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あらすじ
不定期に更新
ー時は幕末、人と妖-あやかし-の世界が混雑する京の都ー
季節外れに咲く大きな桜の元、少女は目を覚ます…
名は「狂華」狂う華と呼ばれた名は、人にも妖にも一目おかれた…人にも妖にも心を閉ざし信じることをやめた狂華に手を差し伸べる者達がそこにはいた……
―あれー?土方さーんなんかいますよ〜―
新撰組 一番隊組長 沖田総司-おきた そうじ-
―逃げるな。フッいや、逃げる気はねぇ見てぇだな―
新撰組 副長 土方歳三-ひじかた としぞう-
―あんた、本当に人か?―
新撰組三番隊組長 斎藤一-さいとう はじめ-
―俺は原田左之助-はらだ さのすけ-新撰組唯一の槍使いさ―
―俺は藤堂平助-とうどう へいすけ-幹部の最年少だから呼び捨てでいいよ〜―
―賑やかだろ?お前も少しは気を楽にな?―
新撰組は八番隊組長 永倉新八-ながくら しんぱち-
―ハハハッ。ここは男所帯だから不便だとは思うがまぁ、ゆっくりしてくれ―
新撰組 局長 近藤勇-こんどう いさみ-
―わしは、こうなることは分かっていた。
狂華、お前はここで学べ己について―
―私はあの不器用なあの人をずっと支えます―
壬生浪士組 筆頭局長 芹沢鴨-せりざわ かも-
その妻 お梅
狂華は彼らの手をとるのか…
そして閉ざした心を開くことが出来るのか…