邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜
第三百三十八話 神智魔術
8章 復活儀式
「復元完了です。やっぱり神器でしたね。といっても、下級の神のものなのであまり力はないですが」
神智術書 ☆X
読破者は神智魔術使用可能
装備者は魔術に対する耐性を獲得し、しよう魔力が減少し、魔法の効果が向上する。
魔力を貯めておき、非常時に内部魔力を装備者の魔法行使に使用可能
「神智魔術ってなんですか?」
『神の奇跡と呼ばれるものだな。要は神格にかかわらず一定量の魔力さえあれば小規模に限るが大地の操作や海を割ったりできる。流石に大規模な操作については該当する神格を持つ者でないと不可能だがな』
「それって、師匠使えるんですか?見た感じ魔力足りなさそうですけど……」
そう言いながらシグレは自らの手の中にある黒革の本を開き、パラパラとページをめくっていく。
「一通り読みましたが、基本的に魔術の使い方が載っているだけですね。
特徴的なのは神智魔術と呼ばれる神族が「神の奇跡」を起こすための魔術が載ってるくらいですかね?」
「な、なにぃ!いますぐそれを寄越すんじゃ!これは師匠命令じゃ!はようせい!」
「もう少しお待ちください師匠」
一通りのページパラパラとめくり、思考加速を駆使して数秒程度で過去の神器を読み解いたシグレは、「神の奇跡」と聞いた瞬間に飛びかかってきたセフィロを回避しつつ、万が一にも呪いが施されていないかを確かめるために数十秒ほど自らの神の目で持って観察し、呪いがないことを確信したところで隣で子供のようにせがんでくるセフィロに神器を手渡した。
『あーあ、没頭しちゃってるよ。こりゃ向こう一日は帰ってこないね』
「こっちはこっちで勝手に動きますか。もともと悪魔の心臓届けにきただけですし」
『しかしまあタイムリーだよねぇ。時が戻せる弟子がいて、ちょうどそれが必要な遺産があったり、莫大な魔力を必要とする魔術を習得したと思ったら、弟子が魔力タンク持ってきてたり』
『その話だけ聞くと師匠がひたすらに無能のようにしか聞こえんな……』
「大賢者のはずなんですけどねぇ……」
『覚書を残してさっさと他のとこ行っちゃう弟子ひどーい!』
「おちょくらないでくださいクトゥルフ様……というかシルとメル回収しなきゃいけないの忘れてませんか?」
『あ、忘れてたわ』
『もう少し話をちゃんと聞くことだな、封印されしものよ』
『ド正論だから反論できない……』
「それじゃ、行きましょうか」
誤字脱字や作品への意見等ございましたらコメントしていただければ幸いです
(誤字脱字がありましたら、何話かを明記した上で修正点をコメントしていただければ幸いです)
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「一通り読みましたが、基本的に魔術の使い方が載っているだけですね。
特徴的なのは神智魔術と呼ばれる神族が「神の奇跡」を起こすための魔術が載ってるくらいですかね?」
「な、なにぃ!いますぐそれを寄越すんじゃ!これは師匠命令じゃ!はようせい!」
「もう少しお待ちください師匠」
一通りのページパラパラとめくり、思考加速を駆使して数秒程度で過去の神器を読み解いたシグレは、「神の奇跡」と聞いた瞬間に飛びかかってきたセフィロを回避しつつ、万が一にも呪いが施されていないかを確かめるために数十秒ほど自らの神の目で持って観察し、呪いがないことを確信したところで隣で子供のようにせがんでくるセフィロに神器を手渡した。
『あーあ、没頭しちゃってるよ。こりゃ向こう一日は帰ってこないね』
「こっちはこっちで勝手に動きますか。もともと悪魔の心臓届けにきただけですし」
『しかしまあタイムリーだよねぇ。時が戻せる弟子がいて、ちょうどそれが必要な遺産があったり、莫大な魔力を必要とする魔術を習得したと思ったら、弟子が魔力タンク持ってきてたり』
『その話だけ聞くと師匠がひたすらに無能のようにしか聞こえんな……』
「大賢者のはずなんですけどねぇ……」
『覚書を残してさっさと他のとこ行っちゃう弟子ひどーい!』
「おちょくらないでくださいクトゥルフ様……というかシルとメル回収しなきゃいけないの忘れてませんか?」
『あ、忘れてたわ』
『もう少し話をちゃんと聞くことだな、封印されしものよ』
『ド正論だから反論できない……』
「それじゃ、行きましょうか」
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