邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜

クロシヲ

SS 妹達の二人旅 伍

SS一章 『妹たちの二人旅』


「おいお前ら!死にたくなかったら
「うるさい」
「ギャァァァァァァァァ!!」

ぽかぽかとした陽気に包まれる昼下がりに、雰囲気をぶち壊す粗野な叫び声がこだまする。

「もーっ!PK来すぎだよーーーー!」

馬車の中でサンドイッチをかじりながら遊理は皐月に泣きついた。

その際に遊理の口元に付着していたイチゴジャムが皐月の服に付着する。

「もう…ジャムをつけないでください。まあPKは確かに多いですね」

「最近は冒険者様のおかげで各都市の交流が盛んになっておりますからなぁ!
いやはや、ありがたいものです」

光となって消えていくPKを横目に魔法で服を洗いながら皐月がそう言うと、御者台に乗る男がそう語り出す。

「このファーフェイル王国もこれからもっと盛んになっていくことでしょう」

そう語るその男の名はクーリ、如何も中年といった感じで腹の出たおっさんである。

ちなみにハゲではない。
ちなみにハゲではない。
大事なことなのでry)以下略

閑話休題これ書く前に本場のイチゴジャムサンドイッチ食べて来た

たまに出てくるモンスターを蹂躙しつつ一行は始まりの街へと馬車を進めていく。

「よしいけ!マキバオー!」
「そいつの名前はサイトなんですが…」

そんな一幕をはさんだりして、2人は始まりの街などに到着し、食料を補給
するために馬車を降り、馬車の整備や飼葉を買ってくると言うクーリと別れて、2人は散策を始める。

数十分後

「これくらいで十分ですかね。クーリさんのところに戻りましょう」
「おっけい〜!」

そうして戻ってくると、クーリと馬車が囲まれていた。

「…だからよォ…言ってんだろぉ?早く俺達をプレリュードまで連れていけってよ!」

「お断りします」

「あぁ!?俺らに逆らうってのか?このNPC風情が!」

「あ」

「いよっしゃ現行犯!」

男がその言葉を発すると同時に1人のプレイヤーが通報したのか兵士が現れ、男達はドナドナされて行った。

「災難でしたね」

「ええ、全くです。が、それはそれとして、馬車の修理に手間取っておりまして…今日はこの街に泊まりたいのですが…」

「わかりました」

そうして、夜は更けてゆく


はい、やっと国の名前が出たね

すいません!クロシヲがアホなせいで更新日時を間違えました!
<(_ _)>

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(IDはあらすじにあります)


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