邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜
第百五十話 拒絶する迷宮
7章 あゝ神よ
「ハァハァハァハァハァハァハア…♡」
「ちょ…アリスさんちょっと待っ…あっ!?舐めないでください!」
出した瞬間転移魔法まで使ったらアリスが深淵に取り付き、その角を舐めまわしていた。
「ハァハァハァハァハァハァハァ……アッ…♡♡」
アリスがビクンビクンとその身を痙攣させ、絶頂している。
零れる涎を拭くことすら忘れ、時折絶頂しながらアリスは深淵を撫で続けていた。
三十分後
「ハァハァハァハァハァハァハァ♡」
「いい加減やめてください」
「ハァハァハァハァハァハァハァ♡」
「よし、アリスさんが近寄ったら自動で全武装展開攻撃をするように__
「すみませんでした」
清々しいまでの手のひら返し。
そのうち手首を複雑骨折しそうな勢いである。
どこか神々しいDOGEZAを披露しながら謝罪の言葉を呟き続けるアリスに対し溜息をつきながらシグレは深淵に搭載された機構、そのひとつを発動させる。
「起動せよ、拒絶する迷宮」
シグレの声と同時に、DOGEZAしていたアリスと深淵の間に黒い壁がせり上がり、アリスから深淵を完全に隠した。
「えっ。ちょっ…なにこれなにこれなにこれ!教えて!ねえ教えて!」
再びハイになったアリスは深淵へと向かっていくが黒い壁に到達する前に見えない何かに弾き飛ばされるようにして後方に吹き飛んだ。
それでもめげずに突進したが尽く跳ね返され、最後の策としてシグレに質問してきたようである。
「はいはい、わかったので落ち着いてください」
「よし落ち着いた。教えて先生!」
言った瞬間すぐに正座で座るアリス、最早芸ではなかろうか…
「今のは深淵に内蔵されている魔法展開機構が発動したんですよ」
「魔法展開機構?」
「原理としてはレコードに近いですかね?
魔法巻物のように魔法を刻んだ1mm程のディスクを入れ替えて、そこに周囲から集めた魔力を供給することで魔法を発動させています」
「対象の選択や範囲の指定は?」
先程の淫らな雰囲気は消え去って本気の声音でアリスがシグレを問いただす。
「人工知能に任せています」
「なるほど、ゴーレムと言うよりかは人造人間に近いのね」
「よし、協力するから早く実践テストしましょう!」
既に数十体のゴーレムを召喚したアリスが息を荒らげて催促してくる。
「ええ、分かりました。よろしくお願いします」
長い…本当に長い伏線だった。
因みにAMOでの人工知能は人造人間のための擬似脳という認識です(錬金術で体を作っても思考能力はないため、擬似脳を移植しなければいけません)
因みに、AMOで人造人間を作ったのは旧魔導文明の人間であり、現在は擬似脳の制作法が失伝したため文献にのみ出現する失われた技術となっているのです
アリスが驚いてないのはもう慣れたからです
いいね2400ありがとうございます!
これからも努力していきます!
誤字脱字や作品への意見等ございましたらコメントしていただければ幸いです
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(IDはあらすじにあります)
「ハァハァハァハァハァハァハア…♡」
「ちょ…アリスさんちょっと待っ…あっ!?舐めないでください!」
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「ハァハァハァハァハァハァハァ♡」
「よし、アリスさんが近寄ったら自動で全武装展開攻撃をするように__
「すみませんでした」
清々しいまでの手のひら返し。
そのうち手首を複雑骨折しそうな勢いである。
どこか神々しいDOGEZAを披露しながら謝罪の言葉を呟き続けるアリスに対し溜息をつきながらシグレは深淵に搭載された機構、そのひとつを発動させる。
「起動せよ、拒絶する迷宮」
シグレの声と同時に、DOGEZAしていたアリスと深淵の間に黒い壁がせり上がり、アリスから深淵を完全に隠した。
「えっ。ちょっ…なにこれなにこれなにこれ!教えて!ねえ教えて!」
再びハイになったアリスは深淵へと向かっていくが黒い壁に到達する前に見えない何かに弾き飛ばされるようにして後方に吹き飛んだ。
それでもめげずに突進したが尽く跳ね返され、最後の策としてシグレに質問してきたようである。
「はいはい、わかったので落ち着いてください」
「よし落ち着いた。教えて先生!」
言った瞬間すぐに正座で座るアリス、最早芸ではなかろうか…
「今のは深淵に内蔵されている魔法展開機構が発動したんですよ」
「魔法展開機構?」
「原理としてはレコードに近いですかね?
魔法巻物のように魔法を刻んだ1mm程のディスクを入れ替えて、そこに周囲から集めた魔力を供給することで魔法を発動させています」
「対象の選択や範囲の指定は?」
先程の淫らな雰囲気は消え去って本気の声音でアリスがシグレを問いただす。
「人工知能に任せています」
「なるほど、ゴーレムと言うよりかは人造人間に近いのね」
「よし、協力するから早く実践テストしましょう!」
既に数十体のゴーレムを召喚したアリスが息を荒らげて催促してくる。
「ええ、分かりました。よろしくお願いします」
長い…本当に長い伏線だった。
因みにAMOでの人工知能は人造人間のための擬似脳という認識です(錬金術で体を作っても思考能力はないため、擬似脳を移植しなければいけません)
因みに、AMOで人造人間を作ったのは旧魔導文明の人間であり、現在は擬似脳の制作法が失伝したため文献にのみ出現する失われた技術となっているのです
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