邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜

クロシヲ

第三十四話 来客

3章 イベントとその先


さてすっかり夜も更けて今は日本でいう逢魔が時、そんな時にシグレはある意味お化けよりも恐ろしいものの襲撃を受けていた。

犯罪者レッドとは…厄介なのが来たものである。

「有り金とアイテム全部置いてけ!そうすりゃぶち殺さないでおいてやるぜ?」

「お断りします」

少しここでPVP対プレイヤー戦闘の練習でもしようかと腰をあげたシグレに対し、男の1人はへらへらと笑いながら近づいてくる。

「お〜いお嬢さんよぉ、聞いてんのか?俺はいま「有り金とアイテムを全部置いてけ」といったんだぜ?殺されたくなきゃさっさとしな?それともお前さんが俺たちの相手をしてくれんのかぁ?」

下卑た笑みを浮かべながら男たちがにじり寄ってくる。

「だから、わたしもいったでしょう?
「お断りします」と」

その言葉と同時にシグレの胸に手を伸ばしていた男の手が地におちる。

「うわぁぁっぁぁっぁぁぁぁあ!俺の手がぁぁぁぁっぁぁ!」

「てんめぇ!よくも!」

腕を切り落とされた男以外の男全員がシグレに一斉に襲いかかる。

「おらぁ、食らいやがれ!〔唐竹割り〕!」

そういうと一人の男の持つ斧が赤い光に包まれ男のステータス値は分からずとも絶対に素では出せないスピードで大上段から振り下ろされました
なるほどあれが〔武技〕ですか、本来武器を扱えない人のための技ですね、システムアシストで早くはなりますが武技の発動中は動きが固定されるのでカウンターに弱かったり色々不具合があるので
一部のものは使うかもしれませんが大体は私にとってはいらないものですね

「くそっ!避けるなっ!〔唐竹割り〕!」

斧の刃が当たる寸前に回避し、すぐさま斬りふせる。

さて、大体の犯罪者レッドは片付いたようである。

そして、木の上から何かが投擲される。
瞬間、盾で防御して声をかける

「お願いしますね、皐月ちゃん」

「わかりました、お兄様」

「私もいるんだけどなぁ…お兄さんひどい」

数分後

犯罪者レッドからのドロップに面白いものがありました。

石のピック

石でできたピック、脆く、威力もそこまでない

ピック、まあいわゆる投擲針である。
使えそうなので邪黒石で量産してやろう。

『ヒャッハー!魔改造してやるぜー!』

『やめてください、あなた絶対即死(大)とかつける気でしょ』

『思考読まないで…』

マジでそれやったらGM飛んでくる問題である。


壊れないピックって…

なぜ二人娘は時雨の元にこれたのでしょう?

次回は閑話です

ここら辺投稿日間違えてるかも知れませんが許してください

地獄門の説明に修正を入れました

誤字脱字等ございましたらコメントしていただければ幸いです



コメント

  • ノベルバユーザー288573

    聞いてんのか?俺はいま「有り金と金を全部置いてけ」←有り金とアイテム

    1
  • ノベルバユーザー288573

    ある意味お化けよりも恐ろし鋳物←笑った

    1
  • クロシヲ

    投げ針のことをピックと言います
    分かりにくくてすいません

    1
  • レイ・ブラドル・ドラニス

    ピックに即死付けてどうすんだよって思ったけどピッキングの方じゃなくて針とかギター?引く時の奴の方か……

    1
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