩んだ表情をしてから
「なら少し高くて買い手のつかなかった良い武器がある、持ってくるから待ってろ」
この店主は愛想は悪いが色んなことを教えてくれた良い人だ
一分もせずに戻ってきた店主が持っていたのは刀身が黒く持ち手も黒いという、黒一色の剣だった
「まぁ高いって他にも不気味だとか言って買わない奴も多かった代物だ、気に入らなかったら言ってくれ」
「少し持って見てもいいですか?」
「構わない、試し切り用の物はそれを使ってくれ」
そう言われて指を指した方を見ると木片と固そうな何かが置いてあった
まぁ見た目はこの際気にしないもし三年前くらいならカッコいい!何て思ったかもしれないが
まぁそんな黒歴史はさておき実際に剣を持って見ると手に馴染む気がする
そして、試し切りをすると固そうな物までもが簡単に切れてしまう
例えるなら豆腐を切るような感じだ
試し切りも終えたので店主を呼んだ
「この剣っていくらですか?」
「買うのか?実際にまぁまぁ強いが見てから買う人はいなかったのに」
「まぁ別に見た目もそこまで気になるものではないので、値段を聞いてもいいですか?」
「本当は大金貨一枚するんだが、そんなに高く売れるとは思ってないからな金貨五枚ぐらいでどうだ?」
うーん、まぁ先日のゴブリンキングの報酬で大金貨1枚とホブゴブリンの報酬の大銀貨2枚もらったので金に余裕はある
ただ金貨五枚を一気に払うか迷っているとフレアが
「主様、あの剣からは凄い力を感じるのよ一度鑑定してみればいいと思うのよ、それにあんなに簡単に切れる剣をまぁまぁとは言わないと思うのよ」
と言われて鑑定してみると
武器名  黒焔
武器スキル  鑑定レベルが足りないため表示できません
まぁフレアの言う通りこれがまぁまぁの剣なら凄い剣はどんな剣なのか聞きたい所だが
「フレア、武器スキルってなんだ?」
「もしかしてその武器に付いてるの?」
「あぁ、名前は見れたが武器スキルが鑑定スキルが低くて見れないらしい」
「武器スキルのある武器はユニーク武器と言って多分大金貨じゃすまないレベルのはずなのよ、多分だけど主様の鑑定スキルが高いからあるということがわかるだけで普通は見えないと思うのよ」
つまり、買った方がいいってことだなまぁ武器スキルがどんな効果かは知らないが強い武器なら買おうと思う
まぁ何となくこの武器が馴染むと思ったのも理由の一つだが
「その武器買います」
そう言って俺は黒一色の剣“黒焔”を手に入れた
宿に帰ってからのフレア
「こんなスキルを持ってるなんてやっぱり主様はおかしいのよ」
といつも通り驚かされたフレアであった
今回はここまでです
武器の名前を考えるのに苦労しました
ちなみに武器名は黒焔と読みます
感想や指摘等ありましたらコメントお願いします!
「冒険」の人気作品
書籍化作品
-
-
125
-
-
124
-
-
4
-
-
23252
-
-
3087
-
-
37
-
-
4405
-
-
439
-
-
0
コメント
ノベルバユーザー310507
黒焔…つまり闇の炎…ダークフレイムマスターになるとでもいうのか…
ノベルバユーザー297118
元から名前が決まっている ズバリそれは 育成しない系の武器では!!!
ノベルバユーザー275924
くろほむらかとおもった
ノベルバユーザー254249
できれば武器に自分で名付けして欲しかった