第六十一話 PTのお誘い

4.5章イベントの準備

とりあえずレベル上げのために森に行こうとするとまた誰かから呼び止められました。
フブキさんみたいに面倒なのは嫌なんですけどね。
私を呼び止めたのは五人組のPTでした。
このゲームAMOのPTの人数は最大六人のはずなのでおかしいですね。人数が足りていないんでしょうか？

「なあ、君」

リーダーらしき剣士風の青年が話しかけてきました。

「君は見たところ初心者だろう？僕たちとPTを組まないか？」

なるほど、そうきましたか。
確かに今私は犬王の革鎧を不可視状態にしているので見た目はシャツとズボンなんですよね。
アクセサリー系も見えませんし、鑑定があれば見えますけど持っていないか使わなかったようです。
でもそれだと生産職とも取れるはずです。

「なぜ私が戦闘職だと？」

「勘かな、広場のベンチに座っても作業とかしてなかったし」

「わかりました。それでどこに行くんですか？」

「入ってくれるのか！有難い。それで場所だが今回は始まりの草原に行こう。森はまだ危なすぎるしな。草原のボス討伐が今回の目標だ」

というかこの人たちって森を危ないと言ってる時点でただの中堅かそれ以下でしょう。
多分誘った理由も始まりの草原のボスが倒せないから人を増やそう！って感じでしょうね

「わかりました」

心配になったので少し覗かせてもらいますよ

まずリーダーの剣士さん

名前:フリード
種族:人族Lv.2
職業:戦士Lv.3

心器:『　　』未開放

SP残り:0
GP残り:0
ステータス
STR:10　VIT:10　AGI:6　DEX:5　INT:5
POW:5　LUK:5
スキル
剣術Lv.2 HP自動回復Lv.1 STR強化Lv.2
AGI強化Lv.1 VIT強化Lv.3 疾走Lv.1 盾術Lv.2

称号

装備
武器: どうのつるぎ
　　どうのたて
防具:どうのよろい
アクセサリー
指輪:
首飾り:

なにこれひどい
念のためもう一人確認して確定かどうか決めましょう

名前:クオリア
種族:人族Lv.2
職業:魔法使いLv.3

心器:『　　』未開放

SP残り:0
GP残り:0
ステータス
STR:5　VIT:5　AGI:5　DEX:5　INT:12
POW:6　LUK:5
スキル
魔力操作Lv.2 火魔法Lv.2 INT強化Lv.3 POW強化Lv.1
魔法強化Lv.2 杖術Lv.1 MP回復速度上昇Lv.1

装備
武器:かしのつえ
防具:ぬののふく
アクセサリー
指輪:
首飾り:

あーうん初心者確定ですね。
とりあえずピックの試しがてら久しぶりのPTプレイと行きましようか

唐突なドラクエ感

ちなみにクロシヲはドラクエは全作やってます
そして皆と同じくドラクエ6のトラウママジンガ先生に叩き潰されてるので笑っていいぞ(34敗)

昨日も書きましたが表紙をてきとーに作ってみた(著作権とかは多分大丈夫)

今回から大会までの小話たいな感じです。
掲示板回は大会直前にやります。

誤字脱字等ございましたらコメントしていただければ幸いです

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