氷炎騎士の騎校生活(スクールライフ)

真木 輝

合宿⑨

アリスが動き出した

次は、三段階で、行くわ

右、左、そして背後よ!


おそらくアリスは同じ手でくる

そこが狙い目だ

まずは、右だ

次は左

最後は・・・・

「・・・・・・」

突如分厚い氷が出現した

そんなの全く意味ないわ

そのまま氷に突っ込んで、斬り裂いて私の勝ちよ

「終わりよ、秋風!」

「いいや、負けるのはお前だ、アリス!」

な、なんですって

私は確かに、秋風の背後を取ったはず

なら、なんで秋風の正面にいるのよ

「屈折だよ」

なっ、屈折 ︎

あの短時間でこんなことを考えたの⁈

けど・・・

こんな、強くてかっこいい騎士がいたのね
日本に来てよかった・・・・

秋風が、喉元に剣を突きつける

「勝者、東山 秋風」

会場が騒つく

「あいつ、やりやがった」

「レベルたけー」



「負けたわ、まさか屈折を利用してくるなんて」

秋風は、屈折した後のある程度の位置予測し

そこに剣を構えたのだ

「いや、アリスは本当に強い」

実際どっちか勝ってもおかしくなかった

「また、戦おう、アリス」

「次は負けないわ」

2人は握手を交わした

約束の握手を

これで2日目の日程が終了した

その時、

「ヘイ、オフタリサン」

マイケルが声をかけてきた

「キミタチハ、ツヨイネ」

「ドウダイ、ソツギョウシタラ、WKUヘコナイカイ?」

「はい、是非お願いします」

「ウレシイネ」

「キミ、ナマエハ?」

「東山 秋風です」

「トウザン?」

「マサカ、エンイチロー   ト    マスズ    ノ   チャイルド       
   カイ?」

「はい、そうですが」

「ソレハ、タノシミデスネ」

コンナ、ストロング チャイルド  ガ  イタトハ  

そう言ってマイケルは去っていった

「俺たちも合宿所へ戻るか」

「そうね」

そう言って、秋風とアリスは訓練場を後にした

その後秋風たちは、飯を食べ

お風呂に入った

そして夜は1時間だけの自由時間が与えられた


「合宿と言えばー、なんでしょうか? アリスっち」

「トランプ?」

アリスは首を傾げていう

「ブッブー、正解は・・・・」

「恋バナだー」

イェーイ、部屋が盛り上がる

「アリスっちは、顔赤いけど、もしかして・・・」

「ち、違うわ。お風呂でのぼせただけよ」

アリスが焦っている

「嘘をつくな、アリスっち、揉むわよ」

優樹菜が、手をわしわしさせている

「やめてよ」

「まぁいっか、私はアリスっちは、秋風くんのこと好きかと思ってたんだけどなぁ」

アリスの顔が一気に赤くなった

「やっぱり、そうなのね、詳しく聞かせなさい!」

その瞬間、優樹菜がアリスに襲いかかる

「な、なんだこのでかい胸は、けしからん」

「あっ、優樹菜〜許して、い、言うから〜」

「全部話すからぁ〜、だからやめて〜」


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