変わってゆく僕
第六話 涙
息を止めてしまった。頭の中が真っ白になった。
お父さんは何も答えなかった。
「出てけって!!」
お母さんが怒鳴った。体が、ビクッとした。
「あんたの全部が嫌なんだよ。なんで結婚したんだろ。嫌いなご飯残すところ、家事を手伝わないところ、いびきがうるさいところ、一つ一つの行動が、言動がトロいし、ストレスを与えてくるところ。全部、全部嫌いなんだよ、だから出てけって!!!!」
お母さんは、全て言い放った。恐かった。
私は、泣いていた。大声で。
「ほら、あんたのせいで萌果が泣いたじゃん!!泣きやませろよ、ほら早く!」
恐い。やめてほしい。
「萌果、ごめん。ごめんよ。お父さんのせいだよね。ごめん。ごめん。許して。萌果、ごめん。」
私の前に来て、お父さんは謝り続ける。涙は増すばかり。
お父さんは何も答えなかった。
「出てけって!!」
お母さんが怒鳴った。体が、ビクッとした。
「あんたの全部が嫌なんだよ。なんで結婚したんだろ。嫌いなご飯残すところ、家事を手伝わないところ、いびきがうるさいところ、一つ一つの行動が、言動がトロいし、ストレスを与えてくるところ。全部、全部嫌いなんだよ、だから出てけって!!!!」
お母さんは、全て言い放った。恐かった。
私は、泣いていた。大声で。
「ほら、あんたのせいで萌果が泣いたじゃん!!泣きやませろよ、ほら早く!」
恐い。やめてほしい。
「萌果、ごめん。ごめんよ。お父さんのせいだよね。ごめん。ごめん。許して。萌果、ごめん。」
私の前に来て、お父さんは謝り続ける。涙は増すばかり。
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