邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜

クロシヲ

閑話 人形、そして悪魔

5章 蹂躙


轟音が聞こえる。

「行かなきゃ…」

フブキを塵にしたのちに遠方で今も行われている戦闘の音を聞きながら人形はそちらに向かって移動していく。
そして、人形は過去を思い返す。

彼は惨めだった。

現実リアルでもゲームでも、やること全てがうまくいかない。

故に、彼は誰からも期待されず、誰からも話しかけられず、誰からも必要とされなかった。

皆が自分をいないように扱う。 そんな状況の中、彼は次第に人間ではなくなっていった。
ただ言われたことを実行するだけの物言わぬ人形になった。

そして、無為な時間を過ごす人形にひとりの転校生おとこがやってくる。

その男は勉強はできるが性格になんがあった。いわゆる問題児である。

「オイ!お前!俺様の部下になれ!」

それがのちにAMOでマリスと呼ばれるようになる少年との出会いだった。

物言わぬ奴隷が欲しかったのか、純粋に憐憫のために救おうと思ったのか、今となってはわからない。

一つ事実としてあるのは、自分を少しでも人間にしてくれた悪魔に、人形は魂さえも売れるほど心酔しているといことである。
信仰と置き換えてもいいかもしれない。

人形は、悪魔のためなら比喩抜きでなんでもする。
それは人形の中で決定事項である。

自分の信ずるもののため、人形は戦場に身を投じる。


はい、短くてすいませんm(_ _)m

いや風邪がやばくなってですね(執筆時現在40.8℃)

というかこう言う話書くの苦手(´・ω・`)

書かなきゃいいって?その通りです(´・ω・`)

誤字脱字等ございましたらコメントしていただければ幸いです

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コメント

  • ノベルバユーザー177604

    誤字 
    その男は勉強はできるが「正確」になんがあった。いわゆる問題児である
    の所なのですが、性格では?

    1
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