チート・ご都合主義いらないけどハーレムいります
番外編3 マリーとシアが家に来る
これはマリーとシアが無詠唱の魔法の特訓として俺の家に来た時のお話。
「少し疲れたな。今日はここまでにするか」
「そうね。私は相当疲れたわ」
「私も疲れました」
俺は昔から魔力量をあげていた為、そこまで疲れはしないけど二人は違うはずだ。
「それでどうする?今日俺の家でご飯でも食べていくか?」
もう夕方だし、寮では時間制でもうご飯の時間は過ぎているような気がする。
決して俺が二人と食べたいから時間を延ばしたわけではない。
.......ちょっとだけ下心はありました。ごめんなさい。リリア、セシリア。
「私はそれで全然構わないんだけど親がご飯作るんだから迷惑でしょ?」
「いや。それに関しては多分大丈夫と思う」
マリーはいつもは傍若無人な感じなのだが、こういう時の礼儀はきちんと弁えているらしい。
「そうですね。私も迷惑でないのなら頂いて行きます」
全員がそう言ったので俺は玄関で確認する。
「母さん。今日マリー達もご飯の分」
お願い出来るかと言おうとしたが、
「あれ?もう終わったの?それじゃご飯食べて行って。今日皆の分も作ってるから」
そうだと思った。
後ろの二人もそれを聞いて苦笑いしていた。
そう。俺はこの時は安心しきっていた。楽しい夜ご飯になると。
「そういえばレイは二人のどちらかと付き合ってるのか?」
親父のこの空気の読めない所は本当にタマそっくりだと思う。
そのおかげで今この場でご飯を食べているのは空気の読めないタマと双子の妹だけだ。
どうしてくれんだよ。この雰囲気。
ただ今回は母も気になるのか親父を怒ったりしていないが私は気にしてませんよ感を出しながら耳だけはこちらを向けている。アネットもそんな感じだ。
この世界でも女性は恋バナが好きなようだ。
「......二人共付き合ってないよ」
そう答えるしかない。
「そうなのか?俺はてっきり二人とも好きで告白しているのかと思ったぞ」
親父は笑いながら言ってくる。
鋭い!何でこういう時は鋭いんだよ。告白はしてないけど確かに好きなんだから止めてくれ!
そして二人とも何でこっちをチラチラ見てんだよ!勘違いするぞ!
「けどマリーちゃんとシアちゃんはどうなの?」
更なる爆発発言を母が言う。
確かに気になるけども!
「.......何チラチラ見てんのよ!」
マリーに言われ俺もどうやら無意識で二人の方をチラチラ見ていたことに気付いた。
しょうがないじゃん!気になるんだから!
「いえいえ。私は今の所は付き合ってませんよ。お義父さん。お義母さん」
シアの言葉に俺とマリー、アネットが驚いてシアの方を見てしまう。
俺なんてリアルでお茶を吹き飛ばしてしまった。
タマと双子の妹以外全員箸を落としている。
こいつ何言ってくれてんの?
ほんとに勘違いするぞ!
そんな俺の事など露知らず親父と母は震えていた。
「.......どうしようアンナ。俺お義父さんって一回美人に言われたかったんだよな」
その言葉を聞いて母の表情が変わる。
「あらあらおかしいわね。確かに言われたい気持ちは分かりますがここにもあなたの好きな美人がいる筈なんですけどね」
そう言って親父の首を絞める母。
「.......ちょ。アンナ、誤解だ。お前以上の美人はいない」
母はその言葉を聞いた瞬間に首を絞めるのを止め、
「あら。お父さんったら」
二人が喧嘩したと思ったらすぐにイチャイチャしだす。
ていうか母さんチョロすぎだろ。
一応ここにマリーとシアがいるから恥ずかしい。ほんと止めてくれ。
「レイの家族って面白いわよね」
「まあ、確かに面白いけどな」
マリーに言われ、確かに面白い家族だなと思ってしまう。
「それよりもシア、変な事言うのは止めてくれ」
「何の事か分かりませんね。教えてくれませんか?」
笑顔で言うの止めて!怖いけど可愛いから何も言えない!
俺はここで悟った。
この二人をご飯に誘うのは心構えが必要だと。
レイロードは修羅場で新たな教訓を身に付けた。
ここでご飯に誘わないという所が流石である。
「少し疲れたな。今日はここまでにするか」
「そうね。私は相当疲れたわ」
「私も疲れました」
俺は昔から魔力量をあげていた為、そこまで疲れはしないけど二人は違うはずだ。
「それでどうする?今日俺の家でご飯でも食べていくか?」
もう夕方だし、寮では時間制でもうご飯の時間は過ぎているような気がする。
決して俺が二人と食べたいから時間を延ばしたわけではない。
.......ちょっとだけ下心はありました。ごめんなさい。リリア、セシリア。
「私はそれで全然構わないんだけど親がご飯作るんだから迷惑でしょ?」
「いや。それに関しては多分大丈夫と思う」
マリーはいつもは傍若無人な感じなのだが、こういう時の礼儀はきちんと弁えているらしい。
「そうですね。私も迷惑でないのなら頂いて行きます」
全員がそう言ったので俺は玄関で確認する。
「母さん。今日マリー達もご飯の分」
お願い出来るかと言おうとしたが、
「あれ?もう終わったの?それじゃご飯食べて行って。今日皆の分も作ってるから」
そうだと思った。
後ろの二人もそれを聞いて苦笑いしていた。
そう。俺はこの時は安心しきっていた。楽しい夜ご飯になると。
「そういえばレイは二人のどちらかと付き合ってるのか?」
親父のこの空気の読めない所は本当にタマそっくりだと思う。
そのおかげで今この場でご飯を食べているのは空気の読めないタマと双子の妹だけだ。
どうしてくれんだよ。この雰囲気。
ただ今回は母も気になるのか親父を怒ったりしていないが私は気にしてませんよ感を出しながら耳だけはこちらを向けている。アネットもそんな感じだ。
この世界でも女性は恋バナが好きなようだ。
「......二人共付き合ってないよ」
そう答えるしかない。
「そうなのか?俺はてっきり二人とも好きで告白しているのかと思ったぞ」
親父は笑いながら言ってくる。
鋭い!何でこういう時は鋭いんだよ。告白はしてないけど確かに好きなんだから止めてくれ!
そして二人とも何でこっちをチラチラ見てんだよ!勘違いするぞ!
「けどマリーちゃんとシアちゃんはどうなの?」
更なる爆発発言を母が言う。
確かに気になるけども!
「.......何チラチラ見てんのよ!」
マリーに言われ俺もどうやら無意識で二人の方をチラチラ見ていたことに気付いた。
しょうがないじゃん!気になるんだから!
「いえいえ。私は今の所は付き合ってませんよ。お義父さん。お義母さん」
シアの言葉に俺とマリー、アネットが驚いてシアの方を見てしまう。
俺なんてリアルでお茶を吹き飛ばしてしまった。
タマと双子の妹以外全員箸を落としている。
こいつ何言ってくれてんの?
ほんとに勘違いするぞ!
そんな俺の事など露知らず親父と母は震えていた。
「.......どうしようアンナ。俺お義父さんって一回美人に言われたかったんだよな」
その言葉を聞いて母の表情が変わる。
「あらあらおかしいわね。確かに言われたい気持ちは分かりますがここにもあなたの好きな美人がいる筈なんですけどね」
そう言って親父の首を絞める母。
「.......ちょ。アンナ、誤解だ。お前以上の美人はいない」
母はその言葉を聞いた瞬間に首を絞めるのを止め、
「あら。お父さんったら」
二人が喧嘩したと思ったらすぐにイチャイチャしだす。
ていうか母さんチョロすぎだろ。
一応ここにマリーとシアがいるから恥ずかしい。ほんと止めてくれ。
「レイの家族って面白いわよね」
「まあ、確かに面白いけどな」
マリーに言われ、確かに面白い家族だなと思ってしまう。
「それよりもシア、変な事言うのは止めてくれ」
「何の事か分かりませんね。教えてくれませんか?」
笑顔で言うの止めて!怖いけど可愛いから何も言えない!
俺はここで悟った。
この二人をご飯に誘うのは心構えが必要だと。
レイロードは修羅場で新たな教訓を身に付けた。
ここでご飯に誘わないという所が流石である。
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